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何故、今の早慶生の就活が厳しいのか考察してみた

早慶の学生は就活に苦労するなんてないよね?みたいな話よく聞く言葉だと思います。

一方、早慶生で一度でも就活をしたことある人なら、あれ全然余裕どころかむしろ沢山落ちるぞ、と実感すると思います。

それは一般的なイメージであって、実態は違うことについて考察しました。

そもそも早慶と言ってもライバルは多い

大学公開情報によると、慶應大学で1年間の入学者数は6-7,000人、早稲田大学で1万人弱と公表されています。

計1.5万人の学生が1年間で入学して卒業してゆきます。

卒業するにあたっては、家業を継ぐ、専門の領域にすすむ、更に修士課程にすすむと色々な人がいます。

保守的に7割弱の学生が所謂就職活動をするとなると、1万人弱の学生が就活マーケットに流れることになります。

早慶生は毎年、1万人弱の学生と就職マーケットで争っているのです。

これは企業からすると、同属性の比較対象者、つまり早慶生からするとライバルなわけです。

そもそも早慶生が就職したい会社なんて限られている

早慶生は、それぞれ違う人とはらいえ、似たような家庭環境で育ち、教育もほとんどの学生が同水準であるので、結局、志向は似たり寄ったりになります。

夢を追ってバイト生活!年収300万円でも好きなことをする!というのは、例外的ではないでしょうか?

大体は、若いうちから能力のつく環境にいたいし、年収もほしい、出来れば海外で働きたい、こういった志向です。

さて、1人の早慶生に入社してもいいと思う会社を挙げ切ってと言った場合、いくらくらいでてくるでしょうか。

私の場合は20社程度でしょう。多くて50社くらいかと思います。

そうすると1社あたりの募集が適当に100人として、50社候補があるとすると、5,000枠しかありません。

早慶生の候補者は1万人程度いることが想定されると、半分しかありません。

かつ、平均100人募集といっても、大量採用の会社は微妙だしと考えることが普通なので、実際の魅力的な枠はもっと少ないでしょう。

その枠は東大、京大といった国立大学や海外大学の学生も志望するので、ますます競争は激しくなります

ですので、必然的に普通の早慶生の就活はつらいのです。

いや、選ばなければという意見もありますが、育ちや教育レベルを考えると、選ぼうとするとは自然な思考です。

ですので、早慶生の就活は世間が思っているほど楽ではないし、むしろ大変だという訳です。

では、どうするといいのかということは少づつ今後の記事で書かせてください。

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