レイキについて思うこと・・日本ではなぜ怪しいと思われがちなのか

レイキをやっています。というと、まず「怪しくない？」と聞かれます。
その気持ちわかりますよ、、、目に見えないものの危うさ、、
多分、私自身が一番こういう世界から遠いい人だったと思いますので。

ただ、レイキに関しては、鍼灸をしていた祖母がそれをレイキとは知らずに、患者さんの悪いところに手を当てると、その箇所がビリビリと響くのを感じ、手を当て続けることで、痛みが軽減されたり楽になるのだと言ってたので、何の抵抗もなく、すんなりと受け入れられました。
家族からは、「どうしちゃったの・・？」と、心配され、気味悪がられ・・（笑）・・一大騒動でしたが、今では、独立し家を出た子供たちが「レイキ入れてー！」と言って帰ってきます。レイキは体験すると、その心地良さが誰にでも伝わり、一度味わうとやめられなくなりますが、そんな機会が日本には少ないのが残念・・
レイキは「靈氣」と書き、元来、日本が発祥ですが、海外での認知度の方が高く、日本といえば「寿司、てんぷら、レイキ」と答える国もあるほどです。ハリウッドスターや英国皇室にまでレイキは受け入れられ、また、ハーバード大学やスタンフォード大学などでは選択科目になっており、医師がレイキマスターであることも珍しくありません。私自身、オーストラリアに滞在した経験があるのですが、医療現場でレイキという言葉を耳にしました。

なぜ、日本発祥でありながら、レイキ、、靈氣、、が一般に受け入れがたく怪しいものとして受け止められやすいのか、、

私なりの解釈ではありますが、まず「靈氣」という字からオバケっぽいもの、インチキ臭いもの、のような印象を持たれるのではないか。実際、私もレイキを靈氣と書くことを知らず、初めてレイキを知ったのは、オーストラリアでの「REIKI」でした。現地の人たちから「日本のものでしょ？」と聞かれ知ることになり、最初から「靈氣」に出会っていたら、間違いなく、受け入れなかったと思います。

「靈氣」の靈の字はオバケっぽいイメージですが、本来の意味は「神聖なもの」「すぐれてよいもの」「慈しみ」などを表す言葉でした。富士山のことを霊峰富士などというのもそのような意味から来ています。

「気」は、自然エネルギー、この世に存在する生きとし生けるもの、すべての万物が持っている生命エネルギーのことを言います。このエネルギー、つまり、「気」が肉体から絶えたとき人は死をむかえます。ヨガでは「プラーナ」、ハワイでは「マナ」といわれるものです。

つまり、私たちみんなが当たり前に持っているものであり、心身が健康で溌剌としていれば、「気」の流れがよく滞りのないバランスの良い状態となります。心身に疲労が蓄積されたり、けがや病気で免疫力が落ちた状態であると「気」の流れのバランスを崩し心身に影響が出ます。たとえば、東洋医学は「気」を観て診断し「気」を整えて不調を治します。「気」を病むことで病気になり、元の「気」の状態に戻ることで病から回復し元気になるのです。

目には見えない「気」をとらえるのは難しく感じますが、当たり前に存在するもの、、空気のようなもの、、

そう、、空気も、空（宇宙）の気なのです。

このように「靈氣」を字として見ると、理解が進むと思います。

「怪しい」と思われがちなもう一つの理由は、純粋に日々鍛錬しレイキを伝授されている高格なマスターがいる一方で、昨今、残念なことに、お金儲けの手段としてアチューメントのみを高額で提供したり、遠隔と偽って詐欺まがいなことが行われていることも事実なのです。

レイキ講習を受ける場合の注意として

1．値段が高額である

2．講習の内容を確認する。どのようなことを学ぶのかカリキュラムやテキストを見せてもらう

3．レイキには西洋レイキも直伝霊気も学ぶ段階があり、一つのステップから次のステップまでの日数を必要とします。通常21日以上あけますが、日数を早く詰めてくる

4．十分な実習や定期的な体験講習がない

5．遠隔でのアチューメント（これはよくわかりません。マスターによっては可能なのかも知れませんが、私が伝授していただいたマスターは、遠隔でのアチューメントは不可能と言っていたので）

6．相手の悪いところを指摘してくる　

「あなたのこの考えが悪い現実を創っている」など

7.　パワーストーンやヒーリンググッズを売りつける

8．神や高次元という言葉をやたらと使う、霊の話をする

9．手を当てただけで、その人の身体のどこが悪いと言う

（手を当てると悪いところがひびくので、なんとなく悪いところがわかりますが病名まではわかりません。レイキを与える者の心得として、目の前にいる人は完全な存在としてみます。意識は拡大レンズと言われ、人の意識が具合の悪いところに焦点が当たると、その部分が拡大されより悪い影響をもたらすという考え方にあります。レイキの本質を知っている人は、自然とレイキが流れるままに、その人に愛の気持ちで寄り添うのです）