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Day 0-1

旅が冒険に変わった。

これからフランスからスペインにかけて延びるel camino de santigoという巡礼路に向かう。
約1030kmの道のりを約40日程かけて歩いて横断しようとしているのだ。
王道のコースならば約830kmなのだが、せっかくならバスク地方も歩いてみたいと思って少し脱線したコースを計画したら200kmも遠回りすることになる。

その旅路の初日が今日なのだ。(2019/02/01)

成田からまずはバルセロナ入りをする。
そこからバスを何度か乗り継ぎフランスのサンジャンピエドポーという巡礼路の出発地点に向かう予定である。

成田からパルセロナへ直行便はなく、スイスのチューリッヒにトランジットで1時間ほど待ってから乗り換える予定なのだが、、、

実はこの文章は、飛行機内で書いている。
といっても空の上からではなく地上でだ。

10時40分の出発時刻のフライトのはずだったにも関わらず今は14時を既に過ぎている。
どうやら昨夜の積雪の影響で滑走路の1つが閉鎖され、みるみるうちに遅延しているのだ。

搭乗したのは11時頃だから かれこれ飛行機内に3時間程軟禁されている。

お気づきだろうがもう既にチューリッヒ乗り換えの便に乗れそうもない。

CAに今後の流れを聞くと
「もしかしたらパルセロナの最終便に乗れるかもしれませんが、最悪の場合チューリッヒに一泊していただき翌日のフライトになるかもしれません。」と可愛い顔を困り顔にして言われた。
『バスもホテルも予約してるんですけどね、こちらは』とクレームをつけたくなる一方で可愛い顔に免除。

全くどうなることやら。
10分先のことも予想できないこの状況に笑ってしまう。
前途多難なではなく、冒険が始まった。

と、ようやく「離陸する順番が回ってきた」とアナウンスが流れてきた。

時刻は14時40分だから4時間遅れのフライトだ。
旅の経緯や目的などは次に書こうと思う。

ではまた。

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