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まちづくりに関連した海外モデルの乱暴な転用には、社会の文化的特性を考慮していないものが多い、というお話

まちづくりに関連した海外モデルの乱暴な転用には、我々の社会における文化的特性を考慮していないものが多く、多くが一時で消えていく。しかしその導入コストは高く、瞬間的に多くの人々が群がるため、商用目的に海外からモデルを輸入しようとする人たちも後を経たない。


そこで、これらの文化的特性について話題のGPT4に聞いてみた。


Q)集団を形成するためにコミットする対象が国々によって異なることが知られていますが、具体的な例を示してください。

A)集団を形成するためにコミットする対象が国々によって異なることは、社会学や人類学の分野で研究されており、以下に具体的な例をいくつか挙げてみます。

  1. 日本:先にも述べた通り、日本人は土地に対してコミットする傾向があります。地域住民が共同体を形成し、地域の文化や伝統を守り続けることが一般的です。

  2. 中国:中国人は、血縁に対してコミットする傾向があります。家族や親族が共同体を形成し、家族のために努力することが一般的です。

  3. アメリカ:アメリカ人は、価値観に対してコミットする傾向があります。アメリカは、移民の国であるため、様々な背景を持つ人々が集まります。そのため、アメリカ人は、自由や民主主義などの共通の価値観に対してコミットする傾向があります。

  4. イギリス:イギリス人は、階級に対してコミットする傾向があります。イギリス社会は、上流階級や下流階級など、階級構造が強く反映されています。そのため、イギリス人は、自分たちの階級に対して忠誠心を持ち、集団を形成する傾向があります。

以上のように、国々によって集団を形成するためにコミットする対象は異なります。これらの文化的特性は、歴史や社会的背景、宗教などにも影響を受けており、国々の文化的多様性を生み出しています。


こうした文化的特性はひと世代では変化しない。

しかし一方でグローバル化により、個人と個人の関係が希薄になり続けており、問題をさらに複雑なものにしている。

ひとは集団を形成して生きてきた生き物であるが、一方で、その集団を形成することが困難になってきている。

こうした問題をいかにして解くか?

少なくとも、こうした背景を考慮せずにモデルや作法だけ海外から持ってきても、根ざしていかないことだけは明らかだろう。

しかし、これは海外のモデルが役に立たないという意味ではない。海外のモデルを咀嚼し、それらを構成する要素を深く検討すれば、活用できるものもあることは補足しておきたい。

いずれにしても、まちづくりを口にするのならば、彼らが過去にどのくらいそれに対して成果を上げているかについては、問うべきと考えられる。


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