【ATL】戦力分析 野手

こんばんは。とうとうMLBも開幕を迎えようとしています。

昨年は世界一に輝いたブレーブスですが、その躍進を予想していた方はほとんどいないのではないでしょうか。特に、7月にアクーニャJr.が右膝前十字靭帯断裂で離脱した際には多くのファンが今季の地区優勝を諦めたことでしょう。

そこから、その穴をトレードで獲得した4人の外野手で埋めた末にたどり着いた優勝は奇跡と言っても過言ではないと考えています。

ひと冬越え、今季はどのような戦いを見せてくれるのでしょうか。


今回は、私が野手編を担当し、ピロシキさんが投手編を担当する形でお送りします。


さて、現在の陣容はこのようになっています。

捕手から順に見ていきます。

【捕手】

昨年は故障で長期離脱があったダーノーと、昨年進境を見せたコントレラスが中心になってきます。ダーノーは一昨年にSS賞を受賞し、今春も好調。指名打者での起用もあるかもしれません。

コントレラスは粗削りで、長打力や強肩が魅力ですが、フレーミングなど課題は山積。新加入で、2番手捕手のプロフェッショナルとも言えるピーニャの使い方も鍵になってきます。

4番手になるだろうトロンプ、どのような起用になるのでしょうか。

【内野手】

なんと言っても、長年チームを支えたフリーマンが去り、新たにオルソンを迎えました。

精神的支柱を失ったという点は確かにマイナスではあります。ただ、同程度の打力と、MLBトップレベルの堅守を誇る、4歳若い選手を安価に獲得できたことは、将来的にも大きな意義を持つ動きだったと考えています。

地元出身で、ブレーブスファンとして育ったのなら、チームリーダーになることも想像に難くありません。不動の1Bとして、長く活躍してくれることでしょう。

残る3ポジションは昨年同様。マイナー時代、パワーツールを20と評価されながら、30本塁打を放つスラッガーに成長したアルビーズが守る2Bは安泰です。

3Bのライリーは長距離砲としての素質を開花させ33本塁打。それでも課題のアプローチは改善されておらず、昨季同等の成績を残せるかは疑問が残ります。

SSのスワンソンも今年FAイヤーを迎えますが、こちらもアプローチに課題が残ります。昨季27本塁打と、こちらも数字を一気に伸ばしましたが、それ以外は平凡な数字となっています。8番打者、9番打者としては優秀という程度の打力では、全米1位の有望株だったことを考えると寂しいところ。就活のためにも今季は成長を見せてほしいところです。

UTではアルシアが控え、彼にどれくらいの出番が回ってくるか、こちらもチーム状態を推し量る一つの材料となるのではないでしょうか。

【外野手】

大看板アクーニャJr.が開幕には復帰できなかったものの、無事LFのオスーナが帰ってきました。昨季はDVと不振で低調なシーズンを送りましたが、一昨年の活躍…となると高望みしすぎでしょうが、例年の活躍を取り戻せば、大きな強みとなりそうです。

開幕はCFがデュバル、RFがロサリオと、昨年の躍進を支えた途中加入組が守り、攻守両面で安定した戦力としての期待がかかります。

非力ながら俊足のエレディア、強打のディッカーソンと、アクセントになる選手が控えています。プロスペクトのパチェはオルソンのトレードで放出したものの、ウォーターズが残っています。粗削りではありますが、モノになれば大きいといったところでしょうか。

【開幕オーダー】

投稿が間に合わず、開幕戦が始まってしまいました。予想ではなく、開幕オーダーの答え合わせです…。

1 RF ロサリオ

2 1B オルソン

3 3B ライリー

4 LF オスーナ

5 2B アルビーズ

6 CF デュバル

7 C ダーノー

8 DH ディッカーソン

9 SS スワンソン


…DHあるの、新鮮ですね。簡単にはなりますが、今季の陣容の紹介、分析とさせていただきます。

シーズン中も新戦力選手や成績に大きな変動のある選手を中心に詳細な分析を行っていきたいと思います。

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