V未履修バンドリーマーに向ける「夢限大みゅーたいぷ」の見方

 バンドリ初のVtuber「夢限大みゅーたいぷ」。Xを見ると彼女らを如何にバンドリコンテンツとして受け入れるか模索している人をよく見かけます。
 ということで、Vオタの自分がゆめみたをどう見るのが良いのか、考えを述べていきます。

 まず言いたいのは、「無理に見る必要は無い!」。

 ゆめみたはキャラクターというよりも声優に近いので、アニメやゲームと同じノリで情報を得ようとすると徒労に終わります。
 公式チャンネルだけ登録してオリ曲をチェックする程度でも良いです。5人全員でのコラボもこのチャンネルで行われるので、声優番組と同じ感覚で見るのもよし。
 ボーカルの仲町あられの歌枠も、ちょっとしたライブとして気負うことなく見られるのでおすすめ。
 各メンバーの配信は、彼女らのパーソナリティに興味があるなら見れば良いと思います。

 と牽制をしてきましたが、ここからはどう楽しめば良いかを書いていきます。
 Vの楽しみ方、それは「人間を好きになる」こと。
 この人の話が面白い、とかこの仕草が可愛らしい、などその人間の好きなところを見つける。
 そうして見つけた、好きな人のパーソナリティが2次元のガワとRPと融合しキャラクター性へと昇華されるのを楽しむのがVだと思っています。
 前島亜美と丸山彩を同一視したこと、あるでしょう? あれです。
 

 あとは、普段の努力を見ているからこそ辿り着くゴールに感動できるのはVの利点。
 Vのストーリー性における到達点の一つは、本人が夢を叶えるシーンだと思っています。多くの場合は3Dライブだったり大型案件です。
 ファンは普段から配信を見ている為、「ずっとライブをしたいと言っていた夢が叶った!」「好きだと言い続けていたコンテンツとコラボできた!」という喜びを共有できるのです。
 ゆめみたは初めからライブというゴールが明示されているのが強いですね。

 推しがステージで歌う姿を見て「こんなん最終回じゃん……!」と感極まった時がVを見ていて一番楽しい瞬間。
 実在の人間に、キャラクター性とストーリー性を見出せるかどうか。Vは2次元のキャラクターを演じることでそこの壁を取っ払ってくれるのでここまで流行ってるんだなと思います。

 言いたいことは以上!
 「人を好きになれって言われてもそんなの無理だよ……」という方は仲町あられを追おう!
 ボーカルだから歌を活動の主体にしており、それがライブへと繋がるという分かりやすいストーリー性への導線があるので入りやすいはず。
 彼女のバンドリ馴れ初め話、彼女の持つバンドリ要素の一端が見えるので気になる人は先日の歌枠を見よう。

では、また。

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