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ラシュマナイで深呼吸(23)

2022年3月全『スポーツの発展』

 地球温暖化のせいで、ラシュマナイの地も例年より湿度が高く70〜80%。
蒸し暑い!!気温は例年より少し低い程だが。原因は8月16日のモーニングショーに登場した気象学者によれば、北極の氷が溶け編西風が蛇行し、海水温が高くなり湿度が上がっているとのこと。私も今夏止むを得ず、数十万円のエアコンを設置した。

2022年3月スポーツの発展(3月1日〜)

a. # 世界のスポーツ界から「NO WAR」「平和の力」選手発信:支援と連帯の場広がる(3月1日付け)『鼓動』
   ロシアのウクライナ侵略を受け、世界のスポーツ界から「戦争反対」の声とともに、支援や連帯の輪が広がっている。「NO WAR」:26日、サッカーのイングランド・プレミアリーグ、エバートンーマンチェスター・シティーの試合で両チームの選手は、ウクライナ国旗とこう書かれたTシャツを着て入場した。 スタジアムには「私たちはウクライナを支持します」と書かれたメッセージやウクライナ国旗がひるがえり、これらを目にした両クラブに所属するウクライナ出身選手が涙ぐむ場面もあった。こうした戦争は、反対を訴えるとアピールは、ドイツやイタリアなど各地のリーグに広がっている。ドイツ代表GKのノイアー選手はこうメッセージを発している。「戦争は苦しみ、悲しみ、悲惨さを意味することを歴史から学んだ。戦争はあってはならない」 侵略強い怒り:SNSで発信する選手も多い。東京五輪柔道女子48キロ級銅メダリストのビロディド選手(ウクライナ)はロシア軍に爆撃を受けたキエフ市内の状況を伝えている。「人々はシェルターや地下に隠れ、そこで出産している女性もいる。家もなく空腹で、自分とその子供を救うのにどこに逃げればいいのかわからない」。そしてロシアに対し、「決してあなたたちを許さない」と強い怒りを投げかけている。 ロシアの選手からも批判の声が上がっている。男子テニスで28日に世界ランキング1位となったメドベージェフ選手が「僕は世界の平和、国々の平和を求めている」とコメント。同じロシアのルブレフ選手は、「戦争はやめて」とテレビカメラのレンズに書き込みました。「世界の平和がいかに大切か、何があっても互いを尊重し、団結することがいかに大切かわかる。私たちは地球とお互いを 大切にしなければいけない」 呼びかけた。 思いやりを育む:スポーツは平和がなければ成り立たない。同時にスポーツは、国境越えた無数の人々を結びつけ、互いに思いやる心を育んでいる。そうした”平和の力”が選手の発信の背景にはある。日本からもメッセージが発せられている。 サッカーJ1のC大阪ー京都では、C大阪のサポーターが「平和な世界でサッカーを!」と横断幕を掲げた。J2長崎の公式Twitterで表明している。「ウクライナで戦闘行為が激化しています。長崎はこれまでの歴史の中で深い苦しみを味わってきてきました。平和の大切さを伝え、その輪を広げていく使命が私たちにはあります。世界に2つだけの被爆都市のクラブとして。長崎から世界へ」  今世界のスポーツ団体がロシアでの大会の開催を見合わせ、軍事侵略を非難する見解を相次いで平発表している。国際オリンピック委員会もロシアを国連総会の「五輪休戦決議」違反として「強く非難する」と声明を出した。 平和な社会を築くー。スポーツはそこに大きな役割がある。ロシアの戦争を食い止め、平和を取り戻すその日まで、スポーツ界の理性の声が1人でも多くの心に届くことを願ってやみません(和泉民部)

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JP:世界の一流スポーツ選手が平和のために声を上げていることは嬉しい。ここで言われている通り、平和がなければスポーツは成り立たない。スポーツの良さはそこにあるとも言える。私の高校時代の体験で思い出したことは、ソフトテニスの都内での大会の名称に「マッカーサー杯」(マ杯)「憲法記念日大会」があった。私の4歳上の兄がソフトテニスをやっていて「マ杯」で好成績を納めた、と聞いたことがあった。憲法の方は私が高校生の時にあった(?)。ソフトテニスで「マ杯」があったということは他のスポーツでもその大会が行われていたのであろう。しかしよく考えれば、マッカーサーは軍人である。なぜこれとスポーツが結びついたのか?と疑問が沸く。知っていそうな我が高校のテニス部顧問も20年ほど前に亡くなられてしまっているので確かめようがないが・・・。もう一つ大学時代に小田原で行われた全日本の大会の中で、台湾の大学生?との試合(親善試合?)を行った(依頼されて参加したか不明だが)。なぜ台湾とだけ行ったのかが、今思うと不思議だが。東大だから選ばれたという記憶がある。ソフトテニスにこだわると、以前ソフトテニスの世界大会(アジア大会かも)が行われていたが、残念ながらほとんど東アジア諸国のみの参加であったように思う。つまり戦時中、東アジ諸国を侵略した時に日本文化の一部として日本人が広めたので、それが実を結んで・・・ということなのだろう。
 今は日本以外で広まっているとは聞こえてこない。ことによるとボールの原料がゴムであるが、この入手が困難だから。これに比して硬式のボールは合成品で作れるので安価に入手できる。また風の影響を受ける度合いが少ない。テレビ写りが公式の方が良いなどの理由で広がりが少ない。ただ、風のなかで風を上手く活用してコントロールできるという点は自然との一体感があり心地よいこともある。少々話題が広がりすぎたが。

b. ロシア戦拒否(イングランド・サッカー協会)FIFA大会除外にも言及:ロシア人会長辞任声明発表(欧州柔道連盟)(3月1日付け)
 ロシアのウクライナ侵攻を受け、イングランドサッカー協会は27日ロシアとの試合を行わないと表明。さらに ワールドカップ・カタール大会欧州予選プレーオフでロシアと対戦予定のポーランドや、当たる可能性のあるスウェーデン、チェコが対戦拒否の様子を示している。国際 水泳連盟は8月にカザンで開催予定だった競泳の世界ジュニア選手権の中止を決定。 欧州柔道連盟は27日、ロシア人のソロべイチク会長の辞任を発表した。ロシアのウクライナ侵攻受けて判断したソルベイチク氏は「柔道は常に平和を支える力だった。政治的に困難な状況で、より強く団結しないといけない。そのためには会長職を辞任しないといけない。私の心が柔道にあることを疑う人はいないが、母国がロシアなのも事実」との声明を出した。

