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【今年最後の体験会♡】

今日は、クリスマス!そして「音読道場さいたま支部」の今年最後の体験会だった。参加者がお一人の予定のところ、前日のご案内メールの返信で、体調不良のためキャンセルしますと連絡が入った。残念。参加者はゼロとなってしまったが、旬子さんと予定通り会場に集合して、当日ドタ参の方がいらっしゃるかもしれないと待機していた。

来るかもしれない誰かを持ちながら…二人でスマホの画面に向かって、来年以降の体験会とクラスの日程を整理したり、確認したりする。

9月から、二人で「音読道場さいたま支部」をスタートさせ、最初は右も左も分からずに、がむしゃらに走ってきた。お陰様で、興味を持ってくださる方がポツリポツリと現れて、体験会から継続コースを希望してくださる生徒さんも少しずつ増えてきている。本当にありがたいことだなぁと旬子さんとしみじみと振り返る。

あの風邪騒動で、私たちの日常生活がガラリと変わってしまった。日本の経済はますます落ち込み、彼の地の戦争の影響で、円安、物価高騰と続き、なぜか税金が引き上げとなる。また、日本は先進国の中でも食糧自給率が最も低く、近い将来食糧不足になるとも叫ばれ、国防では、日本にとって重要な東シナ海のシーレーンの台湾、沖縄近海で、きな臭い話が日々現実味を帯びてきている。なんとも暗い話しばかりだ。

この先、私たちの国はどうなってしまうのか?
先の見えない閉塞感と、漠然とした不安をみんながどこかで感じている。

そんな中、音読道場の体験会をやっていて、言葉や言語に立ち返ることはすごく大切なのではと、最近殊に思うのだ。
いろいろ不安に思うのは、私たちの「思考」が麻痺してしまっているからだ。ただ与えられる無秩序な情報を真に受けて、恐怖に駆られて右往左往するのは、本来の私たちの姿ではないはず。やってくる情報だけに頼るのではなく、自分から必要な情報を取りに行き、自分の目や耳で確かめて、感じて、考える。自分はどう感じて、どう考えて、どう捉えるのか。そして、心から何を望んでいるのか。その為にどんな行動をとるのか。一人一人がそうやって、人生の主導権を取り戻した時、私たちの世界は大きく変わるだろう。

それを可能にするのは、私たちの「思考」や「感覚」の種となる母国語の日本語に立ち返り、本来の「音」を響かせることだと信じている。日本語を本物の響きで、音読して、その響きに身体の細胞を共振させ、自らを調律することで、狂ってしまった私たちの感覚を元に戻すことができる。
ピッチが下がったピアノに調律が必要なように、私たちの感覚にも調律が必要だ。狂った音程では、美しい音楽を奏でることは出来ない。

狂った世の中に、なぜ日本語の音読が必要かという理由はここにある。

サンタさんからプレゼント🎁✨わ〜い❣️

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