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心の友よ

朝起きる。今日出会える興奮と出会えそうな不確定要素のおかげで駅までの道はいつも早歩き。

夜は風呂に入る体力があるかないか、記憶なく寝るか寝ないかのところまで搾り取るぐらい使いきる。

ただでさえおもしろいことをもっとおもしろがれる人たちがいることの安心感で、僕はまた次の種を探しにいけたりする。

おもろい時間をおもろいままに享受する。
感謝の高ぶりに素直に「ええなぁ」と感じる。

社会性がついたヤンキーは最強だ。
人がそばにいてくれることで強くなれることを誰よりもわかってる。
さみしがりやな部分と仲間意識のハンパなさが、グッと深くする。

個性はケンカするけど、人としての、もはやホモサピエンスとしての本能や大事にするべきことで繋がってる。

これが人間味というやつかぁ。

しずかちゃんのパパといえば、のび太くんとの結婚前夜が胸アツだ。

あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる人だ。それが一番人間にとって大事なことなんだからね。

しずかちゃんのパパ、しずかちゃんが結婚を辞めると言ったとき

ジャイアンは拳を振るうと大抵勝てる。
のび太は拳を振るうと大抵負ける。

でものび太も拳を振るうのだ。
自分が大切にしているものを「大切だから」というただ一点のみのヤンキーみたいな理由で守る。
ある時はドラえもんで、ある時はしずかちゃん。たまに恐竜とか、ヒト以外も笑

映画のジャイアンがいつもに増して「いいやつ」なのは、そんなのび太に力を貸す「心の友」だからだ。

地元のあいつらも、なんか強かったあの野球チームも、もちろん僕の周りも。
みんなみんな、大事に思っているところが同じ。
社会性がついたヤンキーなんだ。

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