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【目からウロコが落ちました♡】

9月から旬子さんとスタートさせた音読道場さいたま支部の体験会は五回目を数えるようになった。松永暢史先生が20年前に、勉強が出来ない子を伸ばす学習法として生み出した『松永式音読法』を埼玉で広げようと活動している。

『松永式音読法』は、「読む・書く」力の土台を築く画期的なメソッドで、これまでに多くの実績をあげていて、現在も全国から悩める親子が先生の西荻の事務者へ相談に訪れる。

松永先生のお話を伺っていると、子どもたちが抱えている問題は、学校の勉強が出来ないことというよりは、学校のシステムに馴染めないことのようだ。確かに登校拒否の子どもの数は年々増加している。先生曰く「腐りきった学校教育の現場」で、子どもたちが異臭のする学校に馴染めないのは、当然の事ではないかとおっしゃる。

そもそも日本の教育制度の目的は、自立した人間を育てることなのだろうか?上(支配者層)から言われたことに疑問を抱かず、言われた通りに働く大人(奴隷)を量産する為のものではないのか。戦後、敗戦国となった日本に乗り込んできた戦勝国アメリカGHQの策略であることは知られているが、戦後72年が経った現在でも大本は何も変わっていないのが現実だ。

これだけ多くの子どもたちがSOSを発信していても、本氣で教育を変えようとしている政治家や高級官僚はゼロに等しい。この状況下で学校教育を根本から変えるのは不可能だ。ならば、子を持つ親や、理解のある大人たちが進めていくしかない。松永先生のご本、『未来の学力は「親子の古典音読」で決まる!』が生まれた背景はここにある。

古典の音読で、国語力をつけて日本語了解力を高め、自分の考えを言葉で自在に表現できるようにする。その方法は、超古代日本語のカタカムナや、古典を音読するだけの簡単、単純なものだ。

「音読を習った子と習わない子の差が大きすぎる。日本中の子どもたちがやったらいいと思うが、中々広まらない。」「私の一人の力では限界がある。どうぞがんばって広めてください。」と言う松永先生の熱い想いを受けて、日本語音読指導者として体験会を開催している。

音読道場の体験会では、教育制度についてのお話は特にしていないが、何かを感じて参加してくださる方々は、日本が抱えている問題や閉塞感をどこか深〜いところでキャッチしていて、その突破口をどこかに求めて来ていらっしゃるのかもしれないなと感じている。

例えば、体験会での感想を一部を紹介すると…

「大きな声を出す氣持ち良さで、頭がスッキリしました。」「音の響きが氣持ちよく別世界へとびそうな感覚でした。」「音の響き、言葉の本来の出し方がわかって目からウロコが落ちました。」「正しい発音で大きい声を出せるのはとてもよかったです。」
などが挙げられる。総じて「氣持ちよかった。」との声が多い。

考えるに、この「氣持ちよさ」に私たちの突破口の鍵があるのだろう。

まずは、理解のある大人たちを一人でも増やして、腐った教育制度の犠牲になっている子どもたちを一日も早く救い出せたらと企んでいる。

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