ワーホリの仕事探しで大切なこと
オーストラリアに来て初めの3週間はWorkawayでホストファミリーの家に滞在し、その次の日からバナナファームで働き始めることになった。
仕事探しのために作った自分の英文履歴書を振り返ったときに、そこにカッコよく書かれている自分のこれまでの学歴や職歴などがただの文字の羅列でしかないんだなと感じた。今回は仕事を得る際に大切だと思ったことを残しておきたい。
コネが一番
一番手っ取り早いのは、知人に紹介してもらうことである。私は滞在していた場所Tolgaの周辺にあるファームに直接メールと履歴書を送ることで仕事探しをしていたが、返事が返ってこないことがほとんどだった。
ファーム未経験かつ顔の見えないやりとりであると、まず履歴書を見てもらうこともできないというのが現状であることを思い知らされた。
ちょうど仕事を探し始めて3日目に、知り合いの伝手で有用な情報を得た。
それは、町の中心にあるバックパッカーの宿泊先として知られているPublic houseのオーナーに直接連絡を取ることで、そこに住む代わりに仕事を斡旋してもらえるという内容である。
ファームに直接連絡をしても返ってこなかったのに、そのオーナーを通して一発ですぐに仕事を見つけることができた。また、1月2日というホリデー真っ最中の仕事が探しにくい時期に、即働き始められたのはそのハウスのオーナーのおかげだと非常に感謝している。
ファーム専用アプリを使ってみる
仕事探しに際して、ファームに限定をするのであればWikiFarmsというアプリをフランス人の友達におすすめされた。
1200円を課金して使ってみたけど、
・どんな作物を育てているか(バナナ?アボカド?じゃがいも?)
・住所
・電話番号
これらの情報はgoogle mapにも載っていなかったりするのでアプリを通して一発でわかることは非常に便利だと感じた。もし今のファーム先を変えたくなった時はもう一度使ってみようと思う。
https://wikifarmsaustralia.com/
第一印象が決め手!直接会って話してみる!
ファームで働き始めて三週間目に、いつも通りすがりに見る寿司レストランに顔を出してみた。私が声をかけたのは閉店後の片付けをしているタイミングだった。オーナーがいらっしゃって、世間話とともに話が弾んだ際に仕事の空きはあるかを伺ってみた。すると2ヶ月後に空きがあるとのことでぜひ働かないかと誘っていただくことができた。仕事探しにおいて、履歴書以前に第一印象で明るく声をかけることが大切だということを学んだ。
とにかくアプライをしまくる
ファームで働き始めて1ヶ月後、私はホスピタリティでの労働に切り替えたいという気持ちが増したため、再度仕事探しを行うことにした。
その際、シェアハウスから徒歩圏にあるカフェやレストラン全てに直接履歴書を持って行った。合計で10件以上はお邪魔をしたけど、すでにファームでの仕事があると心に余裕があるため、会話を楽しもうという気楽な気持ちでオーナーとお話しすることができた。
また、オーストラリアの人は親切であるため、行った先に求人募集がなくても、その他に求人募集をしているお店の情報を共有してくださる。
そのため、後先は考えずとにかくたくさんの人に声をかけることが大切だと考える。
結果的に、一件目によったNoodle shop でのトライアルを3日後にさせていただけることになった。そのため接客用語をしっかり覚えてトライアルに全力を尽くしたい。
最後に一言
もし今後セカンドワーホリビザでオーストラリアにくる機会があれば…
・まずは観光して人脈を広げる→知人からの紹介
・忙しくない閉店後の片付け中
・履歴書は直接持っていく
きっと仕事がなくて焦っている状態だと相手にも不安が伝わってしまうと思う。そのため、お客としてお店にお邪魔して世間話をしてからお互いの人となりを知って、フィーリングが合えば求人がないかを確認するというように、心に余裕を持つよう心がけたい。