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JP:前の記事で触れているのでここではふれない。

c. 米女子プロバスケットボール協会は女子バスケットボールへの貢献を称えるコービー&ジジ・ノライアンとーアント賞をNBA(男子)のクリス・ポール選手に贈った(3月1日付け)初代受賞者となったポール選手は、WNBAのドラフトやオールスターへの積極的な参加、独自に取り組んできたバスケットボール教室などが評価された。女子競技の発展に尽力したコービーさんの思いが、多くの人に受け継がれて行ってほしいと思った。

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 JP:男子選手が、個人として女子競技の発展に尽力するという姿勢は、すごいものだと思う。日本でもサッカー界で、その種の動きが見られ始めてきた。やはり時は無駄に流れていないと思う。

d. ウクライナ侵攻に抗議:スポーツ界さらに広がる:ロシア戦を棄権(フェンシング・ウクライナ男子) (3月2日付け)
 カイロで行われたフェンシングワールドカップ男子フルーレ団体でクライナはロシアとの2回戦を棄権した。ウクライナの選手は「戦争止めて!ウクライナを救って!」などと記されたボードを掲げ、ロシア軍による母国への侵攻に抗議した母国への賞金寄付 スピトリナ表明(女子テニス) : 女子テニスで、昨夏の東京五輪シングルス銅メダリストのスピトリナ(27)=ウクライナ= 2月27日、今後出場する大会の賞金を、ロシア軍の侵攻を受ける母国の軍隊や人道的支援のために寄付する意向を自身のTwitterで表明した。暴力の正当化は子らの未来奪う (ロシア出身選手): ロシア出身のテニス選手が自身のTwitterで平和を訴えた。「個人的な野心や政治的な動機が、暴力を正当化することにはならない。これは私たちだけでなく子供たちから未来を奪う」と記した。ロシア選手の扱い協議 (IPC、2日の理事会で): ロシアのウクライナ 侵攻を受け、国際パラリンピック委員会が3月4日に開幕する北京パラリンピックでのロシア選手の扱いに関して協議することが28日に判明した。3月2日に開く理事会で、渡航が難しくなっているウクライナ選手への対応についても結論を出す見通し。ロシア勢の大会排除を(ウクライナ選手ら要求)(3月2日付け): ウクライナのスポーツ選手らが2月27日、国際オリンピック委員会のバッハ会長と国際パラリンピック委員会のパーソンズ会長に対し、国際大会からロシアとベラルーシの選手を排除するよう要求した。公開文書で「オリンピック憲章の明らかな違反であり、強力な制裁を加える必要がある」と主張。 両国のオリンピック委員会、パラリンピック委員会の資格停止も求めた。 ウクライナ・テニス連盟は国際テニス連盟に両国の追放を要請。「自国で大会を開催する権利も、海外の大会に参加する権利もない」とした。

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 JP:多くのスポーツ団体でロシアの侵攻に抗議する態度が示されている。また子供たちから未来を奪うという指摘も重要だと思う。

e. ロシア出場停止 FIFA W杯予選参加できず:国際サッカー連盟と欧州サッカー連盟は2月28日、ロシアのウクライナ侵攻受け、ロシアの代表、全クラブチームの主催大会への出場を当面の間、停止すると発表した。ロシアサッカー連合はこの決定を受け、「断固として反対する。明らかに差別的であり、平等、相互の尊重、政治からの独立と言う原則を守ってきた国際スポーツ界に大きな分裂をもたらす」と声明。 国際競技団体に選手の除外を勧告IOC: 国際オリンピック委員会は2月28日、ウクライナに軍事侵攻しているロシアと同盟国ベラルーシの選手、役員を国際大会に参加させないよう、国際競技団体と大会主催者に勧告した。同日に開いた理事会で決定した。 IOCは「我々はいかなる差別もなく、すべての人に公平な競技を約束する。しかしロシアやベラルーシは大会参加を続けられる一方、多くのウクライナ選手は国への攻撃によって参加できていない。これは解決できないジレンマだ」との声明を出した。 プーチン大統領の名誉会長取り消し(欧州柔道連盟): 欧州柔道連盟は2月28日、ウクライナに侵攻しているロシアのプーチン大統領について、名誉会長の地位を取り消すと発表した。柔道の有段者しても知られているプーチン大統領をめぐっては 既に国際柔道連盟も名誉会長などの資格を停止すると発表している。競技団体でもロシア除外へ:世界カーリング連盟は2月28日理事会を開きウクライナに軍事侵攻するロシアを、今春の世界選手権から除外するための規約を改正した。大会の秩序や安全を脅かすと判断した団体の参加を認めない、とする項目を加えた。 国際法アイスホッケー連盟も2月28日にロシアとその同盟国ベラルーシの代表チームを国際大会から除外すると発表。対象は男女の世界選手権、18歳以下の世界大会などで、ロシアで予定されていた2023年ジュニア選手権の開催権も剥奪します。以上(3月2日付け)

