見出し画像

【マワリテメグル♡】

カタカムナ音読法」を開発した松永暢史先生曰く「男の子は6才になると、先生の声を真似して発声が出来なくなり、自分流の発声になる。」と言う。生物学的なことなのか、かなり長い間、女の子は素直に先生の真似をして音読するが、男の子は6才にして、他人と自分は違うことを主張し始めるらしい。

これを聞いて思い出したのが、昔やっていた合気道の師範の言葉だ。「男は、教えてもその通りやらない。力に頼ってすぐに自己流に走る。女性は言われた通り素直にやろうとするから、上達が速く、教えがいがある。」とおっしゃっていた。

「男性」というものは、子どもの頃から周りと争って、自己の存在を主張したがる生き物のようだ。

このことをカタカムナ流にお伝えすると…
「俺が!俺が!」のエネルギーが「サヌキ」で、目標にに向かって、効率よく直線距離で進み、目的を達成させたり、夢をカタチにする「」のエネルギーで、火柱のような垂直方向のエネルギーだ。

そして、自然からサインを感受して、周りと調和しながら表現するエネルギーが「アワ」で、「」のように自由自在に形を変えて水平方向に移動してあまねく世界に行き渡り螺旋を描きながら循環するエネルギーだ。まさに〜マワリテメグルムナヤコト

これまでの世の中は、「俺が!俺が!」の「サヌキ(男性性)」主導で、損か得かの基準で、効率ばかりを求め、争いの絶えない勝ち負けの世界が長年続いて来た。そのせいで、私たちの大切なものがたくさん壊されて来てしまった…。

これからは、「アワ(女性性)」が「命の方向性」を指し示し、「アワ」が前駆で「サヌキ」が後に続く世の中へとシフトさせる時(潮目)が来ている。まさに「世直し」の時である。

さて、男子の6才から発芽する「俺が!俺が!」のエネルギーを上手に活かすにはどうしたらいいのか?

これが、なんと「合唱」や「音読」で、たくさんの人と声をハモらせるといいそうだ。

体験ある人は分かると思うが、他の人たちと声を美しくハモらせるためには、相手の声をよく聴いて、調和させるように声を出すようにする。こうして氣持ちよくハモらせるようになると、性のエネルギーが調和して、活性化されるという。

あぁ、なんと「カタカムナ音読」の効用の奥深いことか!

カタカムナ音読法」は、「頭が良くなる」だけではなくて、「世直し」にも必要なものではないかと思う。「アワ」の自覚と発奮を促し、「サヌキ」を調和へと誘うのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?