見出し画像

最近読んだ10冊

読んだ本の記録。毎日少しずつ読んでいるつもりだが、それ以上に本を購入してしまうので、結局未読の本たちを前に申し訳ない気持ちになっている。

購入するときは面白そうと思っていても、少しでも届いてからその本に目を向けるのが遅れてしまうと、読むという気が重くなってしまう。そんな僕だから読むジャンルも様々(その中でもビジネス書は多いけど)

今回は10冊まとめて紹介。内容(太字)はAmazonの商品紹介より引用。

『なるほどデザイン』 筒井美希著


「デザイン=楽しい」を実感できる新しいデザイン書籍。
デザインする上で必要な基礎、概念、ルール、プロセスを
図解やイラスト、写真などのビジュアルで解説しています。
現場で活躍しているデザイナーが身近にあるわかりやすいものに例えたり、
図解、イラスト、別のものに置き換えて見方を変えてみたり…
豊富なビジュアルとともにわかりやすくひも解いた、
楽しみながらデザインのあれこれがわかる「なるほど!」と思える内容が盛りだくさんです!

画像1

ちょっと前にデザインができたらいいなと色気づいて本屋さんでジャケ買いした1冊。読めば読むほど今まで自分がいかに適当にデザインしてきたのかを感じさせられたけど、デザイン初心者にはわかりやすく読みやすくデザインされた本だった。


『なるほど!お金のはなし』
 文 マーティン・ジェキンス 絵 きたむらさとし 訳 吉井一美
きみの貯金箱にお金は入ってる?そのお金で何が買えるだろう。同じお金なのに、買えるものがふえたりへったりするんだよ。知ってた?そもそも、お金ってなんだろう。

画像2

元町にある書庫バーが併設された小さな本屋さんで一目惚れした絵本。大学の経営学部で学ぶようなことも噛み砕いてわかりやすく書かれている。お金のことを理解すればするほどお金の大切さがわかる。だから僕たちはお金のことを学ぶのだ。自分が小さいころに出会いたかった。将来、こどもに読み聞かせしてあげたいなー。こういう絵本を今のうちから積極的に集めておきたい。絵本は腐らないから。

『うちゅうの目』 まどみちお
今年101歳を迎えるまど・みちおの詩には、
混沌とする現代社会の中で見落としがちな小さな幸せや
無意識に過ぎてきた素朴な発見が
思いもよらぬ目線と、優しいと言葉で綴られています。

画像3

こちらも前出の店で購入。題材が日常的なものでわかりやすい。対象がわかりやすいからこそ言葉の力でどこまでも深く(たまに難しく)考えさせれれる。時々本棚から引っ張ってきてぱらぱらっとめくるのが良い。

『アフターデジタル』 藤井保文 尾原和啓 著
デジタル化の真の意味とは何か?
リアル世界がデジタル世界に包含されることで、世界で何が起こっているのか?
デジタルで企業が常に顧客とつながり現実世界の行動をリアルタイムでデータ化できるという明日の世界の常識を鮮やかに描き出した一冊。
日本が進めるべきデジタル化の「道しるべ」を知りたい方に読んでいただきたい。

画像4

デジタル教養を身につけるために購入。日本と中国との差がでかすぎて、ただ真似をすることは不可能なので、うまくデジタル化の本質を捉えなければ行けないと実感した。知識として入れておいて損はない。ちなみに本書の中ででてくる「ジョブ理論」というのが非常に参考になったので、マーケティングに興味のある方はジョブ理論で検索。

『令和の巨人軍』 中溝康隆著
〝今〟の巨人軍が一番面白い! 当代一のウォッチャーによる、新しいジャイアンツ論。 王・長嶋もゴジラもいない。地上波中継はなくなり、人気・実力は他球団と拮抗中。それでも、巨人軍は永久に不滅です――。
〝悪役〟として戻ってきた61歳の若大将、史上最高の遊撃手、待望の生え抜き4番、不動のエースなど、今も〝役者〟は揃っている。その進化と魅力を当代一のウォッチャーが徹底解説。
次世代のエースは? 歴代最強助っ人は? ポスト阿部の憂鬱とベテラン亀井の背中、ビール売り子の本音など、新旧G党もアンチも楽しめる、新しいジャイアンツ論。

画像5

この方の文章は本当に好き。自分は小さいときからのジャイアンツのファンなのだが、それでもファン歴は10年強。ジャイアンツファンにも世代があるっていうのは薄々感じてたけど、それを面白く言語化してくれている。わかるー!が満載の1冊。

