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新型フォレスターの感想

生まれてはじめてクルマを購入して、乗り始めてから2カ月弱が経ちました(それまでのクルマはすべてもらいものや親や他人のものでした)。
そこで、これまで運転してみて気づいたことをさみだれにまとめてみました。乗っているクルマは「フォレスター(18年式)・プレミアム」です。今後リコールされたら、その顛末も記録しておきたいと思います(笑)。

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●タイヤが大きい
それまでのセダンとくらべてずいぶん大きく(18インチ)、おそらくそれによって、路面の感じがダイレクトに伝わるようになった。それはメリットともいえるが、ハンドルをとられやすいなどのデメリットもあるように思う。

●車高が高い
座席の位置が高いので、運転時の視界はよくなった。ただしそれだけスピードを出しやすくなり、またスピード感を感じにくいようになったかもしれない。これは狭い道路や生活道路などで必要以上にスピードを出してしまい事故になる可能性が増したということかもしれない。また、視線が高いのでそれだけで偉そうになった気になり、カン違いする人も多いような気がする。わたしも気をつけなくてはならない。

●エンジン
うまく表現できないけど、それまで乗っていたクルマのエンジンとはまったく異質なことだけはわかる。直前に乗っていたクルマも同じ2,500ccだったが、力強さがまったく違う。

●AWC(4駆)
昨年の冬は、2駆のクルマで何回かスリップしていたが、今年はどうなるか? いまのところAWCの魅力を感じるようなところを走っていなのでわからない。

●ステアリング
やや大きく重いので、ぼくにはちょうどいい。あまりにも軽いとなんだか心配になる。また左右にシフトレバーがあるのはF1レーサーみたいで気分がいい。

●荷物置きにイヌを乗せたとき
それまではセダンの後部座席に3匹を押し込んでいたので、不安定このうえなく、ゲーゲー吐いちゃうことがよくあった。イヌを水平な荷物置き場に乗せ、後ろを向いてもらうことで、そういう酔いはかなり減ったようだ。いちばん吐きやすいイヌは、窓の外を眺めるようになり、明らかにリラックスするようになった。

●ライト
LEDの白いライトになり、とても明るくてよいのだが、ひとつ決定的にまずいと思ったのは、「暗いところはメチャ暗い」こと。それまでの普通のライトとくらべて、光の届く範囲がはっきりしているからか、ライトの届かないところはまったく暗くて見えない(これはLEDライトが明るすぎるから、明暗差がはげしすぎてそう感じているのかもしれない)。市街地であれば、周りが明るいからそう不便はなさそうだが、わたしの暮らすようなところでは、いわゆる「ラスト1マイル」(家にただりつくまでの最後の数キロ)はかなり暗い。急にイノシシやシカやヒトなどが出てきたら、対処するのは以前より難しいかもしれない。

●ハイビーム
ライトは基本ハイビームとし、そのかわりオートモードにすれば対向車や必要のないところではロービームとなるようになっているので、その機能を使っているが、はたして対向車にとってまぶしいのかまぶしくないのかは、よくわからない。

●ハンドルあったか装置・シートあったか装置
早朝の運転時はとても助かる。

●カーナビ・カーオーディオ
たいした話ではないが、BluetoothでiPhoneのSpotifyを聴くのがとても便利。iPhoneとの接続端子をつけなかったので(オプションでないとつかないらしい)、ちょっと後悔していたが、そんなものは必要なかった。

●ドアの開閉・キーレス操作
エンジンを始動するときにカギをひねらないでボタンを押すのは、かなりイヤだが、もうだいたいどれもそんなクルマらしいので仕方ない。カギをどこにやったかいつもわからなくなるので、カギなしでのドアの開閉はとてもラク。また後部ハッチバックの開閉はとくにラク。イヌを外に出すときなど、かなり気を遣うのだが、より安全になったと思う。ただし子どもにはドアが少し重すぎる。

●車載カメラ
スマートフォンでかんたんに動画をチェックできるのは、事故時以外にも使えると思った。ただ悪さもできないなと思った。

●バックカメラミラー
後方を見渡すときに使うバックミラーは、ちょっとの操作でバックカメラを映すディスプレイとなる。要するにミラーがワンタッチでディスプレイになる。夜など暗くてミラーが役に立たないときに使うのだが、この切り替えをすると、ミラーを見ているときとディスプレイを見ているるときの見方が違うようで、慣れるのに1秒ほどかかる。ぼくは右・左でけっこう悩むほうで、「これはミラーの右だから、ホントは左?」とか考えなくていいことを考えてしまうほうなのだが(実際にはバックミラーの鏡に写っている右・左は自分と同じ右・左)、それがいきなりディスプレイになることで、少しだけ混乱する。それから老眼になるとミラーは普通に見えるのに、ディスプレイは(近すぎて)見づらい、など人間工学的に考えるネタがたくさんありそうだ。

●アイサイト・ツーリングアシスト
・全車速追従機能付クルーズコントロール(アクセル、ブレーキ操作の軽減)は、かなり乗り心地がよい。ただし赤信号停車時のブレーキングはけっこう急でちょっとこわい(もともと渋滞時の完全停止を想定していて、赤信号でのそれのときは使うべきでない機能なのかもしれない)。ただし、「交差点に入るところで急に加速する」など、安全面では理にかなっているのかもしれないが、人間の心理に反する動きをすることもある。やはり高速道路や自動車専用道路での使用に限定すべきと思う。
・ステアリングアシストは、上記のクルーズコントロールに付随して使うものだが、前車がある状況では相当便利。ただし前車がない状態では、区画線(白線や橙線)だけが頼りなので、それらが消えていることも多いいなか道や山道では使うべきでない。
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以上です編集長!

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