76世代の最後の仕事

僕は20年前、世界で初めての糖尿病治療インフラの提供者になると誓った。
地域医療連携や糖尿病の連携パスなどアナログでの仕組みを作った。


15年前から糖尿病が取れてヘルスケアインフラの提供に広がった。
地域完結型医療の仕組みを構築した。
とねっと1を通じてICT化を実現した。


10年前からケアシステムインフラの提供とさらに広がった。
菜のはなと幸手・杉戸モデルで地域包括ケアや地域共生社会を1枚のケアシステムに統合した。テクノロジーでケアシステムを支える関係性のあり方をとねっと2で模索した。


これはケアシステムレイヤーを作るためだったとここ数年は気づいていた。しかし、国家レベルの社会システムとしてはインディアスタックに先を越された。インディアスタックはまだまだ伸び代があるが、ここからは日本人の方が得意な領域だ。


次の10年で日本の持続可能な未来のために新しい社会システムに1枚のケアシステムレイヤーを提供することを誓った。


とねっと3では全国版(Japan EHR)への昇華が、とねっと4くらいにはケアシステムレイヤーとして社会システムに統合していく。


過去をひっくり返したい。それが76世代の最後の仕事になるだろう。

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