テトラルキアは終わりが見えるから好きだ/BtC.歌詞考察②

もちろんただの持論である。
でも、新曲を聞くたびにユニットの終わりに近付いているような。
寂しい気分にさせられるのはなぜだろうか。

今回は、美久龍のソロに触れていきたい。
早速書こう。

・Flavor Youth(坂東美久龍)
本人の性格が出ているかのようなとても素直な曲で、聴いていてとても心地良い。

少しだけ伸びた前髪
春の匂いさえ大人びてた

まずAメロ1の歌詞だが……。
春の匂い……あれ、卒業してね?
ちょっと待ってくれ、気が早すぎる。
(アニメアルバムだから時系列としては3年になった年の春なのではという考察もできるが、個人的には卒業のほうがしっくりきてしまう)

そしてこの曲は更に突き進む。

Tell me 聴こえてるか?
Don't care きっと大丈夫さ
願っているだけじゃ
ずっと何も変わらない
いつか大人になって
今日を忘れそうなときは
互いの輝きを そっと目印にして
So long!(待ってろよ!)
また逢うその日まで

随分長い引用だが、サビの歌詞だ。
また逢うその日までってほんとにいないやん……。

こうなってくると俺にはこうとしか解釈できない。
この曲は坂東美久龍の別れの歌だ、と。

テトラルキアの一番槍はまだ止まらない。

Blowin'風に吹かれて どんな夢を見ようか

まさに風来坊。
心配するな、また逢おうと他のメンバーに言い、自分はどこかへと進んでいく。
願っているだけじゃ、ずっと何も変わらないから。
背中で語るとかリーダーかよ。

『いつか絶対』なんて言葉
なんだか嘘くさいから
今日だけは笑っていようぜ 夜が明けるまで

この曲といる時は笑っていたい。
彼女が笑顔で進んでいくためにも。

なんだかあっさりした文章になってしまった。
しかし、この曲は他ソロとの文脈が強いというのが持論だ。これから触れる機会もまだまだあるだろう。
次はT.A.I.YOUの解釈記事で。

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