GP8th、備忘録 第1話 プロジェクトQX~挑戦者たち~
知らないかたは初めまして、サイドバッシャーです。
デュエリストとしての自己紹介を簡単にしますと、京都の方のクソモブだったり、某大学でデュエマ同好会を立ち上げ会長になってたりします。会計と顧問の先生募集中です(いないと公認団体になれない)
クソモブ脱却の第一歩として、お偉方が皆お書きになっているこのnoteというもので、GP8thのことをバス車内で眠気が来るまでの暇潰しがてら簡単に書いてみようと思います。
初めてこういうものを書くので、駄文乱文はご容赦下さい。
(ここからの脳内CV:田口トモロヲ)
1、ここまで
自分にとって4度目のGP。
1度目(5th)はビギナーズラックで5ー3。
しかし6th、直前まで練っていたガンバトラーが急に勝てなくなり沸々とたまったキチゲ、深夜の狂気、高校時代の思い出がベストマッチした結果、GP遠征前夜に急遽組んだタテブエヤッホー型トリビを持ち込む愚行を犯し個人1ー2、チーム0ー3。
7th。2ブロということで普段のデッキが使えず、ジョーカーズも殿堂でニヤゲ等を没収され機能不全を起こしスレスレまで悩みすぎた結果、組んで1週間もたたないデスザークを基礎的プレイングさえもままならぬまま持ち込む蛮行の末、0ー3。
「もうちょい真面目にやろう、うん」
そう決心してのGP8thだった。
申し込んだのは2ブロ。
当時「次の2ブロ行けるんじゃね????」と足りぬ頭で考えていたカードがあったからだった。
「Q.Q.QX./終葬 5.S.D.」。
DM編+双極編の2ブロではGWDを初めとする優秀な除去札達にシステムクリーチャーがもののついでレベルで消し飛ばされていた為か、知っている限りでは芳しい成績を上げては来なかったカード。
しかし、超天編になってしまえば忌むべきそいつらはいなくなる。
これまで目立った戦績をあげていないため、(裁定で話題になることは多々あったが)当然メタゲームの外の存在、警戒も薄い。
そして何より、安い。
QQQX本人はバージョンを選ばなければ当時でも1枚300円程度、お供の「ラルド・ワースピーダ/H.D.2.」も1枚200円前後。他も大体ストレージ、出して500円位のカードたちで、デッキは組めた。
「GPって言う大舞台へ行くのに何考えてんだ、あまちゃんか?」等という人もいるだろうが、売って第一線のデッキたちのパーツを買い漁れるようなまともなカード資産を持たない貧乏クソモブ大学生であるサイドバッシャーには、何より肝要なことだった。
「激安食材を用いた意外なレシピで、一山当てたる!」
そんな不純な動機を抱え、少ない入賞報告をあさり、デッキを組み上げた。
ハンデス型白黒緑QQQX。序盤のハンデスで手札を枯らし、安全を確保してからQQQXを登場させ、相手のトップが腐っていることを祈る簡単なデッキ。
近所のショップで、実戦に投入してみる。
しかし、フリーはともかく、環境相手にまるで勝てない。
必死にハンドを枯らしても、「ガヨウ神」等に代表される優秀きわまりないドローソースを1枚出されただけで、すべてが水の泡。それらを出されたあとに再び安全を確保できるほど、環境デッキは甘くない。
それに、赤青覇道のようにホイホイと7マナ10マナのカードを踏み倒していく第一線級のデッキと比べ、このデッキの動きはあまりにもゆっくりとしていて、慎み深すぎた。
QQQXを出しカードを横向きに刺すことに成功しても、その4枚目を引かせるまでに死んだら世話はない。
その他にも、当時ほぼ唯一のドロソだったアヴァラルドへの依存度の高さ、除去手段の乏しさ(トラップ系列は高くて手が届かなかった)、猛攻を確実にしのぐだけの防御力の確保。課題はあげればきりがない。
クソモブの構築力と財産では、太刀打ち等できない。このデッキは早くも、暗礁に乗り上げた。
~project QX~
眠くなったのでここまで
続きは気が向けば書きます