特にジャイアンツファンはジャイアンツファンっておおっぴらに言えない傾向があるっていうのは共感の嵐。自分もTwitterとかではジャイアンツのツイートをちょっと躊躇してしまうことがある笑

原タツノリ3次政権になって粋も甘いも含めて、また一層ジャイアンツが好きになった。とにかく今の巨人軍が1番おもしろい。

『13歳からのアート思考』 末永幸歩著
いま、論理・戦略に基づくアプローチに限界を感じた人たちのあいだで、
「知覚」「感性」「直感」などが見直されつつある。
本書は、中高生向けの「美術」の授業をベースに、
- 「自分だけのものの見方」で世界を見つめ、
- 「自分なりの答え」を生み出し、
- それによって「新たな問い」を生み出す
という、いわゆる「アート思考」のプロセスをわかりやすく解説した一冊。

画像6

アートというものはセンスだと思ってしまっていた僕にとって勇気をくれた1冊。凝り固まったものの見方を取っ払ってくれる様々なものさしを提示してくれる。ただこの本が教えてくれていることもあるフレームの1つに過ぎないということは心に留めておく。多分この本を読めば、美術館に行きたくなると思う。

『ぼくはイエローで、ホワイトで、ちょっとブルー』 ブレイディみかこ著

大人の凝り固まった常識を、
子どもたちは軽く飛び越えていく。
世界の縮図のような「元・底辺中学校」での日常を描く、
落涙必至の等身大ノンフィクション。

画像7

話題の1冊。イギリスで作者と作者の息子が体験する多様性のお話。本当に実話をもとにしているんだろうかと思うくらい強烈な印象の話の数々。昨夏イギリスにいったことあるので余計に。テンポも良くて読みやすかったけど時々シャープな語り口で多様性とはなにか?について考えさせられる。自分の今までのあの発言は果たしてコレクトだったのか?どういう発言をしたら良かったのかと振り返る機会になった。こうして日常生活の中でところで、作者が旦那さんのことを配偶者と表現していたのが好きだった。

『私とは何か 「個人」から「分人」へ』  平野啓一郎著
嫌いな自分を肯定するには? 自分らしさはどう生まれるのか? 他者との距離をいかに取るか? 恋愛・職場・家族……人間関係に悩むすべての人へ。小説と格闘する中で生まれた、目からウロコの人間観!

画像8

最近読んだ本の中で1番自分に影響を与えてくれた本。自分は高校の友達といるときの自分、大学生活での自分、もっと細かく言えば、アルバイトをしているときの自分、シェアハウスで、、、それぞれで話し方や振る舞いが変わったりしていないだろうか?大学デビュー。それは果たしてだめなことなのか?

その名の通り「分人」という考え方を提唱しているのだけれど、この考えで捉えるとすごく人間関係がスマートに感じられた。

『ウチら棺桶まで永遠のランウェイ』 kemio 

画像9

僕の大好きなYouTuberのkemio君のエッセイ。とにかく動画がめちゃくちゃ面白くて言葉のチョイス(たまに創作語)が抜群。彼なりの悩みとかも全部ひっくるめて発信してくれるので僕にとってテレビタレントさんとかよりも身近で親近感が湧いて憧れ。今はYouTubeでの個人発信が盛んで、僕にとってのkemio君のような存在がいるっていう人が多いと思う。

『アルゴリズムフェアネス』 尾原和啓 著

iモード、リクルート、楽天執行役員として日本のブラットフォームを、グーグルで世界のアルゴリズムを知り尽くした人間だからこそ書けた、渾身の一作。
断片的な情報と情報とがつながり、読後には目の前の世界がまったく違って見えてくる、まさに「『リベラルアーツ』としてのデジタル」の誕生です。

画像10

こちらはKindkeで購入。最近はKindkeや楽天koboでもちょくちょく本を読む。移動時間で読めるのが便利。ただまだ紙の書籍とうまく使い分けできてない気がする。

アフターデジタルもそうだけど、この本(っていうか尾原さんの書籍全般)はリベラルアーツとしてのデジタルという点において読んで良かったと思える1冊。僕たちはGAFAに生活をかなり豊かにしてもらっているという認識をもつとともに、それらを監視する意識を持つべきという主張は納得。

YouTubeで勝手におすすめ動画が表示されるのは正直やめてほしいんだけど、それを防ぐためにログインせずに開くとYouTubeプレミアムのオフライン再生ができないというジレンマ。。


今回は最近読んだ10冊をまとめて紹介。ちなみに本には付箋をつける派。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?