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競馬日記 2023/11/26

26日、ジャパンカップの日は東京競馬場に行った。
初G1生観戦。過去2回、半年前に2回東京競馬場には訪れたが、いずれも土曜日で安田記念も終わっており、特段盛り上がりがあるような日ではなかった。(ゴンバデカーブースの新馬戦は見れたが)

G1デーは予想以上の盛り上がりだった。しかも今回のジャパンカップの面子はこれ以上ないレベルのメンバーで、イクイノックスやパンサラッサなどの引退も囁かれており、注目度の高まりも段違いだった。

早めに昼飯を済ませて、11時すぎぐらいに入って適当に平場のレースを見た。人が多すぎたため、競馬場の色々を観たり、なんか食ったりはできず、スマートシートでつながりにくい回線と格闘しながら大人しくしていた。

そうこうしているうちに12R。この日だけはメインレースが11Rではなく最終レース。今年最後の東京開催レースだからということだろうか。

スマートシートから下を見ると人人人。

東側
西
パノラマ

入場が始まると大歓声が起きる。なんせ1枠に入っている馬がこのレースの主役。1番三冠牝馬リバティアイランド、続く2番が世界最強イクイノックス。
返し馬から帰ってくる時、奇しくもこの2頭が並び、リバティアイランドがイクイノックスに宣戦布告しに行くような様子が見えた時には拍手が起きていた。

全馬スムーズにゲートイン。イクイノックス、リバティアイランドはもちろん好スタート。外枠からは17番スターズオンアースが好スタート。
1コーナーでは無論パンサラッサが前に出る。向こう正面に出た時には2番手から10馬身ほど逃げており、夢のある走りを期待通りに見せてくれた。

2番手はタイトルホルダー。3番手にイクイノックス、続いてリバティアイランドとスターズオンアース。この前後はレース終盤まで乱れることはなかった。

コーナー通過順

コーナー通過順を見ると一目瞭然。4コーナーでもパンサラッサと後続で大きな差がついていたものの、残り200mで圧倒的な末脚でイクイノックスがパンサラッサを追い抜き、突き抜ける。続くリバティアイランド、スターズオンアース、ドウデュースも懸命に追いかけるも、そこには埋められない大きな差があった。

結果的に4馬身差で圧勝。リバティアイランドとの斤量差、中3週、前走レコードタイムでの勝利などの不安視もなかったかのような圧巻の走りだった。もうこれ以上どこで走っても敵などいないだろう。

初の生G1観戦は圧倒的な満足度のレースだった。普段見ているレースは自分の馬券の勝ち負けを思考の大半を占めていたが、完全に馬券を度外視して見ていた。そもそもイクイノックスとリバティアイランドが連対することなど完全にわかっていたようなレースだったし、馬券がどうこうするようなものでもなかった。

イクイノックスはこれで引退になるだろうとされているが、正直なところを言えば秋古馬3冠を達成するところが見てみたい。だが賞金王を達成し、これ以上無理をして種牡馬になれないなんてことは絶対にあってはならないとも思っている。

今年の2着3着は牝馬だった。リバティアイランドは来年4歳を迎え、斤量の変化への対応やこれからの良化などに注目したい。スターズオンアースも牡馬に負けない力を見せた。どちらにせよ、今後の競馬も面白くなっていくことだけは変わりなさそうだ。


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