茶の湯九州ツアー、念願の小鹿田焼の皿山へ訪れた・・・心の扉が開いた原点は「リーチ先生」だった
九州茶の湯ツアー、猛暑の中、マイクロバスは大分日田の皿山である小鹿田(おんた)焼の窯元を目指した。向かう途中、一ヶ月前の大雨による被害が随所に見られたが、小鹿田の里の住居は大丈夫だった。そこは、青い空に映える窯元の風景が見えてきた。大雨被害で観光客を規制してるため、静かであった。
静寂の中、「唐臼」の音が聴こえてくる。ふと、私の「心の扉」を開いた念願の小鹿田の里が眼前に迫ってきた。小説「リーチ先生」と「バーナード・リーチ日本絵日記」の冒頭シーンが頭の中を過ぎった。この時点で