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JP:同上

f. Jリーグ選手たちの フェアープレイを貫く姿を見せて欲しい(3月3日付け)
 2月に開幕したサッカーのJリーグで警告、退場が多いことが気になる。記録を見ると、J1は2月27日までの19試合で警告が43回あり、退場は9人にのぼっている。今期の1試合平均の警告数は2.26回で、昨季の1試合平均1.81回を大きく上回っている。 開幕前に審判委員会は、選手生命を脅かす危険なプレーを減らしていきたいと強調しており、これが現場のジャッジに影響していることも一因と考えられる。子供たちにとって、Jリーガーは憧れであり、そのプレーを学ぶ。未来の日本サッカーのために FairPlayを貫く姿を見せてほしいと思う。

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JP:選手の身体を大切に思えばの審判側の改善が、警告・退場増につながるとしたら、行き詰まる。やはりここは、ファウルなしで良いプレーをするための努力が、求められているのだろう。ファウルばかりが増え、怪我人ばかりが増えていては、ファンが増えないであろう。

g. 大橋選手女子水泳でプロ転向  次世代の女子選手にとっても大きな目標となり、励みになるもの。大橋選手のこれからに注目 (3月4日付) 
  競泳で東京五輪個人メドレー2冠を達成した大橋選手(26)が 日本女子初のプロスイマーに転向した。プロになると日本水泳連盟が一括管理している肖像権を自主管理できることになる。これによってCMなどメディア露出、スポンサー企業とのタイアップなどが独自に可能となり、水泳教室なども開催できる 。 一方、これまで補助があった遠征、合宿の費用は原則として自費となる厳しさもある。大橋選手の今後に注目したい。

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JP:女性のプロスイマーなどというものは、今までは想像できなかった。男子でさえ難しさがまず思い浮かぶ。時代が変わりつつあるということも感じる。

h. ロシアの出場認めず 北京パラ決定、ベラルーシも: ロシアへの制裁即時解除はせず(IOC):長谷部 侵攻に憤り(サッカー元日本代表「発言しないと」) (3月4日付
 国際パラリンピック委員会は3日、ウクライナに侵攻したロシアと同盟国ベラルーシの選手について、北京冬季大会への出場を認めないと発表した。IPCは2日に開いた理事会で、ロシアとベラルーシの選手が個人資格による中立の立場で参加することを認めると決めたが、4日の開会式前日になって覆した。 バーンズ会長の記者会見に先立ってIPCが出した声明では、「複数国のパラリンピック委員会や代表チーム、選手が大会に参加しないと表明し、北京冬季大会の開催は危うくなった。選手村でも状況はエスカレートしており、選手の安全を確保する事は不可能に値近い」などと記した。
  ◎ IOCのバッハ会長はロシアのウクライナ侵攻に関し両国が停戦や和平で合意しても、ロシアに課している国際大会除外などの制裁を即時に解除しないことを明らかにした。
◎ サッカー元日本代表首相で、ドイツ1部リーグのフランクフルトに所属する長谷部誠が2日、オンライン会見でロシアによるウクライナ侵攻について言及し、「なくなったウクライナのサッカー選手のニュースや、子供たちが被害に遭っていることに本当に心が痛む」と心境を明らかにした。 これまでは「政治とスポーツは切り離すべきだ」との考えから、政治的な発言をする事はなかった。「この状況はスポーツ選手として、1人の人間としても、自分が小さくても何かの影響力があるのであったら、発言しないければいけないと思っている。 1日どころか1分でも1秒でも早く、この争いが終わらなければならない」と言葉に力を込めて話した。

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JP:長谷部選手のような人が「発言しないと」と言っている。やはり、ロシアの行為が非道なものであることと、世界に広がる可能性があること、さらに、現代の兵器自体が、簡単に日常生活を破壊できるものになっていることも、変わる理由になっているのだろう。

I. アザレンカ苦悩胸張り裂けそう(ベラルーシ出身女子テニス選手);ロシア選手の大会出場4人(国際柔道連盟)(3月4日付け) 女子テニス部元世界ランキング1位のアザレンカが2日、ロシアのウクライナ侵攻に母国ベラルーシが協力する事態に、自身のTwitterに「私は打ちのめされている。罪のない人々が影響受けているの目の当たりにし、目が張り裂けそう」とつづった。 女子テニス協会はロシアとベラルーシの選手の国際大会出場を容認にしているが、国名や国旗の使用は禁止。アザレンカは「幼い頃からウクライナとベラルーシの人々が友好的で協力的であることを見てきた。現在起きている分断を目の当たりにするのは辛い」と記した。◎ 国際柔道連盟は2日、ウクライナに侵攻しているロシアの選手が国際大会に出場することを認めると発表した。国旗や国家の使用はできません。

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JP:ベラルーシとウクライナの友好が壊れていく、ということも考えなければならない。

J. どのような理由でも許されない. 新日本スポーツ連盟声明(3月4日付け)
 新日本スポーツ連盟の石川会長、永井理事長は1日、「どのような理由でも武力侵攻は許されない。自ら提案した『オリンピック休戦決議』にも違反する」との声明を発表した。声明内容: ロシアを含む173カ国が共同提案し国連で採択された、北京オリンピック・パラリンピック期間の「オリンピック休戦決議」を真っ向から否定するものであり、平和を不可欠とするスポーツとは相容れない。 スポーツを愛好する全ての人々が”ウクライナへの武力侵攻を許さない””戦争を止め、交渉での解決を”の声を上げ、戦争をやめさせ、平和な世界を実現するために世界のスポーツ界と連帯することを呼びかける。

