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ラシュマナイで深呼吸(☹︎臨時:プーチンの侵攻反対)           2月26日記

  プーチンのロシアがウクライナ侵攻・・遠い国のニュースと思っていましたが、考えてみれば、国際法、国連憲章などを無視しての侵攻。これが国際的に通用してしまえば、世界は戦国時代(言葉は日本の戦国時代を想起させますが、日本の戦国時代は、もっと世の人を考慮に入れていたので、要注意ですが)になってししまう。しかも、プーチンは核兵器使用もちらつかせている。これでは、日本の戦国時代より遥かに危険な、世界を短時間に破滅に導くことにつながる。ロシア国内でも、逮捕の危険を冒してまで反対運動を行なっている人がいる。黙って見ていてはいけない。というので臨時版を「note」してみました。

a. ロシア53都市で反戦行動(2月26日付け)
☆写真(ロイター)ウクライナ侵攻に抗議し、反戦行動に参加したロシア市民、
 24日ロシア西部サンクトペテルスブルク

反プーチンペテルスブルグ3

☆ロシア国内でも侵攻に抗議の声 53都市で集会、 著名人からも異例の抗議 「悲しみと恥を感じる」ロのノーベル賞受賞者

反プーチン4

    モスクワ=ロイターによると、ロシア国内でウクライナ侵攻に抗議した1,600人以上が警察に拘束された。オンライン上では、侵攻に対してロシアのポップスターやジャーナリスト、テレビコメディアン、サッカー選手が、慎重ながら異例の異議申し立てを行った。治安当局は、抗議活動を呼びかけたり、参加したりすると投獄されると脅していた。モスクワやサンクトぺテルスブルク、エカテリンブルクなどではそれぞれ数百人が参集。ウクライナ国旗を振る人も。反体制活動家ナワリヌイ氏は獄中から今回の戦争を非難。「クレムリンは貧困などの国内問題から関心を逸らそうとしている」と訴え。著名なコメディアン アーガント氏は「恐怖と苦痛、戦争に反対」と。歌手のガルキン氏は「なぜこんなことが起きるのか。正当化できる戦争などない。戦争に反対」と表明。サッカーロシア代表スモロフ氏やテニスのカフェルコフ、ノーベル賞受賞者ムラトフ氏らも反対を表明。
⭐︎ムラトフ氏・・「政権内に戦争を止める人が誰もいない。だからこそ、われわれは悲しみと共に恥を感じている」と。また「プーチン氏は手の中で、高級車のキーホールダーのように核のボタンを回している」と痛烈に批判。核戦争の恐れがあるとして上で「ロシア人の反戦運動だけが、この惑星上の命を守ることができる」と侵攻に反対するよう呼びかけた。

JP:1600人ものロシア国民が拘束されている。しかし、抗議も広く広がっている。侵攻を始める前、テレビのコメンテーターたちは、プーチンはキエフ攻撃などまでやらないのではないか、という予測を語っていたのだが。その中で、ロシア国内はプーチン勢力に抑え込まれて批判も起きそうにないというニュアンスであったが。どちらも予想が外れたようにも思うが。ともかくロシア国内の反対運動は、いい加減では出来ない。日本でも呼応して侵攻反対の声をあげよう。同時に、この侵攻を黙認すれば、「結局頼れるのは軍事力」だけという世論が生まれ、日本も軍事力強化を→自衛隊強化、憲法改悪へと、「軍事には軍事で対抗」の世界の再現へ。

