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セルフェディアン作成ガイドライン

セルフェドの設定を利用したPC作成のガイドラインです。
参考程度なので、絶対に守らなければならないというわけでもありませんが、ガイドラインに沿って作成すると、雰囲気にひたれて楽しいかも。

※身内向け。
 相互フォロワー・相互フレンドの方のみ作成を許可します。



どこの国モチーフ?

ほんのりそこはかとなくスウェーデンをモチーフにしています。
あとは最終幻想十四番目の北国の数々。
季節は八割冬の二割夏。白夜と極夜もある。いつか実装できたらいいな。


セルフェド人の特徴

・魔力量が著しく低い
  セルフェド人は平均的に、体内の魔力量が非常に低い種族です。
  ゲーム的に言えば、SPの数値は「5前後」が一般的なセルフェド人。
  抵抗5回やったら気絶しちゃうし恐らくRESIも低いので抵抗属性が天敵。
  ただ、魔力量が超低いだけで「魔法が使えないわけではない」ため、
  SP切れを考慮しないなら、1回から2回程度は使うことができます。

・回復力が高い
  怪我や病気が治りやすい体質です。
  普通の人が全治一週間ぐらいの怪我をしても四日ぐらいで治る模様。
  その分、カロリー消費も多めらしく、量や塩気の多い料理が一般的。

・運動神経に優れる
  書いて字のごとく、身体能力が高めです。
  瞬発力や持久力など、何が優れるかは個人差があるようです。
  また、夏至祭にダンス大会をすることもあって、踊るのが得意な人が
  結構な割合でいたり、演奏や歌唱も上手な人が多い傾向です。

・機工技術、魔導技術に詳しい
  魔力がない分、それを補うための技術を開発、発展させてきたせいか、
  セルフェド人は全体的に関連知識の造詣が深い傾向にあります。
  いうなればちょっとオタクくん気質がある…のかもしれない。

・魔法使いをちょっと特別視する
  尊敬や畏怖など、ちょっとだけそういう傾向があります。
  自分たちが魔法を自由に使えないことからくるもののようです。
  ちなみに、外部からセルフェドにやってきた魔法使いを「魔法族」と
  呼ぶ人もいて、傾向的には昔気質の人や老人に多いようです。

・頭の良い脳筋
  そもそも「魔法が使えないなら、似た現象を起こせるものを作ろう」と
  思い立って魔導技術を発展させた種族なので、頭の良い脳筋です。
  普段はそこまででもないのですが、戦闘が発生した際などの非常時、
  特に窮地に陥った際に、脳筋傾向が強まる模様。
  具体的には、四肢損失を許容するとか、自身への負荷を考えないとか、
  ギリギリのスレスレをゴリ押していくようです。


階級制度

平民階級、貴族階級、聖職者の三つがありますが、一般的なそれとはやや異なる構造をしています。
よくよくありがちな特権とかは特に存在せず、社員と幹部のような関係性。部署の違う人たちという感じかもしれません。そのため、両親が平民階級で子が貴族階級、という奇妙な構造もたまに見かけられます。苗字より名前を重要視する=個人を重要視する文化であることも一因かもしれない。
階級に対する差別意識は、全体的なものとしてはありません。個人的なものは少なからずありますが、発覚した途端、周囲から「お前は立場を勘違いをしている」と根性を叩き直されるようです。

聖職者は神職以外に、環境変化を把握する天文観測、教育機関の運営や写本による文化継承や記録保存、罪人の更生を務めています。
完全な聖職者というよりは、学者さんのわらじも履いているようなイメージです。そもそもの始まりが天文学だったことも関係しています。

貴族階級は、魔導騎士団の統括、商品流通や貿易等の渉外役、建築物の管理や修繕役、審問を行う裁判官など、国の運営に欠かせない要素を取り仕切っています。
世襲制であるところもあれば、指名制、選挙制であるところもあります。

平民階級はその下請けみたいな感じです。貢献度や技量次第では貴族階級に繰り上げてもらうこともできますが、責任も仕事量もどかっと増えるので、けっこう大変。仮になれたとしても、能力が見合っていなければ繰り下げられることも往々にして存在します。与えられた課題をいかに上手くさばいていけるかがカギ。

