全てが後手後手の歌劇団
数ヶ月ぶりに書くのに、内容が楽しい話では無いのですが…。
9月末からずっと浮き沈みしていまして…。
その原因が「宝塚歌劇団の団員の自殺」です。
遺族側は、自殺はパワハラと過重労働が原因として劇団に謝罪を要求しているのですが、未だ解決には至っていません。
自分なりに心の整理も兼ねて、今回の件をまとめてみました。
9月30日
団員の自殺
10月7日
劇団側が笑いながらの記者会見
「被害者も加害者もありません」と発言。
11月10日
遺族代理人が記者会見。
パワハラと長時間労働を指摘。
時間外労働が1か月277時間余り
11月11日
劇団が調査チームから調査報告書を受け取る
11月14日
劇団記者会見。
パワハラは確認できなかった。
証拠があるなら出して頂きたいと発言。
同日、遺族代理人も記者会見。
遺族側が提出した内容が全く反映されていないと反論。
11月17日
調査の弁護士事務所に関連企業役員が所属していることが発覚。
11月22日
西宮労働基準監督署が立ち入り調査
11月24日
劇団と遺族側代理人が面談
11月27日
面談結果を書面で発表。
謝罪と補償を求めている遺族側は、上級生のパワハラを認めない歌劇団に対し、「否定したまま合意解決することはあり得ない」と主張。
劇団は独立した第三者委員会の設置せず。
また、演出助手の休日労働について令和3年9月に労基署から是正勧告を受けていたことが明らかに。
12月7日
遺族代理人が記者会見。
一部証拠をメディアに公開。
12月14日
労基署が再度立ち入り調査
12月15日
劇場公演の見直しを発表。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d0ceaacc924e1d2f7bef511ff3d5574ce08ce99?source=sns&dv=sp&mid=other&date=20231215&ctg=ent&bt=tw_up
あーーーーーー!!!!!!
もう何なんでしょうね?????
全て後手後手💢💢
コレやったらヤバいって手を全て打ってるよ!!
コロナ茶番の時から対応が酷すぎることは分かっていたし、団員を働かせ過ぎなのはライトファンの私や母でも分かるくらいだったのに、人1人亡くなってもこの対応ですよ…。
不誠実にも程があるわ!!!!!
今までは何か問題があっても隠蔽して、バレても世間はすぐに忘れるから、今回も時間が経てば収まるだろうとタカをくくっていたんでしょうね。
ただ、今回は遺族側が電通の過労死問題で有名な川人弁護士を雇い、記者会見で真っ向から反論。
それに慌てたのか、すぐに記者会見を行ったが、生放送を見てた母も気分が悪くなるくらいの酷い会見で大炎上🔥
ワイドショーでも調査報告書の内容に疑問を向けられ世間の目が厳しくなる始末。
最初から遺族に対して誠実な対応を取って、パワハラと過重労働を認めて、謝罪と賠償をして、今後このような事の無いように具体的な改善策を公表していたらこんな大事にはならなかったはずです。
初手を誤った結果、宙組だけで済んだ問題が全組、歌劇団全体に飛び火してしまった。
今回の件で観れなくなったファンや、純粋に観劇を楽しめなくなったファンが大勢います。
私も母もそうです。
事件があって以降、配信は観たのですが、組は違えど、やっぱり心の中に悲しくて辛い気持ちがあり、以前のような気持ちで観ることができなくなりました😢
母は11月に雪組をバスツアーで観劇予定だったのですが、今回の件で観劇予定日が中止になりました。
母は
「中止になってでホッとした。こんな気持ちのまま楽しむ事はできないから。」
と言ってました。
雪組はトップさんが同じ愛媛出身で応援している組でもあり、亡くなられた方の双子の妹さんが在籍していて(今回の公演は休演)余計に観るのが辛いんです…。
遺族、団員、ファンに対して全く誠意の欠片も無い対応ばかりで怒りや悲しみを通り越して呆れています。
15日の公演見直しも労基署に言われて慌てて対応したのが見え見えです。
そもそも先月に労基署が入った時点でこうなる事を予想できたはずなのに、
何故チケット売ってから中止した???
花組も一次抽選結果が出てからの発表。
遠方から来る人はホテルや新幹線など交通機関のキャンセル料も払わなきゃいけないのを劇団側は気にもとめて無いんでしょうね。
チケ代だけ払い戻せばいいと思ってるんでしょう。
この公演中止の発表で、組が違うから、贔屓を応援してるから、今まで通り舞台を楽しみたいというファンでさえ敵に回してしまった。
(自分が被害を受けて劇団の酷さにやっと気づいたのかと思いました。)
完全に殿様商売で、何があっても公演すればおまえらは観にくるやろ?ってのが分かるやり方。
多分内部は大混乱なのだろうけど、もう自ら滅びの道を歩んでるよ😩💦
私個人としては大好きなれいちゃんが5月に退団するので、気になる子はいますが、それ以降は観ることはもうないと思います。
今、私は海岸から沈みゆく船を眺めている感じです。
個人的な意見ですが、遺族と和解が成立するまで、パワハラ、労働環境の改善がなされるまで、公演スケジュールを一旦白紙にすべきだったのではないかと思います。
全ての問題が解決してから心機一転!新しく生まれ変わり110周年を迎えて欲しかったです。
今月末に劇団と遺族代理人が再度話し合いを行い、遺族側弁護士は今年中に記者会見を行うそうなので、続報を待ちたいと思います。
遺族の納得のいく結果になることを祈っています。