見出し画像

【櫻坂46】8th Single BACKS LIVE!! 勢い、層の厚さ…“個性”の一言では片付けられない十人十色の魅力を放つBACKSメンバー12人に鳥肌不可避

「夕食付き指定席でスタンバイ♪」

推しのライブ当日って独特の高揚感がありますよね。たとえ配信で見るものだとしても、開演時間まで何をしていても気もそぞろというか、仕事や勉強に身が入らないというか(ダメだろ)。今回は平日開催ということで、オフィスから何時の電車で自宅の最寄り駅に着けばスタンバイバッチリなのかを計算しつつ、しっかり仕事をセーブして?開演15分前には昼食(注釈)付き…いや夕食付き指定席(我が家)でスタンバイ。昨日一昨日はそんな人も多かったのでは? 

昨日一昨日に何があったかというと、櫻坂46の8thシングル「何歳の頃に戻りたいのか?」の“BACKSメンバー”による単独ライブ「8th Single BACKS LIVE!!」が、5月9日、10日に千葉・幕張メッセ イベントホールで開催された。櫻坂46が「BACKS LIVE!!」を実施するのは、今年1月の「7th Single BACKS LIVE!!」以来、約4カ月ぶり。福岡・大阪・愛知・神奈川を回った「4th ARENA TOUR 2024 新・櫻前線 -Go on back?-」本編が終了し、6月の東京ドームでの追加公演を控える中、“琵琶湖が生んだパワフルガール”としてもおなじみの二期生・武元唯衣が“座長”を務める形でBACKS LIVE!!が行われた。

昨年10月に7th Single「承認欲求」のイントロをCMで聴いて体に電流が走り、以来すっかり櫻坂46の魅力にハマった新参者Buddiesの筆者が、メディアの記事では見られない主観に満ちたライブリポート・・・というのもおこがましい、感想文をお届け! 長いし、リピート視聴を楽しみに待っている方は、以下ネタバレも結構あるので来週土曜以降にお会いしましょう。クソ長いですが、読んでくださる方は、「新参者の戯言」と思ってお手柔らかにお願いします。

BACKS LIVE!!ってナンダ!?

個人的にBACKS LIVE!!を見るのはこれで2回目。Buddiesになる前もBACKS LIVE!!というイベント自体はなんとなく知っていました。

もともと「46や48グループにハマるわけないじゃん!」というちょっとひねくれたタイプだった身としては、「選抜とバックスの違い?野球の1軍2軍みたいなもの?」ぐらいのイメージだった。興味のない人にとってはそんなものだろう。ところがどっこい!初めて1月にBACKS LIVE!!を見た時、そんなイメージは吹き飛んだ。

そもそもなぜ、BACKS LIVE!!なのか? 公式発表によると・・・・・

ラグビーでは、フォワードの8人が前線でチャンスを切り開き、後方からバックスがポイントをゲットする、攻撃の要になります。
3列目も後方から虎視眈々とトライを狙って、櫻坂のポイントゲッターになって欲しいという意味が込められています。
「私たちで、櫻坂46を、強くする。」

櫻坂46公式サイト

なるほど。ラグビーになぞらえていたのね。これはストン、と腑に落ちた。いわゆる後衛のバックスなのね。つまり、1軍2軍、上下とかではなく、同じフィールドにいる。前線で自由に攻められるのは後衛がしっかりしているからこそ。そういう意味でもこれは素晴らしいネーミングだなと感動した。

ここからはライブリポート的なやーつ!

さて、長くなったが本題へ。今回のBACKS LIVE!!は、7thシングルのメンバーと概ね同じだが、座長だった井上梨名が選抜入りして抜けて武元唯衣が座長に、他では的野美青が選抜入りして抜けて、7thシングルには参加していなかった遠藤光莉が入って12人編成に。

ライブはおなじみの「Overture」が流れた後に武元が勢いよく登場し、情熱的なソロダンスで幕開け。2日間ともあふれんばかりの情熱を表現したようなダンスで魅せてくれたが、本人いわく「本当に緊張していた」とのこと。それもそのはず、かねてより目標にしていたライブで「自分の振り付けを自分で踊る」というのをここで実現したから。それでも外番組含め経験豊富な彼女だからこそ、緊張感をおくびにも出さずに踊り切り、ライブに勢いを付けられたのだろう。

