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まぜそば唆る

「まぜそば」って言葉に目がない
のれんに書いてたらついつい見てしまうし メニューにあったら大抵頼んでしまう

今日なんかは 平日夜にもかかわらず30分電車に揺られながら「まぜそば」を目指した
なかなかのまぜそばぁ(mazesobar)やなと自分でも思う

唆る原因は主に3つ
1つ目は見た目
チャーシューのピンク ネギのグリーン 煮卵のイエローによって彩られたビジュアルは 見るものの気持ちを明るくさせる
インスタ映えが 人生のパスポートのような社会
写真を撮るだけでカンタンに映えが獲得できてしまう存在は 引く手あまたであろう

2つ目は味が想像できないこと
ビジュアルに惑わされ 煮干しまぜそば と聞いてもパッと味がイメージできない
鶏白湯 とか 魚介 とかも同じ
ラーメンであればスープの味を思い出せるので予想はできるが まぜそばは混乱させられ祭で?が5つくらい降ってくる

3つ目は混ぜるのに苦労すること
見た目を壊す寂しさと キチキチに詰まった麺をほどく煩わしさと 折れそうな割り箸への不安感が ストレスを生み出す
が、、麺を口に運んだ瞬間に そのストレスがプラスに作用する
いわゆるジェットコースター効果を生じさせるのだ
モチモチの麺が口の中を占拠することで ドーパミンが大量に放出され 自己肯定感は爆上がり

そんなまぜそばによって 今日も平和が保たれる

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