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『男性育休をNewノーマルに』育児日記 000:意気込み(1)

こんにちは。銭くまです。
これから約1年の間、男性の育児/育児休業について語っていきたいと思います!

我が家にもうすぐ新しい家族が増えます。
簡単な家庭環境や状況は以下の通りです。
第1子のため夫婦そろってワクワクとドキドキです。

【登場人物】
母:"はは" (SPY×FAMILYのパクリ)
父:"ちち"
子:ピヨちゃん🐣
【家庭環境・状況】
・20代後半共働き夫婦
・6月に第1子を迎える予定
・里帰り出産や両親のつきっきりのサポートはなし
・母:生後~1歳まで育休取得(職場復帰予定)
・父:生後~3月末(保育園入園予定)まで育休取得
※保育園の状況によっては1歳になるまで延長する予定

『男性の育休をNewノーマルに』
#0では
なぜ長期育児休業を取得すると決めたのか。
なぜ男性の育休/育児について書こうと決めたのか。
を書いて行きたいと思います。
#1~はピヨちゃん生後の記録を綴っていく予定です。

【特にこんな人に読んで欲しい】
・育児奮闘中のご家族
・赤ちゃんを迎える予定のがるご家族
・すべての男性
・部下が育児休業を取る可能性にある会社員の方々

なぜ長期育児休業を取得しようと思ったのか。

私が長期で育児休業を取得しようと思った理由は大きく3つあります。

  1. 0歳~1歳の育児は今しか経験できないと思った。

  2. 仕事と育児を両立する自信がなかった。(=100%わが子と向き合いたい)

  3. 子供のお世話が出来なくても、妻を支えることは出来ると思った。

それぞれの詳細を語るよりも前に、長期育休を取ることに抱えていた不安について少しお話させてください。

不安①:お金のこと

育児休業を取得するとその期間お給料がもらえなくなってしまいます。
正直、FIREを目指して資産形成はしているので、生活が出来なくなるようなことはありませんでした。会社員であるため育児休業給付金の取得も可能です。※詳細はこちらの記事が分かりやすいです。
・~6ヵ月は月給×67%(上限301,902円)
・7ヵ月目~月給×50%(上限225,300円)

もしも、何もしていないのにお金を貰う事に、後ろめたさを感じる人がいるのであればそれは心配要りません。これまでそれ以上に税金を払っているので。(笑)そんな謙虚な感性をお持ちの方は、自分を誇っていいと思います。

ただし、FIREが遠のいてしまうな~とかそんな不安やモヤモヤはありました。資産は早いうちから多いほうが複利の恩恵を受けやすいので。
⇒こちらについては所得が減ってしまうことは半分諦めです。これを踏まえてライフプランを見直して自分を安心させてあげることが大切です。
ただ私はこの期間に少しでも副業が前進できればという思いでいます。

不安②:仕事復帰のこと

「1年間も休んで仕事に戻れるのだろうか」
ぽんこつになってしまわないか。
こんな不安はありました。正直これはまだあります。
⇒なので私はこちらについては自分に言い聞かせて割り切ることにしました。
・なるようになる。
・産休/育休を明けに活躍している女性がたくさんいる
・自分が復帰後活躍してNewノーマルをつくるんだと意気込む
・育児⇒仕事のマネジメントに絶対に役立つ
こんなマインドを持って割り切ることにしました。

さて、なぜ私が育休を取ることにしたのか。
それは冒頭でお話しした3つの理由に、不安を圧倒的に凌駕するほどのメリットがあると考えるからです。

1.0歳~1歳の育児は今しか経験できない

わが子が0歳~1歳の時期はこの1年間しかありません。もちろん1歳以降も同じ事が言えますが、国の制度として『育児のために仕事を休んで良い』とされているのに使わない手はないです。

大人の1年感と比べて、子供は0歳~1歳の間にあっという間に成長します。
これでも1例でしかありませんが、下記のように驚くほどの成長を遂げます。
この瞬間/経験を逃してしまうなんて・・・悲しすぎませんか?
少なくとも私はこの瞬間全てに立ち会いたいと思ったので仕事を休むことに決めました。

主な0歳~1歳の成長(個人差はあります)
【身長/体重】
身長:44~52cm ⇒70~80cm
体重:2~3kg ⇒7~11kg
【体】
首がすわる→寝返り/お座りができる→はいはいをする→つかまり立ち→1人で立ち上がる,歩く
【手指】
おもちゃを握る→物を舐める/嗅ぐ→両手でつかむ→指で掴む→つみ木などで遊べるようになる
【言葉】
泣く→「あー」など声を出す→破裂音を発する→簡単な言葉を理解する→簡単な言葉を発するようになる
【心】
生理的な微笑→パパやママを見て笑う→人の表情が分かる→顔を区別する→自己主張が出る→大人の真似を始める

2.仕事と育児を両立する自信がなかった。(=100%わが子と向き合いたい)

仕事をしながら育児をすることも不可能ではないでしょう。
でも私にはその自信がなかったです。どちらも片手間になってしまうのではないか。仕事で忙しくなればイライラすることも有るだろうし、育児で生活習慣も乱れ、仕事のパフォーマンスにも影響するでしょう。そんな環境で職場に気を使わせるのも個人的には嫌でした。
ほとんどの人がそんなに器用ではないでしょう。
私は働きながら育児をする姿を客観的に想像して、無理だと判断したので休みを取ると決めました。

<育メンという言葉について>
ここで少し話がそれてしまいますが、男性育児について少し思いを語らせて下さい。
世の中には働きながら育児をしている男性が多いでしょう。
すべての子持ち世帯の会社員男性が育児することを前提とするならば、男性の育休取得率は昨年初めて1割を超えた程度なので、9割の方が仕事をしながら育児をしてきたことになります。
ただし、その実態は育児は母親任せなのでしょう。そのため育児をしている男性が"育メン"と呼ばれるようになったのです。
この”育メン”という言葉について少し立ち止まって考えて欲しいのです。

(専業主婦などを女性が望む場合など家庭環境によって様々なケースがあっていいとは思いますが)
子供は2人の子供なので、基本的には育児は2人で実施するものであり、育児をやっている男性が偉いといった風潮が生まれていることに違和感を覚えて欲しいというのが、私の主張になります。

3.子供のお世話が出来なくても、妻を支えることは出来る

生後間もない期間というのは、「休みを取っても男に出来ることは少ない。」こんな声は少なくありません。
事実そうかも知れません。授乳は男性にできないですし、その影響もあり、母親が抱いている方が泣き止むケースが多いとも聞きます。

これは友人の言葉の受け売りなのですが、戒めにしたいと思った言葉を紹介します。
「育休は子供のためじゃなくて、奥さんのために取るんだよ。」

確かに男は母乳も出せないし、あやすことが下手な可能性だってあります。
しかし、家事や奥さんのケアなど、探せばやれることはたくさんあります。
時には話し相手になるだけでもいいみたいです。

そんな時間を作ってあげることで2人で初めての育児を乗り越えてみたいと思い、お休みを取らせて頂きます。


少し長くなってしまいました。
#0では
なぜ長期育児休業を取得すると決めたのか。
なぜ男性の育休/育児について書こうと決めたのか。
についてお話しようと思いましたが、こちらの記事は(1)として育休取得の理由のみを語ることとします。

次回#0(2)として、なぜこれから私は男性の育休/育児について書こうと決めたのか・・・そんなきっかけとなったお話をしたいと思います。


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