見出し画像

【大人のための深める音読♡】

子どもの国語力を飛躍的に伸ばす究極のメソッド、「松永式のカタカムナ音読法」に、こんなにのめり込むとは…自分自身が一番驚いている。元々日本語そのものに興味は無かったし、日本の古典や文学に面白さを感じたことはなかった。

子どもの頃、母親が近所の子を集めて、英語を教えていた影響もあって、小学生の頃から英語を勉強したり、英検を受けたりして得意教科となり、短大では英文学を専攻していた。英語が出来れば、世界中の人たちと繋がれるし、自分の世界を広げられると信じていた。

卒業後は、アメリカに本社のある外資系の会社に勤めて、海外の人たちと一緒に仕事をし、時には海外へ出張に行ったりして、とてもエキサイティングな経験をさせてもらった。当時、世間では「グローバル・スタンダート」と言う言葉が蔓延り、自分の仕事は時代の最先端を行っていると、鼻息が荒かった記憶がある。(笑)

それから時が経ち…いつしか自分の中のキャリア志向が変化をしてゆき、その会社を辞めて以来、どっぷりと"ドメスティック"な方向へ移行していくが、それでも「日本語」の素晴らしさや大切さに氣付く機会はなかなか訪れなかった。

その後は、武道にはまったり、西野式呼吸法にはまったり、カラー診断やカラーセラピーにはまったり、ヴォーカリストにはまったり、コミュニケーション・ツールであるコーチングにはまったり、振り付けの無いダンス(バイタルダンス)や舞いにはまったり…いろいろやってきた。様々な経験を通して、自分の中を探索し、自分なりに世界を広げてきたように思う。

そして、人生の後半に差しかかり、意識するようになったことは、次の世代の人たちに何が残せるかということ。

生まれてから、こんなに自由で恵まれた生活を送ることが出来るのは、私たちの先祖たちががんばってくれたお陰だと思っている。連綿と受け継がれた生命(いのち)の最先端にいるのが私たちであり、私たちの後にも生命は繋がっていく。その生命たちに何が残せるのかと考える。何を残したいか?

そんなタイミングで出会ったのが、この「松永式」古典音読だった。日本語の素晴らしさや、美しい音の響きは、私たち日本人の根っこ(ルーツ)であり、先祖が残してくれた宝の一つだ。

この音読法で、母国語である日本語を好きになって、国語力を飛躍的に伸ばすことで学力が上がり、子どもたちの人生がより自由に豊かになるのであれば、こんな素敵なことはない。しかも、誰でも楽しく簡単に出来る方法なのだから、出来るだけ多くの人に知ってもらい、体験してもらいたい。

私たちが次の世代に残せる宝物は、日本語の美しい響きだと確信している。その為には、まず、子どもたちの周りに居る私たち大人がそのことに氣付き、納得して、美しい音を響かせることだ。

幸い、この美しい音に響いて、「大人のための深める音読」に参加してくださる大人が集まり始めていることがとても嬉しい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?