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 JP:日本や世界のスポーツ団体がこのような声明を発表すれば、より戦争をやめさせることが近づくであろう。

k. 異例の北京パラ開幕:ロシアの負の歴史繰り返す: スポーツから平和の気運を(3月5日付け) ロシアはウクライナ侵攻により今回の大会から排除された。ロシアは16年のリオ大会でも組織的なドーピング問題で大会から排除され、負の歴史を繰り返した。<赤旗提案> クライナから爆撃のニュースが日々入る中で「平和の祭典」が進行する異常な事態である。今、世界のスポーツ選手、関係者による「戦争反対」の声、ウクライナ支援や連帯の行動が急速に広がっている。それはスポーツは世界の人々を結びつけ、互いを思いやる気持ちを育むからである。この平和の力が発揮されているこの大会から友情、平和のメッセージを世界に発信してほしい。スポーツから平和の気運を開くこと。それが、どの大会よりも求められる大きな使命となるのは言うまでもない。

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JP:振り返ると、ロシアは以前からスポーツ界で負の歴史を記し続けていたことになる。この曖昧さが、今回の決議違反であり、ウクライナ侵攻、人道無視の爆撃、ついには核の使用による脅しに連なったいるとも言える。一方では確かにアメリカなどが小規模ながら国際法違反の戦争(ドローンによる民間人殺害など)を行って改めないことを真似して蛮行を行なっている面もある。やはり、相手が大国だからと遠慮していては、このようなことが繰り返される。小さい芽のうちから、注意し摘んでおくことが大事。

l. 出場停止決定CSに提訴 ロシア・サッカー連合:ロシア人会長の職務停止を発表(国際フェンシング連盟) (3月5日付け)
  ロシア・サッカー連合は3日、国際サッカー連盟と欧州サッカー連盟が主催大会にロシア代表の出場を停止した決定を不服とし、スポーツ仲裁裁判所に提訴すると発表した。ロシアは措置が解除されなければ、男子代表が今月下旬の2022年ワールドカップカタール大会欧州予選プレーオフに参加できず、本大会出場への道が絶たれる。 ロシアサッカー連盟はW杯予選を含め男女代表チームの大会出場容認を要求。「出場停止決定には法的根拠がなかったと考える。スポーツの原則とフェアプレーのルールに違反するものだ」と主張した。国際フェンシング連盟は1日、ロシア人のウスマノフ会長の職務停止を発表した。同会長はクライナに侵攻したロシアのプーチン大統領に近い人物としてEUから制裁を受けている。ウスマノフ会長は「このような政策の決定は不当。すべての法的手段を使って名誉と評判を守る」と述べた。

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JP:今後どうなってゆくか、世界が注目する必要がある。

j. 選手同士が男女の枠を超えてを互いを尊敬し合う姿に、スポーツの魅力を感じた(3月9日付け)
 サーフィンのチャンピオンシップツアー第3戦がこのほど行われた。選手たちは自分に影響を与えてくれる女性の名前をゼッケンに入れて国際女性デーを祝った。この大会で5位になり年間ランキング4位に浮上した五十嵐カノア選手(24)は、女子テニスの大坂なおみ選手の名前を背中に出場。 SNSに「今の時代、選手は競技以外のところでも判断される。それは自己認識に大きく影響することになるけど、彼女は正直でコート内外の重要なことについて発言している」と敬意を示した。 これには大坂選手もお礼の返信をしている。選手同士が男女の枠を超えてを互いを尊敬し合う姿に、スポーツの魅力を感じた。

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JP:知らないことだった。確かに私でも大坂なおみ選手には敬意を表したい。

k. #札幌五輪招致やめよ 共産党道委と市議会が声明 (3月10日付け
 共産党北海道委員会と同札幌市議団は9日、声明「札幌冬季五倫の2030年招致は取りやめ、市民の暮らしを豊かにするやさしい札幌へ」を発表した。要旨= 共産党は五輪憲章に基づく健全な五輪の発展を望みつつ、2030年招致には2つの点から賛成できず、札幌市が取りやめるよう求めるものです。 ⑴五輪憲章に基づく、健全な五輪の発展を望む共産党は五輪憲章にある「人間の尊厳の保持に重きを置く平和な社会」を目指すと言う目的に即した大会を望んでいる。しかし、この間商業主義への過度な依存でテレビ局やスポンサーの都合が優先され、開催地自治体に義務と責任が一方的に負わされる契約等が浮き彫りになった。深刻な問題に目をつぶったままでは、同じ問題が噴出し続ける。 招致を目指すなら、五輪のあり方についてIOCとの協議内容を明らかにすべきである。⑵ 2030年招致は賛成できない1つのめの理由は、市民合意が不十分なまま「2030年の開催ありき」になっていることである。報道機関の調査では賛否は 拮抗している。3月2日から始まった札幌市の「意向調査」では、設問の中心が市民の理解度で、「反対」多数のでも市の政策判断に大きく影響しない極めて意図的なものである。市の概要計画案では施設整備費の詳細が示示されず。関連経費の全体像もわからない。市民の不安や疑問を置き去りにして承招致を進める事はで同意できない。2つ目は経費と市財政の問題である。 施設整備費を800億円に圧縮したとしますが1960年以降予算内に収まった五輪は1度もなく大幅に超過している。東京五倫は7340億円が1兆4530億円と倍加し関連経費も含めれば3兆円になりました。 札幌市は冬季五輪だけでなく、地下を通す都心部へのアクセス道路(1200億円)市負担が350億円以上となる新幹線の札幌延伸計画など、2030年まで巨額の税金を使う大型開発が目白押しである。 市債残高が1兆1529億円と見込まれ、さらに借金を増やして五輪開催の条件があるのか慎重な検討が必要である。 ⑶ 市民の暮らしを豊かにする、優しい市政を今こそ:コロナ感染から命を守ることが求められ除排雪の問題、全土で札幌市だけが実施していない「福祉灯油」に市民が厳しい目を向けている。12年の市民アンケートでは、スポーツな「身近に行える場所があること」「お金がかからないこと」が重視され、市えの要望は「スポーツ施設の充実」がトップ「国際大会の招致を」は8番目であった。こうした市民要求に応え、身近な体育施設の維持、改善や利用料軽減、指導員の育成や支援などの条件整備にこそ力を尽くすべきだ。