メンバーが合流して、1曲目は武元センターの「条件反射で泣けて来る」へ。ここでも指先…いや毛先までしっかり見せるパフォーマンスで武元が引っ張る。ダンスの実力は言うまでもなく、表現力が豊かなところも彼女の魅力で、何で8thシングルの選抜に選ばなかったのだろう…と運営が後悔しても後の祭り(十番祭り)だろうなと。とはいえ、選抜だけがすべてではないので、それはさておき。

続いて「恋が絶滅する日」へ。ここでも武元がセンター。座長としてメンバーを引っ張る覚悟と、このステージを心から楽しんでいるのが伝わる表情で楽しませる。今回のBACKSメンバー12人の内訳は一期生が2人、二期生が4人、6人が三期生。ただし一度ステージに上がってしまえば期別の垣根などは一切感じない、一体感のあるパフォーマンスを見せ、まさに環境次第で進化する彼女たちの姿がそこにはある。

そしてグループ最年少のいとまめこと三期生・向井純葉の“ノック”から「断絶」へ。「BACKSでユニット曲披露は珍しい」と初日のMCでも触れられていたが、メンバーやファンからも人気の楽曲を7人編成(向井純葉、齋藤冬優花、遠藤光莉、武元唯衣、石森璃花、小島凪紗、村山美羽)でパフォーマンスした。普段は最年少らしく自他共に認める“無邪気”さがあり、笑顔が売りの広島が生んだ美少女・向井も、格好良く、色っぽくステージ上で躍動した。個人的にはサビの全員が両手でノックするようなしぐさの振りが好き。ここで最初のMCへ。

そこで武元が「今日はいつものことも何もかも忘れて私たちに付いてきてください!」と言っていたが、彼女たちのライブはVRゴーグルを付けた時のような没入感があって、何もかも忘れられるのが魅力。生粋の配信勢だが、ライブが始まったらそこはもうライブ会場にいるかのような気分が味わえる。たまにはしゃぎ過ぎて、隣の家から6回くらいノックされるが、その辺はご愛敬。

MC明け、“24時間365日アイドル”でおなじみのツインテール石森がセンターの「もしかしたら真実」を。“養殖ぶりっ子”なのか?と武元も半信半疑だったそうだが、パフォーマンスや普段の立ち居振るまいを見るに彼女はナチュラルボーンアイドルだということが、もしかしたら真実なのかもしれない。それぐらいカメラ(今回に限らず)に抜かれた時の表情が素晴らしい。もともと欅坂46時代からファンで、握手会に並んだこともあるくらい田村保乃や小林由依を推していただけあって、ファンの気持ちになれるというか、ファンが喜ぶことも身をもって知り尽くしているのかも。この曲はそんな彼女が笑顔を封印。ちょっぴり切ない表情が印象的で、曲の世界観に入り込んだパフォーマンスを見せてくれた。普段笑顔のイメージが強いからからこそ、ギャップにグッときた。

そして優しいピアノの音色から、みんな大好き「ブルームーンキス」へ。前回のBACKS LIVE!!では石森がセンターを務め、破壊力抜群の“セリフ”を披露してファンを増やした(筆者も含め)が、今回のセンターは“櫻坂46の妖精”こと一期生・上村莉菜。ここは太字にして伝えておこう。リピートで初めて見る方、気を付けてください。

「あっ、キスしちゃった」の前には必ず深呼吸をして、心を落ち着かせておいてください。あなたが思うよりもはるかに上の…そう、何なら致死量のラブリーが飛んでくるので。当然2番のセリフもエグいっす。むしろ村山美羽が強く抱き寄せるシーンも込みで、2番のほうがエグみが強いのかも…。画面が割れるかと思った。「アイドルは好きだけど、アイドルらしいことは苦手」と公言する上村が振り切ってやるからこその破壊力ともいえる。この組み合わせでは恐らく最後の同パフォーマンスだからこそ、貴重だった。

