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【心地よい居場所♡】

音読サイコロ道場の本部であるV-Netが、3月中旬に西荻窪から吉祥寺へ移転した。吉祥寺駅から徒歩4分程、近くには井の頭公園があり、良い立地にある。今日は、移転してから初めての指導の日。初めての場所なので、迷って遅れてはいけないと思い、少し早めに家を出る。吉祥寺に行くのはいつぶりだろう?あまり慣れていない場所で、ちゃんと行き着けるかどうか不安だったが、実際行ってみると、駅からの道のりも単純で分かりやすく、早めに到着した。入口の鍵はまだ開いていない。仕方ないので少し周りをウロウロして、井の頭公園の入り口をチェックした。お天氣の良い日は、きっと氣持ちよい散策場所となるだろう。

道場が始まる10分位前に戻ると、玄関の外の傘立てに、濡れた傘が1本置いてあったので、誰か到着して鍵が開いているだろう。入口のドアノブをひねって「おはようございます。」と言いながら中に入ると、O先生が到着していた。子どもたちは、まだ誰も来ていないようだ。内装はWoodyに統一されていて、机や本棚やパティションや床も、全て木目のものが使われている。所々に絵が飾られていて、いわゆる、教育事務所や塾のお教室とは全く違う雰囲氣だった。大きなヘチマが天井から2つぶら下がっているが、よく見ると何とスピーカーで、クラシックの音楽が流れていた♪何とも心地よい空間だ。「教育環境コンサルタント」の松永暢史先生のこだわりが随所に感じられる。

程なく、子どもたちが到着して、音読サイコロ道場が始まった。今日は女の子2人と男の子1人の3人だ。「みんなでグループレッスンにしましょう。」とO先生が声掛けをして、中央に椅子を並べ、O先生の指導が始まった。私も同じ輪に入り、サポートにまわる。担当している2人の女の子とは約1ヶ月振りだ。二人とも、音読サイコロ道場に通い始めてまだ2、3ヶ月の新人さんで慣れていないせいか、とても大人しく、こちらが質問しても黙ったままか、ボソッと小さな声で話すような状態だったのに…今日はよくしゃべる!O先生の言うことに、チャチャを入れたり、キャッキャとよく笑う。前から通っている先輩の男の子方が押され気味だった。(笑)1ヶ月前と随分と様子が変わっていて、2人共とても楽しんでいるようで何よりだ。音読の声もしっかりと発声していて、間違うことなく出来ていた。きっと家でも練習しているのだろう。頼もしく成長していた。

後半のサイコロ暗算もそのままグループで進められた。私は1人の女の子をメインに指導のサポートに入る。こちらも、随分と計算が速くなっている。自分から、どんどんと数字を分解して、上手に暗算して答えを導き出していた。私も、女の子をサポートしながら、O先生の指導法をチラチラと盗み見て、勉強させて頂く。ヒントの出し方や、モチベーションを上げる為の子どもたちへの声掛けなど、とても参考になる。さすがだ。

その間、付き添いのお母さんたちは本を読んでいたり、下の子(弟)の面倒を見ていたり、それぞれの時間を過ごしていた。

順調にサイコロ暗算のレッスンが終わり、締めの「カロム」が始まった。2人の女の子チームと、1人の男の子と女の子の弟がチームを組み、女子チーム対男子チームの対戦だ。さっきまでお姉ちゃんと別だった弟は、みんなと一緒に出来るのが嬉しいのだろう。張り切って、かなり集中して頑張っていた。器用に指を使って、コマを弾き、自分のコマを何個かゴールの穴に命中させ、男子チームの得点に貢献していた。結果は、男子チームの勝利で終わる。よかったね!

みんなで仲良く片付けをした後は、ニコニコ笑顔で、それぞれの達成感を味わって満足氣に帰って行った。

4月からは、体制が変わって、もっと頻繁にV-Netでの指導のシフトが入る予定だ。どんどん成長していく子どもたちと一緒に私も成長できたらと思う。

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