エンジニアさんのためのハッカーハウスを開いたら良いことしかなかった話
こんにちは。SkylandVenturesの坂井です。
SKylandVenturesは、日本最大規模のクリプトカンファレンス、WebXに合わせてエンジニアさん向けのハッカーハウス(7月25日~27日)を開催していました。
ハッカーハウスとは?
ハッカーハウスとは、エンジニアや起業家が一緒に生活をしながら、意見交換しあったり、カジュアルに壁打ちなどを行います。こうしたエンジニア同士の交流は、少しデザインされているとはいえ、ある種偶発的に次のBigThingsが生まれる機会を提供しています。
形は様々ですが、サンフランシスコでは、ハッカーハウスを運用するアクセラレーターがいますし、ブロックチェーンの領域でも同様のコンセプトのハッカーハウスが開催されています。
IVSKYOTOの期間中もハッカーハウスが開催されていました。僕もイベントで伺ったのですが、エンジニアさん同士が自分の専門領域について語り合ってるのは、シンプルにめちゃくちゃ良いなと。
(京町屋の落ち着いた開放的な空間もすごく良かったです)
こういうところが新しいものが創発される熱源であるなと思ったし、端的にいうと、こんな企画をSkylandVenturesとしてもやりたい!と感じました。
そして、WebXの期間に合わせて、東京東浅草近辺に家を借りハッカーハウスを開催するに至りました。
CryptoLandハッカーハウス
今回のハッカーハウスでは、SkylandVenturesが開催中のCryptoLand BootCampと呼ばれるWeb3インキュベーションプログラム(7月29日に最終ピッチが行われます)に参加してくれているメンバーを中心に、宿泊場所を提供しました。
7月25日から27日の2泊3日で、エンジニアさん同士の交流の場でもあり、SkylandVenturesのメンバーも一緒に生活しCryptoLand BootCampのオフラインメンタリングの場としても活用しました。
また、26日の深夜にはCryptoLand BootCampの最終プロダクト提出の締め切りがあったので、参加者のみなさんは最後の追い込みとして、深夜まで開発を頑張っていました。
途中、SkylandVentures代表木下さんも顔を出してくれて、参加者とアイデアの壁打ちを行ってもらいました。
ハッカーハウスをやってみてわかったこと
今回2泊3日という短い時間でしたが、僕たちSKylandVenturesメンバーも参加してくれたエンジニアさんと壁打ちをさせてもらうなど、ともに時間を過ごすことができてとても勉強になりました。何より参加者同士が繋がって一緒に高めあっているのがとても良かったです!!
最後に、ハッカーハウスをやってみてわかったことをまとめます。
1.エンジニア/起業家と暮らすのがとても良い
プレシード・シードラウンドに投資をするキャピタリストとして、事業を起こす初期段階に携われることはこの上なく幸せだなと思いました。
固く言うと、VCと起業家として今後一緒に挑戦をしていくことになるかもしれない人たちと暮らす性格やポテンシャルをより正確に理解できるということなのかもしれませんが、
というよりも、まだ答えは出せてないけどなにかやってやるぞ。良いものを作りたい。そんな気持ちを持って集まってくれる参加者とディスカッションし濃い時間をともに過ごせるのは本当にありがたいなと感じました。
30分や1時間のミーティングでプレゼンされる形式の壁打ちとはまた違った、アイデアベースで議論できることの重要性を認識しました。
2.地方の人にとって刺激ある場を提供できる
これは、最近じゃなくても良く聞くし、特にクリプト領域ではそうなんですが、スタートアップという文脈でいうと、東京に良い情報/人材が集まってます。これはエコシステムとして簡単に変えられるものではないし、間違いなくそうです。
能力がある若手の方で、東京に出て来たいけど、金銭的なことを考えると、なかなか決断できないんです。というような話はよく聞きます。
今回のハッカーハウスでも2名関西圏から来てくれました。もちろん、滞在費は無料です。このような場を提供できることで起業を促す環境を作れるなら常設レベルでチャレンジしたいなという思いもあります。まずは今回よりも期間を長くして、もう一度企画します。
作ってほしい!!という思いがありましたら、ぜひ僕の方までお気軽にDMをください!
3.ハッカソンやインキュベーションとの相性が良い
今回は、CryptoLandBootcampの最終締め切りと被せる形でハッカーハウスを開催しました。
結果的に、オフラインでがっつりメンタリングできる時間を取ることができたので、参加者も僕たちも双方にとって良い形になりました。
色んな形考えられると思いますが、ハッカソンやインキュベーションの最後の追い込みとしてのハッカーハウスの相性の良さも感じました。
まとめ
まずは、ハッカーハウスに参加してくれたみなさん、ありがとうございました!この場が新しいアイデアを生み出したり、ご自身のプロダクトをブラッシュアップできた場になっていたらとても嬉しいです!お互い、引き続き頑張りましょう!
そしてSKylandVenturesの運営メンバーもお疲れ様でした!MVPはよんくろうさん、朝から深夜まで、ひたすら壁打ちしまくってました。
先程も書きましたが、次回以降のハッカーハウスも色んな形を模索し企画します!ぜひご参加ください!!またCo-Hostしてくれる方も募集しています!
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