スンビラン島で体感する人々の暮らし
おはようございます。
トンケトンケ村で朝を迎えます。
今日はスンビラン島へ向かいます。
スンビランというのは9という意味でその名の通りスンビラン島は9個の島で構成されています。2年前も訪れました。
ハートマークついてるのが着いてるのが今回僕が行くカンブノ島です。
(ちなみに陸地はシンジャイ)
船乗り場からは1日に1回スンビラン島のうちカンブノ島(9つのうちメインの島でこの島に医療機関や学校が集中している)に定期便が出ていて、スンビラン島へ働きに行く人が乗ります。
先生やナースさんがたくさん乗っていきます。
イファンも普段カンブノ島に住んでいて小学校の先生をしています。
1時間ほどで到着しました。気をつけて橋を登りましょう。
青い服の方々はナースさんです。船出勤お疲れ様です!お仕事頑張ってください!
平日なのでイファンは学校に働きに行きます。ロイと2人で行動することに。
まずは散歩から島の雰囲気を少々お楽しみください。
まずは港。遠くから見ると海は綺麗だけど近くで見るとゴミだらけ。
トンケトンケもそうですが、インドネシアの地方の方ではゴミの収集システムは整備されていません。
少し高い丘からの眺め。
壁がコンクリートでできているのはお金持ちの家?
木やレンガの家もあります。
学校。
だんだん細い路地を抜けて、、
2年前僕がホームステイをしたのは島の端にある集落。海の上に家が建っています。
中心部と比べると所得に差はありそう。(ここではわかりやすいようにあえて貧乏という言い方をしますが、他の島の人と比べて幸せそうじゃないとかそういう意味はありません。ただ所得の問題です。)
ホームステイ先にお邪魔します。
2年前のことですがちゃんとホストファミリーの方は覚えてくれていました!
2年前の写真。
わからない所はロイに通訳してもらいながら、思い出話を楽しみます!
相変わらず元気そうでした!
あたりを散歩してみます。
これだけ狭いコミュニティだと日本人が訪れるという非日常なことは思い出として近所で語り継がれているらしくみなさん笑顔で受け入れてくれました。
こちらは仕事をしている女性。海藻です。この島の主産業。男の人は漁に出る。女の人は島の陸地で海藻の仕事。そんな所でしょうか。(2年前のフィールドワークのメモがあるので日本に帰った海藻仕事についてはまた詳しく書こうかな)
ちょっと海にも降りてみます。
警察の船が野ざらしに笑笑
適当かよ笑
海の上に家が建っている理由
さて海の上に家が建っている理由は何でしょう。聞いた話で得た情報を元に説明します。
まず、この地区に住んでいる人はもともと海遊民族でした。(船の上で生活)しかしインドネシア政府による定住政策により海遊民族は住所を持たなくてはいけなくなりました。
土地が限られているスンビラン島では陸地だけでなく海にも家を建てて海遊民族はそこに住んだわけですね。これが海の上に家を建て人々が住んでいる理由です。
つまりこの地区の人々はもともとこの島にはいなかった。ちょっとした地域差別もあると聞きました。インドネシア語が聞き取れないのもありますが、島を歩いていて僕はそういった(集落差別がある)様子は感じ取れませんでしたけど。
ちなみに2年前来た時と集落の景色は変わってました。
さらに家が増えているんです。島の人口増加により家はパンク状態でもう海へ家を建てるしかないと聞きました。
海藻はいくら?
ホームステイ先の家族も海藻仕事をしています。
お父さんは暇そうにしているので仕事は休みなのか聞いてみると、今はひと段落した時期だそう。海藻仕事は季節じゃなくて周期的に行われているそうです。初知り。
ちみに奥にあるのが海藻一袋です。100kg
3人がかりで運びます。
さていくらだと思います??
答えは1袋3000Rp です!
そこそこ高そう??
いやいや、全然安いんですよこれが。
僕のインドネシア日記を読んでくれてる方(がいたら嬉しいな)ならお気づきかもしれませんがだいたい1円=120Rpなので、25円!
日本円にすると安く感じますが、日本円で考えるのはナンセンスですのでもうやめます!客観的な事実として考えてください。
ただインドネシアルピアで考えても安いですよ。だって3000Rpじゃ600mlのペットボトル1本でさえ買えないです。スンビラン相場で50000Rp。
ちなみに今は値が安い時期で
高い時だと1袋10000Rp だそうです!
いかがでしたでしょうか??
トンケトンケにプライベートできたはじめての日本人だと前回お伝えしましたが、もちろんスンビラン島もです。
おそらく皆さんが生涯行くことのないと思うので、出来るだけ皆さんに人々の暮らしや文化を(出来るだけフラットに)伝えられたら良いなと思ってます!
最後はちゃっかりご飯をいただきました😊
現地からは以上です!
テリマカシー!(ありがとう)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?