ちなみに社長は教皇様です。
あまりああしろこうしろとは言ってこないので、基本は三階級の人々がそれぞれ役割をきっちりこなすのみとなっています。

地下層は少し治安が悪いのもあり、階級を問わず、地下層に住んでいる人はちょっと忌避される傾向にあります。
観光客には見せてないだけで、ちょっと表通りから外れただけでも、歩いてるだけなのにセクハラじみた言葉をかけてくる相手とか、つきまとってお金せびろうとしてくる相手とかばっかりですからね。嫌がられますよそりゃ。そして、その悪いイメージを払拭し、対等な関係性を築き上げられるのも、地下層住まいの者にとっては必要な技量です。

「救われぬと嘆く前に、救われるに足る行いをせよ」という教えが常識として浸透していて、真っ当になりたいのであれば真っ当になれる手段が山ほど存在するこの国において、経済的、精神的な事情があってやむなしでないにも関わらず、犯罪に手を染めて利益を得た者を「嘆くばかりの愚か者」として強く蔑視、差別する傾向にあります。

取り締まられた後、本人に更生の意志があって、その努力をし、貢献したとしても、完全に見捨てられることはありませんが、失われた信用を回復するのは非常に難しいようです。
これらを鑑みるに、セルフェドにおける真の被差別階級は「犯罪者」なのかもしれません。

そして、そういった元愚か者を受け止め、肯定する存在として、警備隊が機能している面もあります。


組織

・セルフェド魔導騎士団:
  地上層、中空層、天上層の警備を担う存在です。
  また、ミクトリヤの警備担当として派遣されることもあります。
  PCとして作成できるのは、下級騎士、上級騎士となります。
 (下級騎士は一般兵、上級騎士は隊長、ぐらいのイメージです)
  階級を問わずに所属することができますが、入団の条件に魔導装置を
  ある程度の技量で操作できることが含まれます。
  これは、通常装備として魔導技術を用いた兵装を支給されるためです。
  とはいえ、操作できない=極度のガチ機械オンチみたいなものなので、
  落選する理由は、身体能力が基準値に満たないとかだったりします。

・セルフェド教皇庁:
  天文観測、文化保存、教育に携わる役割を持ちます。
  教会と言っても、清貧を旨としているということもなく、度の過ぎる
  贅沢やら暴飲暴食やらをしなければ何も言われません。なまぐさ。
  PCとして作成できるのは、聖職者、学者となります。
 (担当が違うだけで、そこまで立場に違いはありません)
  聖職者の主な業務は、教会での説教や、教会で管理している蔵書の
  修繕、貸出希望の多い本の写本作業など。
  学者の主な業務は、天文台での観測と記録、周辺環境の調査と研究、
  ミクトリヤに生息する個体への対抗策など。

・ヘッケラー警備隊:
  地下層の警備を担う存在です。
  同じ国に仕える者ではありますが、騎士団とは指示系統が違っており、
  ミクトリヤへ公的に派遣されることもありません。
  PCとして作成できるのは、一般隊員、分隊長となります。
  地下層の治安が悪いことは事実ですが、その治安の悪さの中でなければ
  上手く生きることができない、あるいは息苦しさを感じてしまう人々を
  守り、最低限の道は踏み外させまいとする傾向にあります。
  余談として、魔導技術を用いない武器を好む傾向にあり、変形機能の
  ある機工武器(連結双剣、蛇腹剣など)が特に人気の様子。
  また、分隊長クラスであれば、銃を支給してもらえるようです。

・スミス&ミラー魔導工房:
  地下層を拠点とする工房です。
  様々な魔導装置の他、通常の武器や防具も製作します。工房長の曰く
 「設計図が引けるものなら大体は作れる」とのこと。
  PCとして作成できるのは、技師となります。
  セルフェド人のオタク気質が大爆発、みたいな人が多く所属しますが、
  そうでない人もいます。技師が全員オタクなわけではない…はず。


魔力量が高いセルフェド人を作りたい場合

・三代以内に魔法使いがいた(=混血セルフェド人である)
・精霊や妖精、自然の力を借りている(=自前の魔力ではない)

…など、なんらか理由をこじつけてください。
純血セルフェド人でも魔法を使える人はいますが、何百人に一人の割合。
たくさんいすぎるのもアレなので、申し訳ありませんが禁止にいたします。
(セルフェドでは希少というだけで、国外ではそんなに希少じゃないぜ!)


質問などございましたら、お気軽にご連絡ください。

ヘッダー写真素材:O-DAN(加工済)


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