子供の手

子どもの頃に、親や、祖父母に “肩たたき”をしました。

『気持ち良いよぉ。』
と、目を細めて喜ぶ大人達をみて 子供心に、こんなのの、何が そんなに気持ち良いのか? よく 分かりませんでした。

『肩がこる』という、事すら どんなことなのか よく分からず、 耳にする度に なんだか 楽しそう…大人っぽい…なってみたい…
と、思うほどでした。


時は経ち、数十年…

いま、肩や、首 とても、こってます。
『肩コリ』 よぉく わかります。

気付くと、ため息混じりに、片手で自分の肩を揉んでいたりもします。

そして、ふと 息子に

“私の肩をトントンしてみて”と、頼みました。
“うん いいよ” と、慣れない手つきで 肩をトントントン…

やってもらうと、これが とても 気持ちが良いです。

あの小さな手が、ちょうど良いのです。
子供は子供で、叩かれて喜んでいる親を見て、それが可笑しくて
笑いながら叩いています。

いつもは 叩いたら、叱られるのに肩を叩いたら褒められる なんて
そりゃ、不思議な事でしょう。

子供は楽しい、親は気持ち良い、なんて素敵なコミュニケーションの輪でしょう。

暫くは、 飽きずに、これを楽しんでいてくれたら、と思います…

しかし、子供の肩たたきなど、すぐに終わってしまいます。

肩のほかにも、何となく 背中も怠くて、子供では間に合いません。

そこで、ピラティスを 教えている友人に、身体の相談をしてみました。
すると、“肩甲骨がこっているんじゃないか?” と いう返答です。

確かに、背中の方が怠いような…そこで、勧められたのが

“ストレッチポール” です。早速 ネットで購入してみました。

教えてもらった簡単な動きをやってみると、
これが本当に気持ち良いです。
肩甲骨などのコリほぐす動きを二つ書きます。

☆足は 膝を立て
ストレッチポールを、枕のように
肩甲骨に合わせ、仰向けになる。
手は組んで頭を支える。

このまま、足で上・下に動き 、
肩甲骨から、背中辺りを
ストレッチポールの上でゴリゴリする。

次に右側浮かせて、左の肩甲骨だけポールに乗せ 片方づつ コリコリ。
またその 逆も。
コリ過ぎていると、痛いとの事。
(私は、左側が特に痛かった…)

☆ポールの上に沿う様に、仰向けで横になり、
膝は立てて、身体を支える。

背骨に、そって縦にポールにあて、
背骨中心に背中全体を、左右に ゴリゴリ 揺れる。

簡単な動きなのに、気持ち良い…。
両側の背中の筋肉がほぐされ、背骨に当てたまま 寝ているだけで、肩が 開かれてそれだけでも気持ちがいいです。

これなら、自分の気の済むまでできます。

終わりは、どちらかに転がり地面に降りる。



寝不足が続くと、肩甲骨あたりが固くなるらしいです。
疲れたと思ったら、ストレッチポールの上へ乗っています。
他の動きも沢山あって、身体を色々調整できます。

近頃ストレッチポール様々です。

もちろん、子供の手も、様々です。

<<NGシーン>>

うわ~~

もう、こんなもの。

えいっ。

もう やらないよ。
ありがとうございました。

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