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曲のバージョン違いについて①

これまでも何回かPerfume曲のバージョン違い(シングルバージョン、Album-mix)について触れてきましたが、今回は1曲ずつ触れていきたいと思います。

本題の前に補足と注意点

①私が把握している範囲になるので、把握してないところは書かれていません。
②一部の曲はP Cubedのリマスター版との違いも解説しているところがあります。
③私個人の主観や感想が含まれているところがあります。

edge

この曲は特殊で、love the worldのシングルにはシングルバージョンとextendnd-mix、直近のアルバムの⊿には⊿-mixが収録されている。

この曲だけAlbum-mixではなく⊿-mixと表記しているのは、(個人の推測だが)中田さんにしてみれば⊿-mixをedgeの完成形としているのかもしれない。(実際、後に発売されたコンピレーションアルバムやP Cubedにもこのバージョンが収録されている上、ライブでも⊿-mixが一番多いらしい)

また、extendnd-mixの終わり方は若干音質は違うものの⊿-mixと同じである。
加えて⊿-mixとextendnd-mixは、Perfumeの曲の中では時間が最も長い8分43秒となっている。

シングルバージョンやextendnd-mixはどのアルバムにも収録されていないため、CDとして聴きたい場合はlove the worldのシングルを買う必要がある。

願い

シングルバージョンは歌い出しから始まり、Album-mixはピアノの演奏から始まる。
もちろんどちらも感動的な曲である。(シングルバージョンの終わり方が特に)

シングルバージョンはDream Fighterのシングル、Album-mixは⊿にそれぞれ収録されているが、現時点ではどちらも他のCDには収録されていない。

ちなみにWikipediaによるとAlbum-mixは当初は⊿に収録される予定はなかったらしい。

また、自分は⊿枠内でシングルバージョン → Album-mixの順に流れるように組み合わせている。(+Album-mixの次に23:30が来るようにしている)

レーザービーム

シングルバージョンはシンプルで低音が強く、Album-mixはコミカルな印象。
この曲のAlbum-mixはGLITTERのAlbum-mixと繋がるように作られている。

また自分は↑の願い同様、この曲も(JPN枠内で)シングルバージョン → Album-mixの順に流れるように組み合わせている。(2つ合わせても6分35秒ほどなのでedge⊿-mixやParty Makerよりは短い)

GLITTER

始まる時の演奏は似てるが、歌い出しが異なる。シングルバージョンは「なんでもきっとできるはず」でAlbum-mixは「キラキラの夢の中で」から始まる

↑でも少し触れたが、この曲のAlbum-mixはレーザービームのAlbum-mixと繋がるように作られている

シングルバージョンはスパイスのシングル、もしくはコンピレーションアルバムで聴ける。

なお、スパイスのシングルが2011年11月2日、JPNが同年11月30日リリースのため、この曲のみそれぞれのCDの発売期間が1ヶ月以内で2つのバージョンが出たことになる。(この例は他にはない)

Spring of Life

盛り上がり曲の代表(?)。収録時間がかなり違う。
シングルバージョンはシンプルな曲構成で3分49秒、Album-mixは長い演奏時間があり6分近くの収録。

P Cubedのリマスター版は最初の部分もシングルバージョンと若干異なる。
歌ってるところの違いはあまりない。
中間の演奏もシングルバージョン、Album-mix、リマスター版それぞれで若干異なる。

Spending all my time

英語歌詞曲。シングルバージョンは歌う場面が多くAlbum-mixは間奏が多い。
どちらも収録時間は4分ほど。

Album-mixはedge⊿-mixやFAKE ITに近い攻撃的な印象がある。(間奏で超音波のような音も聴こえる)
また、Album-mixの間奏はParty Makerを意識したものと思われる。

Magic of Love

シングルバージョンは歌い出しから始まり、Album-mixは演奏から始まる。間奏や終わり方も異なる。

ちなみにP CubedにもAlbum-mixで収録されているため、シングルバージョンをCDとして聴くにはこの曲のシングルが必要となる。

長くなるので一旦ここで区切ります。