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【𝕏(twitter)コンテンツ販売】 初心者 / 非初心者 / 中級者 の棲み分け

どうも守銭奴です。

𝕏(twitter)のコンテンツ販売の界隈にいると、
「初心者向けの内容」「中級者向けの内容」
などという言葉をよく耳にします。

実際には初心者 / 中級者の区切りってとても曖昧だけど、

何となく使い勝手がいいのでこの言葉を使っている人が多いです。


コンテンツ販売のジレンマ

わたしたち商材屋がコンテンツを販売していく中で、
高確率でぶち当たる問題として意図せぬお客さんに売ってしまいクレームや悪評に繋がってしまうケースがあります。

代表的な例として

「実践的なノウハウが書いてあると思ったのに内容がスカスカだった」
「初心者向けの抽象的な話しばかりで何の役にも立たなかった」

なぜこんなことが起こってしまうのかというと、
ターゲット選定が甘いのとユーザー理解の解像度が低いからです。


読者と筆者の"初心者"の認識の齟齬


僕は毎月2~3冊、新しく本を買うようにしています。

本業がWebマーケの仕事なのでそれに関連した本をよく買うのですが、
買って後悔することもよくあります。

だいたいの場合はWebマーケをこれから始めていく人のために書かれたような、いわゆる入門書的な内容の本を買ってしまい「もう知ってるんだよな」と後悔をするパターンです。

これって先ほどのコンテンツ販売のジレンマと全く同じ構造なことにお気づきでしょうか?

本の場合
タイトルや帯、目次をパラパラっと見て役に立ちそうだなと思って買ってみたもののすでに知っているものばかりで役に立たなかった。

コンテンツの場合
SNSでの発信や煽り、コンテンツの無料部分を読んで役に立ちそうだと思ったのに実際にはすでに知っている内容のものばかりで役に立たなかった。


なぜこんなことが起こるのか?


筆者は"初心者"を大きな括りで見過ぎていることが原因です。

「初心者」と一言に言ってもその中には
①「本当に何の知識もない初心者」
②「基礎的な知識はあるけど中級者ほどの結果を出せていない初心者」
に分けられます。

ここでは①を初心者②を非初心者と記載します。


先述したいわゆる入門書的な内容の本/コンテンツ①の初心者にとってはありがたい内容です。

しかし②の非初心者にとってはもうすでに知っている内容なので、
結果的に
「実践的なノウハウが書いてあると思ったのに内容がスカスカだった」
「初心者向けの抽象的な話しばかりで何の役にも立たなかった」
といった悪評やクレームにつながってしまいます。


初心者向けの商品を販売する場合は注意が必要

先ほどの通り"初心者"の中にも①初心者②非初心者が存在すると説明しました。

改めてイラストで説明します↓


なので初心者向けの商品を作成する場合は想定するターゲットが
①初心者
なのか②非初心者なのかをしっかり想定してから商品作りをする必要があります。

※商品内容の例

①初心者
新規参入する上で必要になる基本的な知識を網羅的に解説する。
例えば𝕏(twitter)運用の方法ならアカウントの設計方法からマネタイズの流れまでを抽象度を高めてわかりやすく解説する。

②非初心者
基本的な知識はすでにあることを前提に、
次の中級者に上がるためのステップとして具体的な How to を解説する。
(ローンチの方法・商品設計の方法・集客、教育の方法など)


まとめ

☑︎初心者 / 非初心者 / 中級者の棲み分けをしっかり行うことが重要

集客・教育のプロモーションの段階でお客さんにしっかりと
この商品は初心者 / 非初心者 / 中級者 に向けた商品ですと周知することで、
本来買ってはいけないお客さんに対して商品を販売してしまうことを大幅に減らすことができ商品も適正な評価をしてもらえます。

また、どんな層をターゲットにして集客するべきなのかも明確になります。

いい加減に「とにかく初心者に売ろう」と考えていると商品もプロモーションもだだ滑りになるので気をつけましょう。


以上


最後までお読みいただきありがとうございました。
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