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ドイツの、スポーツ

てきとーなタイトルですが、FacebookやInstagramでアップした文とおんなじです。せっかくnoteのアカウント持ってるんだからってことでね。

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ドイツでは早くも気温が下がってきたのか?朝の自転車は手が凍え、白い息がたっぷり出るくらいまで寒いです🍃
今日はEschbornというところにあるサッカークラブにお邪魔してきました。ブンデスリーガの中で8?か9部に所属し、地域に根差したアマチュアチームとして存在しています。
そこのディレクターの方にお話を聞いてまいりましたので、整理も含めて綴ります!

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【ちょーっと日本じゃ考えられない】
天然芝、人工芝が1面ずつ。クラブハウスがあって、大きなシャワールームがあって、ユニフォームを洗濯するおばちゃんがいて、アイスクリームがあって。

まじかよ、これで8部かよ😒

と、終始驚きと羨望に堪えませんでした。
芝のグラウンドで試合が出来るというのはサッカーでも野球でもラグビーでもやってた人なら、誰もが一度は興奮した経験があると思いますが、ドイツ人にその経験はなさそうです。笑

ちなみに7部リーグからはチームにスポーツトレーナーがいるそう。体のケアも万全ですな。

ちなみにちなみに上位のリーグになると、学校の宿題とかのケアや学校までの送迎もチームがサポートするそう。地域との連携ばっちりですな。

隣には小学校があり、体育の授業ではここの芝を使うそう。贅沢。

ユース世代から、大人、おじいちゃんおばあちゃんまでが生涯を通してサッカーができる環境がめちゃくちゃに整ってます。
グラウンドは市が管理し、市の職員もクラブの運営に携わる。お金の補助や税金の優遇など、「市・クラブ・地域・企業」が密接に関わってスポーツの環境を整え、お金を回すこの仕組みはスゲェとしか言いようがねぇ。
だって8部のチームにPUMAがスポンサーについちゃうんだもんなぁ。
#PUMA

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【日本でこれ、作れるんかな?】
日本では概ね高校生までは学校のクラブがスポーツをする場所です。でもその後、大学や社会人になるとスポーツをする機会・場所が極端に減りますよね。
上に行けば行くほどスポーツをするのにはお金がかかるし、第一スポーツ以外にもやることが多すぎて、ラフな気持ちでスポーツなんかしてらんねぇ。みたいなところがあると思っています。
ここは、かなり日本のスポーツ現場の課題だと思っていて、生涯スポーツという側面では日本はかなり遅れている印象です。
#急にガチですいません
#一応スポーツ健康科学部で勉強してるもんで 😅

一方ドイツでは地域に住む人たちがずーーーーーっとスポーツを続けられる。今日伺ったクラブではほかにビーチサッカーとヒップホップとズンバのチームがあるそう。
#どこに砂浜があるんだろうか

増嶋社長曰く、「引退のない部活」です。
#なるほど

このクラブでのコンセプトを聞いたところ、「交流」を第一に、コロナの今は「気軽に体を動かす」というのも大事にしているそうです。

なんやーかんやーいうても、例えば日本の部活に「勝つ」以外の要素が上位のコンセプトになることってなくないでしょうか。和らいできたとはいえ、やはり「勝ってなんぼの世界」
それ以外のスポーツの形を体現しているドイツやこのチームはやはり僕にとってはすごく印象的に映りました。

仕事が終わって、サラリーマンや学校の先生やら異業種の人たちがサッカーをする。試合をする。終わったらクラブハウスでサッカー見ながらみんなでビール🍻
こんなスポーツの在り方がどうにか日本で出来ないでしょうか。
地域の人がいつまでも気軽にスポーツを楽しめて、地域の活性化にもなって、みたいな仕組みって出来ないでしょうか。
目指そうーーーって考えたときに課題は何か。ぶわっと書き出してみると、

・市がお金を渋る説(ここのクラブで行われるイベントでは市が5000ユーロの予算を組むそうです。)
➔スポーツにそんなに割けない😞

・一般の社会人、平日に練習できない説。
➔17時に仕事が終わらない。そんな体力に余裕ない😞

・子供はそもそも学校の部活動に入るのが一般的説
➔もし日本でもできたら部活の顧問の先生の負担減るのになぁ😞

・場所、ない説
➔日本狭いしなぁ。サッカー禁止の公園も増えたし。厳しいなぁ😞

と、やっぱりそっくりそのままは無理なんだろうけど、日本にこのスポーツの概念を浸透させるのには時間がかかりそう。
でもでもでも、少子高齢化で膨れ上がる日本の医療費を「全世代スポーツ実施」で抑えようっていう文科省の資料を大学の授業で見たことがあるので、遠い未来には実現するのかも。
#結構がちでこの分野についてドイツで勉強したいのかも

でもこのクラブもやっぱり「お金」を工面するのが一番大変といっていたので、スポーツにはお金がかかるんですね。それでも「市・クラブ・地域・企業」がうまくかかわって、ドイツのサッカーを作り上げているのだから、ここから学ぶことはたくさんありそうです。
ひとまず今日は書き留めるだけ書き留めました。
アイスクリーム、ご馳走様でした🍦

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