b. スポーツ界もロシアを非難 元サッカー ウクライナ代表シェフチェンコ氏「戦争は答えではない」(2月26日付け)
  世界的ストライカーとして活躍したシェフチェンコ氏が自身のインスタグラムで「私の家族と国民は攻撃を受けている。ウクライナとその国民は平和と領土の保全を望む」「どうか私たちの国を支援しロシア政府に侵略と国際法違反を止めるように呼びかけて欲しい。私たちは平和を望んでいるだけ。戦争は答えではない」大阪なおみ選手も「驚いている。あなた方のことを思い祈っていることを知ってもらえたら」とツイッターで。独シャルケ スポンサー名を削除・・メインスポンサーを務めるロシア天然ガス大手「ガスプロム」社のロゴマークをユニフォームから外すと発表。早い終結を願っている(北米)・・NBAで活躍しているウクライナ出身のレン選手とミハイリュク選手は連名で「断固としてこの戦争を非難する。ウクライナにいるすべての人々のために、少しでも早く終結することを願っている」。元世界ボクシング、スーパーライト級王者のポストル選手はキエフ近郊の自宅に家族がいる・・「気持ちの面では準備することがむずかしい」と語った。暴力 解決策にならず FIFA・・FIFAはウクライナ侵攻をうけ「ロシアによる武力行使と紛争解決のためのあらゆる暴力を非難する。暴力は決して解決策にならず、建設的な対話を通じて平和を回復するよう求める」と声明。ロシアとウクライナは3月に2025年W杯予選に臨む。ポーランド、チェコ、スエーデンのサッカー協会は「ロシアの領域でプレーオフの試合を行うべきでない」と共同声明、開催地の変更要求。相次ぐ開催地変更要求・・各競技団体などがロシアを非難する声明を発表。ロシアで予定されている大会開催地変更を要求する声が次々と上っている。サッカー欧州チャンピオンズリーグの決勝の開催地の変更する方向へ。ウクライナプレミアリーグも中断。ブラジル出身のモラエスは国外脱出するまで「キエフの囚人」のようだった」と。F1レースのロシアグランプリには、総合優勝4回のフェテルが「私自身の意見は、行くべきではない。この国でレースを行うのは間違っている」と不参加表明。IOCとIPCが声明・・IOCは「ロシア政府によるオリンピック休戦違反を強く抗議する」と声明。(昨年12月国連総会で3月20日まで休戦を採択)国際パラリンピック委員会も「IOCと共にロシアを非難する」と表明。バッハ会長は「休戦を守り平和にチャンスを与えてほしい」と呼びかけ、ウクライナオリンピック委員会メンバーへの人道的支援を調整してゆくと。

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c. 世界から日本から、ウクライナ侵攻やめよ、欧州各国で連帯デモ「戦争やめよ」「人々の命救え」(2月26日付け)
<パリ:桑野特派員>欧州各国で24日ウクライナに連帯する抗議行動。
パリでは約3,000人。「戦争反対」「ウクライナに平和を」と書かれたプラカードを持ち寄った参加者は、「ウクライナに連帯する」と唱和。19歳のグランジュさんは「ニュースを知って涙が出た。私たちを含む大勢の人が、ロシアが仕掛けた戦争に反対していると、見せつける必要がある」と語った。両親や兄弟がキエフ近くに住むリトフチェンコさん(28)は「今はまだ無事だが、これからどうなるか不安。ここに集まった人たちの声がロシアの犯罪を止め、軍の撤退につながることを望む」と語った。ドイツのベルリンでは「ウクライナの人々の命を救え」「プーチンは手をひけ」と書かれた横断幕やプラカードを掲げた。英国ロンドンではウクライナ人を中心に数百人が集結。「ウクライナは小さく、圧力は大きい。わたしたちには助けが必要だ」との声。スペインのマドリード、スイスのベルン、チェコのプラハなど各地でウクライナに連帯する行動が行われた。

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JP:考えてみれば、世界はコロナ禍の中。プーチンはこれを理由にして反戦の集会など動きを禁止しているのだが。一方で欧州各地では、コロナが心配でも、今はまだ規模が小さいが抗議行動が起こされている。日本国内でも、小規模ながら、抗議集会がもたれている。やはりウクライナの人々にとって、この動きは大いに勇気づけられると思う。各国政府が制裁措置だけしか手段がない状況であるが。ただし、核保有国政府が、核兵器禁止条約に調印するという方向へ進めば、ロシアの核使用による脅しは、あまり効力がなくなると思う。

d. 「国連憲章守れ」声を広げよう 志位委員長ら緊急街頭演説(2月25日付け)       日本共産党委委員長志位氏はロシアの行動が国連憲章に違反する侵略であることは明々白々で、断固糾弾する。ただちに侵略をやめるよう強く求める」と訴えた。「核による恫喝は許されない」「核兵器のない世界をつくることはいよいよ急務だ」として日本政府に核兵器禁止条約への参加を求めた。「どうやって侵略を抑えるか」について。「ウクライナの主権や国民の命が脅かされているだけでなく『主権の尊重』『領土の保全』『武力行使の禁止』などを義務付ける国連憲章に基づく平和秩序が根底から脅かされている」と強調。「今重要なのは、世界の国々と市民社会が『侵略やめよ』『国連憲章を守れ』の1点で声をあげ、力を合わせることだ。その声でプーチン政権を包囲し、ロシアの国民とも連帯する。これが侵略を止める道だ」と強調。

反プーチン3 志位委員長

JP:どうすれば、侵略をやめさせられるか。もしやめさせられないのであれば、ロシア以外の国々も同じ手法を使って、同じようなことをやってくることになり、世界は暗黒。国際スポーツは成立しなくなる。本当はオリンピック開催中の北京がロシアに抗議しなくてはならないのだが。

*北後志の今 は今回お休み    

            以上


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