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JP:今話題になっている東京五輪役員とAOKIとの贈収賄事件(逮捕者複数)を見ても、とっても札幌だけがクリーンで行われる保証は無い。かえって間違いなくこの種のことが起こるという方が有力である。サッカーW杯は3国で共催で行われることが決定している。そもそもIOC自体が世界の市民の信頼を得ているとは言えない。将来のオリンピックに出場し活躍することを目指して努力している選手が活躍の場がなくなるから、開催すべきだという言い分もあるが、開催時間などの諸条件を金で左右し、特定の選手に有利に曲げて行くことを排除できる力を持てるかどうか、IOC幹部を見ると、とても信用できない。だからそのような場での成績は、世界の中での正当なランキングであるということは、保証できない。そうであれば、各種目ごとに世界大会を行う方が、正当な結果を産むことになる。

l. 腰の引けた柔道界. プーチン氏の解任遅れ侵略批判なし(鼓動)(3月10日付け)
 国際柔道連盟(IJF)は6日、ロシアによるウクライナへの侵略を受け、プーチン大統領を同連盟のすべての役職から解任したと発表した。国際的なスポーツ団体として当然の判断だと感じる一方、決定への過程に疑問が残る。IJFは2月27日にプーチン氏の名誉会長などの職を停止しましたが世論の批判を浴び、1週間後の6日になって、解任へと処分を変更している。なぜ最初に解任や資格剥奪などができなかったのか。柔道経験のあるプーチン氏は、2008年にIJFの名誉会長に就任し、12年には8段を授与されている。 他の競技との違い: しかし同じくプーチン氏との関わりの深いテコンドーの国際団体ワールドテコンドーの対応は異なるものでだった。2月28日、即座に同氏の名誉黒帯を剥奪した。さらにテコンドーの声明では「尊敬と寛容の世界テコンドーの価値観に反する、今回のロシアによるウクライナの残忍な攻撃を強く非難します」とロシアの侵略を厳しく非難している。 これに対しIJFは「不安が解消され、東欧世界が正常と安定を取り戻すことを願う」とするだけでロシアの侵攻やプーチン氏への言及もなく批判もない。全日本柔道連盟も今回の件で見解を出していない。 柔道のバルセロナ五輪金メダリストで社会学者の溝口紀子さんは、SNSを通じ、こう求めている。「全柔連や講道館もプーチン大統領と親交があるだけにウクライナ情勢についての声明を出していただきたい」これは当然のことです。プーチン氏と全柔連、中でも山下会長とは深いつながりがあったからである。 山下会長の交流 2000年に始まった二人の交流は1度や2度ではない。講道館からは名誉6段の紅白帯を送っただけでなく、山下町会長も自身の「宝物」をプーチン氏に贈っている。にもかかわらず山下会長が今回の事態を受け「(プーチン氏とは)「皆さんが思っておられるほど親しいわけではない」と話すにとどまり説明を回避している。 今回のウクライナに対する侵略行為は、「精力善用「自他共栄」と言う柔道の根本精神を踏みにじり、泥を塗るものに他なりません。全柔連は、プーチン氏との深いつながりがあったからこそ、説明責任があると考えます。(山崎賢太)

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JP:柔道の世界がこの程度のものであったとは。山下氏もオリンピックでのエジプト選手とのフェアープレイでそれを評価した側であったのだから、当然それを自らも守っていく義務があると思うのが普通だが。説明から「逃げるのは卑怯」と言われているのに。情けない。その程度の選手であったのか。

j. 女子ジャンプの伊藤選手が高梨選手の優勝を見て「サラちゃんの笑顔が見られてよかった」と話した。壁にぶつかっても、諦めずに乗り越えた2人(3月11日付け) オスロでのノルディックスキーのワールドカップキャンプ女子は高梨選手が優勝し伊藤選手が3位だった(6日)。表彰台に並ぶ姿を見てとても嬉しい気持ちになった。高梨選手が復帰し、オスロでともに素晴らしい成績を残し「沙羅ちゃんの笑顔が見られてよかった」と話したと言う。 壁にぶつかってもあきらめず乗り越えた2人。そのキャンプはきっと、これまで以上にいる人は惹きつけるはずです。

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JP:伊藤選手は、高梨選手の活躍の陰に隠れて、あまり注目を浴びていなかったが、悪い意味でのライバルになる可能性も考えてしまうが、このように健闘を讃えあえる仲であったのだ。

k. <スポーツサイト>自ら、「顔でなく腕」告げた選手 退場から警告への変更 フェアーな態度に大きな称賛集まる(3月11日付け) 
 2月のサッカーのメキシコリーグでのこと。中盤のボールの取り合いでレオンのMFコルソが倒れると、すぐそばで見ていたパチェコ主審は迷わずプーマスのモンテスにレッドカード示した。顔面に肘打ちをしたと言うのです。 ここでで思いがけないことが起こります。肘打ちを受けたコルソがパチェコ主審を呼び止め、「顔でなく腕に当たっただけだ」と告げたのです。するとパチェコ主審はストッキングをおろして退場しようとしていたモンテスに歩み寄り、「レッドカードではなくイエローカードだ」と出し直したのです。 コルソのフェアな態度に、大きな賞賛が集まった。もう一つ感心したのは、このその進言を即座に受け入れたパチェコ出身の姿勢です。 自分の対面にこだわらず、最初の言葉を信じて即座に判定を変えたのは、本当に立派でした。(サッカージャーナリスト大住良之)

