見出し画像

時々定規をあててみる

年下の同僚が
慌てて駆け寄り
『これくらいの長さの脚がいっぱいの!!』
と、私の手を引っ張り、女子トイレに連れていかれた。

個室の壁の隅っこに
 脚がたくさんのゲジゲジ虫。

 同僚はキャーキャー言って腰が引けている。
私は(逃がすか?流すか?)を考えている。

ああ、私もいつの間にか大人になっている。
定規を当てて、気づく。


 お土産に頂いた不朽園最中


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?