そして妖精の次は赤ちゃん。いや、えんりここと遠藤理子がセンターの「ソニア」。そう、このあたりはラブリーの過剰摂取ゾーンと言っても過言ではにない。本人的には「大人っぽくなりたい願望」が強いらしいえんりこちゃん。高校もこの春卒業したことだし、今後は“自分が似合う色”を探して突き進んでもらいたいところだが、それでもやっぱり“国民の赤ちゃん感”は失われてほしくない僕のジレンマ。

2度目のMCは石森の進行。武元に負けず劣らずの安定感のあるトーク回し。昨年末に“こち星”の代打MCもそつなくこなしたのも記憶に新しいし、「ちょこさく」でもMCをこなしていたが、本当にうまい。1日目には上村先輩が言葉に詰まったところでうまく助け船を入れ、フォローしてより盛り上げていた。ちなみに2日目のこのターンでは、マリノ様こと幸阪茉里乃がハプニングを告白していたが、面白いので割愛。リピートで確認してみてください。

ほんと、確信的に好きだ!

続いて、7th BACKS曲「確信的クロワッサン」ではセンター・武元をはじめ中央の花道に飛び出していくメンバーたち。パフォーマンスしながらファンに爆レスを送ったり、配信画面にファンサしたり、会場のボルテージはグングン上昇。ちょうど同曲のオリジナルメンバーの一人である的野の“みおグッド”を石森が披露するところが配信画面に抜かれていて、カメラワークもニクい。

続いて5thシングル「桜月」でキャプテン・松田里奈が初センターを務めたBACKS曲の「無念」を、大沼晶保のセンターで。藤吉夏鈴に「大不思議」と命名され、メンバー屈指の力持ち、沼ソング、言動がややトリッキーで、“飛び道具”的な扱いをされがちな大沼だが、沼ソングでも分かるように音楽センスも秀でていて、感情をダンスに乗せるのがとてもうまい。振りの一つ一つもダイナミックで、ライブ映えする。ラスサビ前に逆光からの“無念”な表情もとても胸を打つものだったし、一転してラスサビの希望に満ちたような笑顔、無念を晴らして前を向くような清々しい表情も素敵だった。

櫻が舞う映像演出の後、ここで前日とは違う楽曲が。イントロから歓声が上がっていたが、向井、石森、えんりこの3人でこちらもメンバー人気の高い「ずっと 春だったらなあ」をパフォーマンス。いやはや絶妙な人選。穏やかで優しい歌声を持つ3人だからこそ、この曲にマッチしているし、ハモりの相性もいい。3月末のイオンカードライブに続いて春にこの楽曲。会場、あるいは配信で見ていたか知る由もないけど、この曲のガチオタとして知られるまつりキャプテンもさぞ興奮していたことでしょう。

それからメンバーでハートマークを作って、こんなぎ(小島)センターの「僕たちの La vie en rose」。土生瑞穂や小林由依の卒業ライブでも披露されたが、今回は三期生全員+ちゅけという構成もあるのか、あくまで個人の感想だがよりポップでキュートな印象を受けた。こんなぎのウインクやハートマークに思わずこっちが「お手上げさ!」と言いたくなるくらい笑顔があふれる空間だった。

そして1日目にファンも騒然となったマリノ様のセンターで三期生楽曲「Anthem time」。逆はあるものの三期生曲を先輩後輩が一緒になってパフォーマンスするのは激レアだ。どちらかといえば公の場では控えめなタイプ。これまではクールに見られがちで、自他共に認める「地蔵」だったはずのマリノ様だが、あのマリノ様はどこへやら。1月のBACKS LIVE!!で「脱・地蔵」を目標に掲げていたが、早くも脱したのでは?と言いたくなるぐらい生き生きとしたパフォーマンスで笑顔も満開。苦手そうな煽りも見事に決めていた。彼女が文字通りいいところを全部曝け出したおかげで、会場のボルテージは最高潮に。最後のラブリーな笑顔に心を射抜かれたBuddiesは多いだろう。