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JP:パチェコ主審が判定を変えたということであるが、残念ながらサッカーにおける主審の位置づけについては、知識がない。サッカーの審判について思う第一のことは常にボールの移動に対応して走り回らなければならない、走り回っていることの大変さ。走る距離は選手以上の場合もあると思われる。この場合は判断を変えることについてである。テニスの審判員も瞬時の判断を問われることもある。ボールが早い場合は、判断が難しい。ただテニスの場合は、選手同士が乱闘に至ることはほとんど無いので、どのような結論でも見苦しくはない。国際的な硬式テニスの場合は最近はほぼビデオ判定が優先しているのでトラブルは少ない。やはりサッカーの審判員は職業として生活補償がどうなっているか、わからない。場合によってはギャンブルの対象にされる場合があるとも言われる。

l. #ウクライナ国旗を胸に :神戸ー鹿島戦 反戦・平和訴え(3月13日付け)
  11日に神戸のノエビアスタジアム神戸で行われたサッカーJ1リーグの神戸ー鹿島戦のキックオフ前に、ロシア軍によるウクライナへの侵攻がついていることを受け、両チームが反戦を訴えた。Jリーグは特定の国や団体等を支持する行為や言動を禁止している。今回の行動がクライナで起きている戦争への抗議を示すものとして、事前にリーグの許可を得て行われた。 Jリーグの村井満チェアーマンは2月28日に「非人道的な行為は個人、組織、国家を問わずJリーグはこれからも断固として反対していく」などとリーグの姿勢を示している。

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JP:注目度の高いスポーツ、かつ多くの観衆の面前で「NO WAR」と意思表示することができることは、良いことである。政治は常に当事者がおり、それに反対・支持をする形を取らざるを得ない。拡大解釈すれば、今回の行為は禁止事項に当たるとも言える。しかし、戦争への抗議という点では、誰しも賛成できるものである。
職業人や公務員が公然と意思表示することは禁止される必要がないと思うが、現実には上からの命令で、または忖度で特に被雇用者の態度表明が制限されていることが多い。その点で今回のjリーグの措置は民主的であると思う。

m. 体操の内村選手12日、東京体育館で自身の引退イベントを開催し、観客にレーザー光線などを使って体操の美しさを披露した (3月15日付け)
 体操界では異例の形であるが、演出や器具の配置にも関わった内村選手は「新しい体操の魅力を知ってもらって体操のリピーターになってもらいたい」と思いを語った。新しい形のイベントとして意味深い試みだったと感じる。

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JP:確かに体操の美しさは、競技会では特殊の演出は行われない。しかし、一種のバレー、とか舞踊の一つであるとも言える。フィギュアースケートは、すでに、その技術を活かしたショーを開催している。競技会では見られない美しいものになり得る。観点を変えれば、ショーがビジネス化すれば、引退後の生活の補償も広がり、体操に近づく若者も増える可能性がある。テニスは残念ながらショービジネスに距離があるように思う。

n. #北京パラ閉幕混乱・異例の10日間 :平和と反戦声を上げた選手たち(3月15日付け)
 9月下旬に始まったロシアのウクライナ侵攻を受け、大会はロシアと同盟国ベラルーシが開幕直前に除外される混乱下でスタート。メダルの数はウクライナ29個で、開催国の中国(61個)に次ぐ 2位と躍進した。 閉会式ではIPCのバーンズ会長のスピーチに注目が集まった。開会式でロシアを批判したと取れる発言があったためだが、閉会式では直接的な言及を避けた。「国の違いや考え方、能力の違い。その違いは我々は分断するのではなく、結びつけた。結びつきによって調和と平和への望みが持てる」などと語り、「誇らしいパラリンピアンによって、世界の指導者たちが感化されることを願う」と述べた。

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JP:本当に異例であり、我々の目の多くはウクライナに注がれてしまった。「平和の祭典」であるはずのオリンピックが、その前提が破壊されていた。ウクライナ選手団のメダルの数で2位となったことは気づかなかった。もっとも、ロシアがまともな形で参加していれば、3位以下であったと思われるが。オリ・パラ両方とも、今後継続するには、多くの課題の解決が必要になった。ロシアについて言えば、オリンピック開催時を狙って侵略行為を企てるという異常な行為が続いている。本当にオリンピック休戦の意味と実践を確認する、違反には制裁を、とも感じる。もちろん東京五輪から引き続くカネをめぐる不明朗さ。開催時期に関するテレビマネーの汚さも。

o. 「いかなる理由でも絶対に許されないロシアの侵攻:体育同志会が声明 (3月16日付)
 学校体育研究同志会は13日、ロシアのウクライナへの武力侵攻について緊急声明文「いかなる理由であろうと武力侵攻は絶対に許されない」を発表した。・・・ロシア軍によるウクライナへの武力侵攻は、いかなる理由をもってしても決して許されるものではありません。 ロシアの行為は、ロシアも含む173カ国が共同提案し国連で採択された、北京オリンピック・パラリンピック期間の「オリンピック休戦決議」を真っ向から否定するものである。平和を不可欠とするスポーツとは全く相容れない。私たち学校体育研究同志会は、憲法第9条を堅持し世界平和に貢献することを誓う、世界で唯一被爆した国の民間教育機関のの1つとして、子供たちをはじめ多くの人々の尊い命が奪われていくこのような蛮行を絶対許すことができない。平和な世界を実現するために、今こそ国連がその存在意義を遺憾なく発揮するためにも世界中の人々が連帯したことを呼びかける。

