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【男の子はやっぱりシャイだね♡】

本日は、1月最後の音読道場の体験会だった。参加者は、お母さんと小6の男の子、そして日本語音読指導者養成講座2期生のHさんが群馬から見学にいらっしゃった。
最初、シャイな小6男子は、部屋の一番後ろの隅っこの席を陣取り、なかなか場に馴染もうとしなかったが、彼の意思をそのまま尊重して無理やり参加させることはぜずに、彼のペースに任せた。前の方の席で、大人たちが純粋に「音読」を楽しんでやっていれば、彼は聴いているだけでも十分な音読体験となる。時々、チラチラと彼に視線を送りながら「音読」を続けていると、一番後ろの席でこちらの様子を伺いながら、付けたままのマスクが動く程、ちゃんと口を開けて、一緒に「音読」に参加していた。可愛い。さぁ、「音読」の体験が終わると、次はサイコロ暗算だ。「ほら、サイコロ振ってやってみようよ。」と彼に声をかけると、カラフルなサイコロに興味を示して、後ろの席から立ち上がり、私たちと同じ席に移動して来た。彼は元々計算が得意なようで、筆算を頭の中でやって暗算の答えを出していたが、数字を分解して、その数字を組み合わせて計算するサイコロ暗算の方法を伝えると、まつ毛の長い目をくりくりさせながら、じっと考えていた。時間はかかるが、ちゃんと答えを出せることを体験してもらうことが出来た。あっという間に終わりの時間が来てしまう。
「どうだった?面白かった?」と感想を求めると、「お腹が空いた!」と一言答えが語って来た。(笑)そう、「音読」も「サイコロ暗算」も一生懸命やると、集中して身体と頭をたくさん使うのでお腹が減るのだ。彼の一言で、しっかり体験出来たことがわかり、ホッとする。

見学にいらしたHさんは、ご自分の子どもの頃の体験をお話してくれたり、一緒に「音読」したりして、体験会をいい感じ盛り上げてくださった。この後、日本語音読指導者養成講座の修了試験があるそうで、「頑張ります!」と言って次の会場へと向かった。

一月も充実した「体験会」だったのがとても嬉しい。さぁ、来月もよろしくお願いします!

旬子先生♡

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