衣装チェンジで後半もフルスロットル

MCを挟んで衣装チェンジ。三期生屈指のダンススキルを誇る村山を中心にそれぞれのポテンシャルを遺憾なく発揮するダンスタイム。櫻坂46のいいところは、ダンスを見ているだけでも楽しいし心が躍る。正直インストゥルメンタルライブだったとしても見に行きたいアイドルは彼女たちくらい。ただそろっているだけの一糸乱れぬ無機質なユニゾンダンス(もちろんそれもすごいけど)にはない、生きたダンスの魅力がある。ミュージカルに感動する感覚に近いかな。

そして横一列に広がって、東京都からお越しの齋藤さんがセンターの「Cool」へ。グループの屋台骨をパフォーマンス面で長年支え続ける齋藤がセンターで踊り、一人で花道を歩いて大勢のファンの前でソロダンスを披露するシーンはとてつもなくエモい。Coolだけに表情はほとんど変えずに踊っているが、彼女のダンスはどんな言葉よりもよっぽど雄弁なそれ。数少ない一期生だが、まだまだいてほしいと感じさせてくれた。

続いて「ジャマイカビール」でもユニットを組み、一緒にパフォーマンスした小林由依を尊敬してやまない遠藤光莉が、彼女の最後のセンター曲「隙間風よ」でセンターを。この曲のセンターに遠藤光莉を選んだ運営には拍手を送りたい。彼女はどちらかといえばあまり積極的に前に出るタイプではないので、冠バラエティーでも目立つことは少ないのだが、ダンスパフォーマンスやダンスの表現力は他のメンバーも認めるところだし、グループへの愛情は人一倍。「人生初めての後輩」という三期生にも慕われていて、メンバー一人一人をよく見て理解している。だからこそセンターでこんなにも輝いたのだろう。きっとゆいぽんさんも喜んでいるはずだ。

さらに、ライブでは森田ひかるの“女王様感”でもおなじみの「Dead end」を小田倉麗奈お嬢様のセンターで。イスに座ってニヤッとする表情がなんとも妖艶。現役大学生、グループ屈指のかしこメンバーで、三期のお嬢様というキャラクターが独り歩きしていて、パフォーマンスの面ではあまり色が付いていない印象だったが、彼女には努力では出せない華があることを再認識。何物にも代えがたいエレガントな華を武器に、ここでセンターを務めたことでもう一段階レベルアップした姿を今後見せてくれるはず。

次世代クールビューティーが爆発!

いよいよライブ本編も終盤へ。ここできたか…。自分でも言っちゃうくらい「クールビューティー」で知られる村山による「全員手を上げろ~!」の煽り&クラップから、「マンホールの蓋の上」だ。イントロからして強い曲だし、“そこさく”でのいじりもあってファンも多く、1日目に続いてイントロが流れるや「おお~!」のどよめきが。ツアーや先日のフェスでも披露されているようだが、個人的には初めて見るライブパフォーマンス。予想通りめちゃくちゃ格好良く、鳥貴族の人に目を付けられるくらいには鳥肌がたちっぱなし。センターの村山は「えっ、この子なぜBACKSなの?」と言いたくなるくらい魅力的。普段決して口数が多いタイプではなく、グイグイいくメンバーの多い櫻坂46では控えめな印象だが、ステージ上では誰にも負けない存在感を魅せる恐ろしい子。開花したら誰も止められない、グループのキーパーソンになるはず。「ラストいくぞー!!」の煽りで、思わず震えた。普段おっとり、ステージ上では唯一無二の世界観を持つ憑依型…という点では、藤吉姐さんと似たタイプなのかもしれない。(個人の感想です)

座長・武元の曲振りから本編ラストは今回のBACKS曲「油を注せ!」。イスをステージ中央に持ってきて、MVでも話題になった“ワルちゅけ”モードから、表情、一つ一つのしぐさが“全力の向こう側”にいくかのような熱量たっぷりのパフォーマンスで魅了した。直前の曲振りのMCでは息を切らせるぐらい激しい曲が続いていたのにもかかわらず、武元の琵琶湖パワーは天井知らずなのかと言いたくなるくらいのパワフルさで、ラストまで勢いが落ちることなかった。