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JP:各種スポーツ団体が日頃からこの種の声明を発表するようになることを期待している。

p. 広島カープが中国・四国地方で女子野球の新リーグ設立に際しセレモニーを行い練習球140打を贈呈、引き続く支援を期待したい (3月16日付け)
 全日本女子野球連盟は競技の 発展に積極的な自治体を女子野球タウンに認定しており、広島県では三次市と廿日市市が選ばれている。広島カープには地域で高まる競技熱に応える支援を引き続き期待したい。

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JP:女子野球のリーグが存在することすら知らなかった。プロ野球チームも女子と共に野球の発展に貢献するというのも、これからの女子野球の広まりを考えれば、大事なことであろう。政府の一部にあると言われるジェンダー差別は、このような女子野球の広まりを見れば、馬鹿馬鹿しいこと、無益なこととなるであろう。余市のソフトテニス協会の加入者不足の件も、親の介護が障害になり、子育てが終わってもテニスができない。なんとかこの種のスポーツ活動、文化活動などに、親の介護をしながらでも参加できる体制をつくることが、大事である。それは同時に「人生100歳」の実現の道でもあり、健康寿命を伸ばすことに繋がり、疾病に関わる社会保障費をく増やさなくて良い条件にもなる。

q. 日ハム上原選手が今季から投打両立に挑戦する (3月17日付)
 この挑戦には球団の勧めがあった。ソフトバンクの桑原選手も両立に挑戦している。大谷翔平以後日本の球団も両立を認めるようになった。進化する野球を見守ってゆきたい。

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JP:二人も挑戦を始めたとは、知らなかった。時代が変わり、スポーツも変わってきている。私自身のスポーツ観も変わっていかねばならないと思う。

r. #サッカーJ1川崎は11日 、東日本大震災の被災地支援のための募金活動を川崎市溝の口駅前で取り組んだ(3月22日付け)
 11日はスタジアムで選手が呼びかけ、合わせて約60万円の募金が集まった。昨年末までの募金総額は約61,30万円。被災地でのサッカー教室や算数ドリルの寄付なども行ってきた。参加した登里選手は「風化させないためにこうした活動は大事。行動することで川崎市民の皆さんに伝えて行けたらなと」と話した。 サッカーの強さとともに社会貢献に積極的に取り組む川崎。地域との絆もさらに強まる強める素晴らしい活動だと感じた。

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JP:他のJ1チームがどれくらいこの種のことに取り組んでいるか、正確には知らないが、立派なことだ。チームを地域に密着して作っていくという姿勢は素晴らしい。プロ野球は昔はその姿勢は感じられなっかったが、今ではファイターズはかなり意識的に取り組んでいる。この広い北海道に満遍なくファンを作っていくという姿勢は感じられる。ただ、球場やらサッカー試合会場の名前に、企業名優先でネイミングをすることはいただけない。アメリカのプロ野球は、それはやっていないように思う。もう少し個性的な、地域密着のネイミングが欲しい。ファンも管理企業が変わるたびに名前を変えられたら、思い出と結びつかなくなる。

s. 巨人の菅野投手今季、公式戦の投球回につき1万円を全国軟式野球連盟に寄付 (3月19日付け)
 支援金は学童野球と中学軟式野球で活躍する選手たちの、野球用具や大会に参加する費用の補助に当てられる。 菅野投手は「もし金銭的な理由で野球を諦めてしまう子供がいるなら、1人でも減らせれば」と心を決めたと言う。東京五倫の日本代表では、11人中7投手が中学校軟式野球の出身者だった。支援の輪が多くの選手に広がってほしいと思う

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JP:五輪出場の選手の6割が軟式出身とは知らなかった。軟式野球も野球発展には役立ているのだ。その割にマスコミの扱いが冷たいように思う。ソフトテニスと硬式テニスの関係も同様のことが言える。軟式で面白さやスピード感を養い硬式テニスのプレイに活かしている選手も多い。特にダブルスゲームのペアーでの協力体制は硬式ダブルスでも大いに役立っていると思われる。高齢者でも子供でも楽しめる軟式テニスをもっと生かすことを考える価値があると思う。

t. 選抜高校野球大会の広陵ー敦賀気比で審判が判定の誤りを認めて謝罪する (3月23日付け)
 珍しい場面であった。プレーの後、審判団による協議の後、球審がマイクで場内に経過を説明。「私たちの間違いでした。一死二塁で再開いたします。大変申し訳ありません」と述べた。ミスをしてしまった時に 潔く認めて正す態度は球児たちの手本となったのではないでしょうか。

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JP:高校野球の審判団はプロではないと聞いている。一種のボランティアということだろう。それでも、それなりのプライドを持って審判に臨んでいる。そこで公衆の面前で誤りを認めるのは、やはり勇気がいることだと思う。確かに球児としても自分に有利な判定には従うが、不利な場合は口を閉ざすことに気持ちが傾く。世の中の大人が皆このような潔さを持っていればと思う。

u. 大リーグの新ルール=先発投手がDHを兼ねることができ、降板した場合には引き続きDHとして試合に残ることができる= より良い形を目指して大胆に変わっていくのも、米国スポーツの特徴で、面白みのある部分だと思う(3月24日付け)

