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【幸せ砂時計♡④】

「仕事を選ぶ基準」の Bに該当する
芸術家、音楽家、科学者、医者などは、自分で選ぶというより、元々の個性や才能がそうさせる、選ばれてなると言ったニュアンスがあるとのこと。

お母さんのミルクをやったり、おしめを替えたりする仕事は、その仕事自体に価値がある訳ではなく、「子ども」に価値がある。それと比べて、Bの仕事は、例えば、芸術や音楽などは、仕事そのものに意味があり価値があるので、その価値によって周りから尊敬され、「お布施」のように貰うのが本来の姿だと武田先生はおっしゃる。

だが、「ノーベル賞」や「ショパン・コンクール」のように「」があると、ダメになるとのこと。なぜなら、「賞」に価値や名誉を持たせることで、仕事のそのものの価値が分からなくなってしまい、受賞したからすごい人!などと勘違いしてしまう。また、つまらない利権等が生まれたりするだろう。

本来の価値とは、美しい音楽や芸術に触れた周りの人たちが、いい氣持ちになったり、幸せな時を過ごすことにある。医者や科学者なども同様だ。
「賞」を取って、名誉や権威を得ることに価値があるのではなく、周りの人たちをどれだけ、助けたり、幸せにする仕事が出来たかに価値がある。

以上、3つの基準についてまとめてみた。
あなたの仕事の基準はどれに当てはまるだろう?

A. 恩返しの仕事。
B. 収入を貰わなくてもいい仕事。
C. 自己実現のため、お金のための仕事。


今まで、たくさんの人と「コーチング・セッション」をして来た中で、自己実現のため仕事をテーマにすることが多かったので、武田先生が、Cの基準が一番ダメで「西洋」の考え方だと聞いた時、目から鱗と言うか、驚いてしまった。

確かに「コーチング」を始めとする、様々なビジネス・ツールはアメリカなど西欧から入ってきたモノばかり。それを進んだもの、良いものと信じて疑わずに取り入れ続けてきた。
例えば、ツールが上手く使いこなせずにストレスを感じたとしても、それは自分の未熟さから来たものと思い込み、ツールに欠陥があるから、もしくは、日本人には合わないからなどと考えた事もなかった。

では、C.「自己実現のため、お金のための仕事」とするとどうなるか…。

これは際限が無い。いつまで経っても常に足りないと感じる。もっと、もっとと求めてしまうのだ。だから、幸せを感じることは無い。

際限なく求めてしまうのは、我々人間の欠陥だから仕方ないことだと武田先生はおっしゃる。お金や名誉を際限なく求めてしまう人間であるから、お金や自己実現に幸せを求めても得られることは無いといことであろう。

一方、A.「恩返しの仕事」はどうだろう。仕事を「恩返し」として捉えることで、周りの風景や自分自身の在り方が変わってくるのがわかる。

例えば、仕事で辛いことや大変なことがあったとしても、「恩返しだ」と考えることで、自分を被害者にすることなく、前向きに対処できる。

ここまで、『幸せの二階建て』の話をシェアして来たが、まだまだ、自分の理解が浅く、実感が伴っていないのを感じている。

武田先生がおっしゃるには、『幸せの四階建て構造』で、殆どの人たちは、まだ玄関口か、一階にいるとのこと。(苦笑)

氣の遠くなる程道のりは長いが、探求しがいがあると言うものだ。

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