BACKS曲では初めてMVも作られ、センターの武元も「この曲と出会ったあの瞬間から、数え切れない感情を教えてもらった」と言っていたが、まさに“BACKSの新しい形”を強烈に示すようなパフォーマンスを12人のオリジナルメンバーで魅せた。

いよいよアンコールへ

Buddiesの熱狂に包まれたアンコール。黒のTシャツに着替えて「魂のLiar」へ。クラップと呼応して足を動かす独特の振り、何か一緒に闘ってくれている、応援してくれているような印象を受けるメロディーラインで、個人的には何かこれから頑張らないといけない勝負どきには必ず聴く曲。今回も12人のメンバーから言葉では表せないパワーをもらった。

MCを挟んでラストは、今やBACKS LIVE!!の締めくくりといえばこれ!という「I’m in」。「五月雨よ」のBACKS曲で、“そこさく”のオープニングBGMとしても知られる曲だが、明日への希望に満ちたような歌声が心地いい。ファンにレスしたり、配信カメラに手を振ったり、最後まで笑顔いっぱいの空間で、声出しOKだからこその一体感もあり、会場が一つになったところで2日間のBACKS LIVE!!を締めくくった…。

……と思いきや、まさかのダブルアンコール!運営も予想していなかったのか、配信画面も切り替わってリピート配信の日程を告げていて、危うく画面を閉じかけたところ急きょライブ画面へ。すぐに落ちてしまったファンの方は悔やまれるだろうが、リピートがあって良かったですね。

メンバーも想定外だったのか「どうしよう~!」とうれしい悲鳴。ちゅけの「あれ持ってきてください」から、イスが再びステージに運び込まれ、「油を注せ!」をおかわり披露。こんなぎらしき笑い声をマイクが拾ってしまうぐらい、楽しそうにパフォーマンスする12人。同じ曲でもここまで違った表情を見せられるのか、というほど趣の異なるステージを展開し、今度こそ本当にやりきった。最後は武元の「Buddies最高でーす!」でライブを締めくくった。

今回のBACKS LIVE!!は、「前向きな気持ち」を意識したという武元座長。齋藤も言っていたが、見ている側としても本当に「一人一人を輝かせよう!」という演出意図を感じたし、メンバー自身それに応えるように“どうしたら自分が最大限輝けるのか”を意識してステージでそれを体現していた。

あらためて選抜メンバーだけが櫻坂46ではないことを痛感したし、何よりもこれほどまでに層が厚いグループなのか、という驚きもあった。それはメンバーに限らず、シングル表題曲を1曲も披露せずここまで楽しませることができる、楽曲面の完成度の高さも含めて。

座長としてここまで引っ張ってきた武元は、「油を注せ!」で初めてセンターに選ばれたとはいえ、もちろん選抜に漏れて悔しい思いもあっただろう。それでも、この経験が今後のアイドル人生にも大きな影響があるはず。過密スケジュールを文句一つ言わずにこなして大学をきっちり4年で卒業し、いい意味でリミッターの外れたパワフルガールの未来は明るい。 

さあ、次は6月15日(土)、16日(日)の東京ドーム「櫻坂46 4th ARENA TOUR 2024新・櫻前線 -Go on back?- IN 東京ドーム」。もう既にチケットも入手困難になっているとか。常にお互いをリスペクトし、グループの不協和音など一切感じられない今の彼女たちが魅せる新たな景色に期待は膨らむばかりだ。

そして「咲かない人は、いない」「BACKSが櫻坂46を強くする」ということをまざまざと感じた2日間だった。

文=新参者Buddies


<セットリスト>

M00.Overture
M01.条件反射で泣けて来る
M02.恋が絶滅する日
M03.断絶
~MC~
M04.もしかしたら真実
M05.ブルームーンキス
M06.ソニア
~MC~
M07.確信的クロワッサン
M08.無念
M09.風の音(1日目)/ずっと 春だったらなあ(2日目)
M10.僕たちの La vie en rose
M11.Anthem time
~MC~
M12.Cool
M13.隙間風よ
M14.Dead end
M15.マンホールの蓋の上
M16.油を注せ!
En01.魂のLiar
~MC~
En02.I’m in
W-En.油を注せ!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?