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国試問題演習記録#8


実施日時

2024/5/21 9:15 - 2024/5/21 9:45
2024/5/21 13:00 - 2024/5/21 14:00
2024/5/21 22:45 - 2024/5/21 23:15

演習した問題

111G53
105D12
103B41
113C41
115A48
103A59
105D39
109I35
112D8
114D10
103I9
101F24
116A32
117F14
100H23
109D8
115D68
115A8
113A1
103D31
104A30
106B19
117F16
107D34
111B24
108D5
110D11
115C12
110G36
109B33
108B7
102E3
110B2
100G43
115C26
105G38
111E29
117F25
113D14
104G49
115D11
105B34
111E20
101H16
106E64
106E65
106E66
101F39
112F36

A 消化管 150/256(正解率 96.7%)
一般 57/102(正解率 96.5%)
臨床 93/154(正解率 96.8%)

B 肝・胆・膵 12/187(正解率 91.7%)
一般 8/73(正解率 100.0%)
臨床 4/114(正解率 75.0%)

G 血液 21/192(正解率 66.7%)
一般 16/82(正解率 68.8%)
臨床 5/110(正解率 60.0%) 

O 小児科 205/383(正解率 99.0%)
一般 87/144(正解率 97.7%)
臨床 118/239(正解率 100.0%)

今日のひとくちメモ

107D34

77歳の男性。腹痛のため搬入された。1か月前から食欲がなくなってきたが、日常生活に支障はなかった。今朝、右上腹部痛を訴え、ふらついて寝床から起き上がれないため家族が救急車を要請した。脈拍116/分、整。血圧76/48mmHg。SpO2 100%(リザーバー付マスク10L/分酸素投与下)。腹部は軽度膨隆、軟で、肝・脾を触知しない。血液所見:赤血球266万、Hb 8.9g/dL、Ht 27%、白血球8,400、血小板15万、PT 79%(基準80~120)。血液生化学所見:アルブミン3.6g/dL、尿素窒素25mg/dL、クレアチニン1.0mg/dL、総ビリルビン0.7mg/dL、AST 28U/L、ALT 12U/L、ALP 269U/L(基準115~359)、γ-GTP 75U/L(基準8~50)、Na 142mEq/L、K 4.0mEq/L、α-フェトプロテイン〈AFP〉26.5ng/mL(基準20以下)。免疫学所見:CRP 0.7mg/dL、HBs抗原陽性、HCV抗体陰性。輸液を開始後、血圧は96/64mmHgとなった。腹部造影CT(A)と腹部造影CT冠状断像(B)とを別に示す。
次の対応として適切なのはどれか。

a. 肝切除術
b. 放射線治療
c. 動注化学療法
d. ラジオ波焼灼
e. 冠動脈塞栓術

問題文で注目したポイント

77歳の男性。腹痛のため搬入された。1か月前から食欲がなくなってきたが、日常生活に支障はなかった。今朝、右上腹部痛を訴え、ふらついて寝床から起き上がれないため家族が救急車を要請した。脈拍116/分、整。血圧76/48mmHg。SpO2 100%(リザーバー付マスク10L/分酸素投与下)。腹部は軽度膨隆、軟で、肝・脾を触知しない。血液所見:赤血球266万、Hb 8.9g/dL、Ht 27%、白血球8,400、血小板15万、PT 79%(基準80~120)。血液生化学所見:アルブミン3.6g/dL、尿素窒素25mg/dL、クレアチニン1.0mg/dL、総ビリルビン0.7mg/dL、AST 28U/L、ALT 12U/L、ALP 269U/L(基準115~359)、γ-GTP 75U/L(基準8~50)、Na 142mEq/L、K 4.0mEq/L、α-フェトプロテイン〈AFP〉26.5ng/mL(基準20以下)。免疫学所見:CRP 0.7mg/dL、HBs抗原陽性、HCV抗体陰性。輸液を開始後、血圧は96/64mmHgとなった。腹部造影CT(A)と腹部造影CT冠状断像(B)とを別に示す。
次の対応として適切なのはどれか。

腹痛
腹部軽度膨満・軟
・血圧76/48mmHg、輸液に反応して血圧上昇 → 循環血液量減少性ショック
・RBC 266万、Hb 8.9g/dL、Ht 27% → 大球性正色素性貧血
・AFP 軽度上昇 → 肝細胞癌に特異的な腫瘍マーカー
・HBs抗原陽性 → B型肝炎ウイルスキャリア
・腹部造影CT
 肝右葉全体を占める、内部構造不均一で大きな腫瘤
 肝周囲、脾周囲に腸液よりも高吸収で境界不明瞭な領域を認める 
 →貯留液には造影剤が流入してる?腫瘤の出血?

肝細胞癌は臨床症状に乏しく、破裂してから来院される方も。
止血のため、肝動脈塞栓術をまず行い、全身状態の安定を優先する。
解答はe. 肝動脈塞栓術

目標と達成状況

・毎日コツコツ5問:49問達成!大躍進!!
・その日間違えた問題は、翌日には解決に取り組む
 正答率が98%近くでキープできた!復習できてよかった。
・今月中に全体で1000問!
 →現在1275問
 →このまま小児科と血液進めたい。肝胆膵も進めたい!
・後で復習したい問題について備忘録として書いてみる!
 →貧血のことについてちょっとだけ書けた!

ひとこと日記

今日は友達とゆっくり過ごして、一緒に国試の問題を解いて、お互いの好きなことをたくさん話した。
夜もやることはたくさんあったけれども、寝る前までのこの物書いてる時間がものすごく充実していてよく眠れそう…
あと甘いお菓子食べたい~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ドーナツ食べたい…

お礼

メイプル楓さん、優しい絵柄と力強いメッセージを併せ持つイラストが大変好きです。
記事のアイキャッチ画像に使わせてもらっております。ありがとうございます。


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