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 今(2022年)8月の時点ではすでに導入されている。

JP:DH制度自体、大リーグでは部分的な適用であったことは知らなかった。テレビの解説で通称「大谷ルール」というものだそうだが、ルールの改定が早い。時に後ろ向き、不公平、といわれるものもあるようだが、「より良い形」というやや曖昧な目標だが、変えることにためらいがないのも良い。ダメなら戻すこともあるのだと思うが(戻した例は寡聞にして知ららないが)。

v. サッカー日本代表のGK権田選手が,ワールドカップ本大会出場を決めた豪州代表との試合後の会見で、先発出場できない控え選手の貢献の大きさを語った (3月26日付け)
 試合前日は控え選手が”対戦相手役”になる練習もあることを明かして「いろんな思いがあると思うんですが、ほんとに全力でやってくれる。これが日本の良さ」とコメント。チームのために尽くす控え選手と、それに対して感謝の気持ちを表す先発選手の言葉にチームのまとまりを感じる。

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JP:なかなか前日の様子などは、テレビ・表に出ないが、控え選手の行動は大したものだ。
 これはサッカー界の雰囲気の良さ(民主的雰囲気)がなせる技とも言えるのではないか。また、より良いプレーをする、良いプレーで勝利する、このことが日本サッカーのレベル向上につながるという意識が控えの選手にも浸透しているとも言える。単なる勝利至上主義ではないと思う。

w. 日本高校野球連盟は今春の選抜高校野球大会から打者のフェイスガードを着用を許可している。 これらの 選手を怪我から守るため 施策は積極的に導入してほしい (3月29日付け)
 報道によると32校のうち15校で着用した選手がいたようである。開幕戦に臨んだ大分舞鶴の河村監督は「プロ野球が導入したときに、早く導入すべきだと思っていた。ケガ防止に有効だと思う」と語った。打球の直撃から投手の頭部を守るプレート状の保護具なども開発が進んでいる。選手を怪我から守るための政策は積極的に導入してほしい。

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JP:投手のボールが打者に当たる可能性は大きい。しかも意図的なこともありうる。金属バットの打球の速さは木製バットよりも速いとのこと。硬式野球のボールがピッチャーなどの顔面などを痛打する可能性は大きい。投手といえどもちょっとした気持ちの緩みで、避けきれないことはあると思う。使える技術や原材料は豊富である。怪我防止に行き過ぎはないと思う。

x. 男子フィギアスケートの宇野選手がフランスでの世界選手権で初優勝を果たした。「成績が落ちることを恐れずに、もっと、もっとその先を目指す」とさらなる成長への意欲を語った小野選手 (3月30日付け) 
  銀メダルだった4年前の平昌五輪後は、結果を求めすぎて苦しんだものの、目の前の成績より成長を追求することで乗り越えた。 来季はどんな挑戦を見せてくれるのか楽しみである。

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JP:目の前の成績を気にしないということは、並大抵なことでは、できない。一介の大学クラブの部員であった私でも、一つ一つのプレーの前には、極度の緊張をしていた。また、判定が誤って味方に有利になった時は、審判にそれを言いだせなかった。勝敗や結果を気にするなと言っても難しいことだが、それはあくまで個人の問題と考えて、集団の力で個人のプレーに圧力をかけることだけは良くないことであるという認識の広まりが望まれる。つまり勝利至上主義が良くないことであるという認識は日本では少なくなってきているように思う。我々の若い頃には、敗北は恥、という考えが、「捕虜になるよりも死を」、という軍隊精神の残存なのか、払拭しきれていなかったようにも感じる。人権意識の高いと言われるアメリカでも女子体操選手へのコーチによるセクハラが顕在化しているが、日本でも、まだ表面化していない部分がかなりあるように感じる。

y. ロンドン五輪の自転車競技で銀メダルを獲得した。マルテインさん=ドイツ=はロシアによる侵略を受けたウクライナの子供たちを支援するために銀メダルの競売にかけるとは秒(3月31日付け)
 同氏はSNSを通じ、「毎日、テレビでウクライナの悲惨な映像を見ていた。自分も力になりたい」とコメントしている。これまでも、0 4年アテネ五輪の女子競泳で金メダルを獲得したポーランドの選手が、寄付のためメダルを競売かけて約800万円で落札されたことがある。 手元からメダルがなくなっても、成し遂げた結果は消えない。解決すべき問題に目を向けさせる結果もあり、メダリストならではの行動だと感じた。

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JP:日本のメダリストがこのような行動を起こしていない。社会的意識違いか。
 東京オリンピック延期(中止)への発言も地元である日本人が少なかった。
もっとアスリートも芸能人なども率直に発言すべきだと思う。それを実行しないのは、やはり、スポーツや文化が社会においてどのような価値があるのかということを常日頃から考察していない結果なのではないか。発言を躊躇することは、時として、それは社会をとんでもない事態に落ち込むことを是認することになる。

❖北後志の今

 今夏、北後志は3度目のコロナ禍の夏となっている。我が妻をはじめ60〜70代の近隣のマラソン愛好者は、3年ぶりの北海道マラソンにエントリーしたが、コロナが終息しないので、2万円余りの参加料が無駄になるが、当日の出走を諦めるという方向に傾きつつある。参加者は2万人、コースは例年通りのコース。制限時間は6時間。

 昨年東京オリンピックで札幌を走り、優勝したキプチョげ選手(下写真)の発言で考える。

キプ

 2021年に行われた「2020東京オリンピック」の男子マラソン優勝の記者会見を終わろうとした時に、再び話し始めて… .「走って団結して平和をもたらそう。スポーツにしかできない。今ロシアとウクライナで問題が起きている。世界には二つの人種しかいない。問題を起こす人と起こさない人だ。団結して、結束して、対決しよう」『ランナーズ』(2022年5月号)

平和について明確に彼は述べている。私も主旨に賛成だ。

以上『ラシュマナイで深呼吸(23)』終わり(2022年8月下)





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