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英国フットボールの旅⑼ ハダースフィールドと地元に根ざしたフットボールクラブ

3日間過ごしたマンチェスターを旅たつ。エクルズの街にもそろそろ愛着が湧いてきた頃。あいにくの雨模様。電車に乗る前にエクルズの人々にありがとうと心の中で繰り返しながらストリートを歩く。誰もいない日曜日のストリートは少し寂しかったけど、この静けさもエクルズらしくていいな。

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今日はチャンピョンシップというイングランドの2部リーグの試合を見に行きます。
プレミアリーグとチャンピョンシップは日本のJ1・J2みたいな関係です。

今回観に行くのはハダースフィールド対シェフィールドユナイテッドの試合です。
ハダースフィールドは昨年惜しくもプレミアから降格してしまいました。

ピカデリーからニューカッスル方面の電車に乗ること約40分ハダースフィールドに着きました。
まチェスターから東に移動しただけなのでやっぱり寒いです。

リバプールもそうだったけど駅前はハダースフィールドも歴史を感じる街並み。


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ただここはリバプールのような近代との融合ではなくて本当にゆっくりと今まで時が流れてきた印象を受けました。

人の流れに沿って試合会場へ。20分くらいでしょうか。

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スタジアムへやってきました!2部だろうとフットボールの熱は負けていません!地元のお客さんでスタジアムは賑わっています!

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フィールドのすぐ下まで降りることができました。間近で選手の練習を見ることもできます。

オールドトラッフォードと同じく試合前のスタジアムの1階には人が大勢います。売店でビールを買って談笑しています。サッカーの話でしょうか。

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少しお客さんの様子を見ていましたが、やはり地元のお客さんが多いようです。

知り合い同士があって
やあ 調子はどうだい?
みたいなやりとりが何度も見受けられました!

いいですね地元のフットボールクラブの感じ。僕でいうとヴィッセル神戸でしょうか。うーんなんか違う笑

試合開始!試合中は試合会場で無料でもらえるハリセンのようなものを叩いて応援します!みんなが叩くと大きな音が会場に響きます。

試合の途中で警備員さんに呼び止められました。最初はスーツケースのまま会場に入れたのですが、別の人からはダメと言われました。仕方なくスタジアムの外へ荷物を運びます。

それにしてもこの荷物置場不安でしょ笑笑

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このセキュリティガバガバの箱に数10分間スーツケースを入れておくことになりましたが、何とか無事でした笑

試合はアウェーのシェフィールドユナイテッドのペースで進みます!
ターゲットマン9番のフォワードの選手にロングボールを当てキープして攻撃を展開していきます。細かいパスワークはないですがそれでも十分ボールを前進させることができます。
開始早々の9番の選手のクロスに合わせるヘディングと後半にワンツーで左サイドを崩し、ワンタッチでつないで放ったシュートが決まり勝負あり。ホームチームは劣勢で後半の最後の方は試合を諦めたファンがぞくぞくと人が帰ってきいきます笑

ホームチームの0ー2の完敗でしたが、スタンドからは拍手が。これはどういう意味の拍手だったんでしょうか。
日本とイギリスのサッカー文化の違いを感じました。日本よりイギリスの方が生活に根付いているような気がします。勝っても負けてもあまり関係ないというか。とにかくクラブが大好きで、クラブの存在が人々にとってのコミュニケーションの1つでもある気がします。(負けてたらすぐ帰っちゃうけど)

プレミアリーグとファンの熱量という意味では変わらないですが、やはり選手層やレベルには差があるようです。プレミア、特に上位のチームは監督が後半から選手を入れ替えて背術の修正を施します。

今回の試合を見ていると戦術のバリエーションが少なかったです。9番の交代で入ってきた17番の選手がこれまたフィジカルモンスターでキープ力抜群ロングボールに体を張り起点を作ります。戦術の変更というよりも、疲れてきた選手をフレッシュにするといった感じです。

2部の試合をたっぷりと堪能した僕らはここからさらに北上して湖水地方へと向かいます。

イギリス北部湖水地方の起点となるウィンダミアへやってきました。僕は自然が大好きなのでイギリスに来ても何か自然を感じたいと思ってここを選びました!

時刻は夕方6時。明日はガイドブックに載っていた湖水地方の湖をめぐるツアーに参加しようと思い、駅の近くのツアリストセンターに行くと営業終了の文字。

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ツアーの予約は明日の朝にすることにしてとりあえずゲストハウスに向かいます。街並みはこんな感じ。なんと日本語表記の看板が。

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歩いている人もアジア系の人達が多かったです。観光地として人気のようです。

北へ向かってきただけあって、体感気温がもう1段階下がりめちゃくちゃ寒いです!
さらに服を着込んでゲストハウスへ。

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観光地だけあってメインストリートはかなり賑わっていました。

ゲストハウスに到着!
玄関のドアを開けると家主が温かくお出迎え、と思いきや何やら言いたげな様子です。どうやら僕がメールを無視しまくって何時に来るか分からずずっと待っていてくれたそうです。ごめんなさい笑笑
インターネットが繋がらなかったんだよとごまかしまして一応笑って許してもらえました。一通り説明を受けた後、明日はどこに行くんだいと聞かれたのでツアーにいくといいました予約をしてないと伝えると予約の電話をしてくれることに。

結果は、、満席でした笑 もっと早くしておけばよかった!
インターネットが繋がらないからダメなんだよと皮肉も言われました笑
とりあえず部屋に入って作戦会議です。こうなったら自分たちでセルフツアーを作ります。
結局この時間も楽しいんですけどね!

スーパーで夜ご飯を買って明日に備えて今日は寝ます。



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