思わず反応してしまう人の心理…「社会的証明」の裏にある本音をつく方法
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社会的証明とは。
「社会的証明」とは、「みんなそうしている」という心理が働き、周りと同じ行動をとってしまう原理です。
例)渋谷駅のホームで人が倒れているのに、だれも声をかけない
これは、「多くの人が声をかけない」ということを見て、自分もそうしてしまっているという現象。
田舎の人がいない駅のホームでおばあちゃんが倒れたら、迷わず助けますよね。
こういった社会的証明が、人の行動に及ぼす影響力が高いということを裏付ける実験結果は多くあります。
行動科学者のJ・ノーラン、W・シュルツ、V・グリスカヴィシャスがカリフォルニアで実施した研究によると、省エネ行動に一番影響与えたのは「近所の人の多くがすでに省エネに取り組んでいる」という情報を知ったことでした。
また、「省エネは環境によい」というメッセージは、人の省エネ行動に影響を与えなかったこともわかっています。
反応がほしいコンテンツを作りたいときは、この「社会的証明」の裏をつくと、人は思わずクリックしてしまいます。
参照:「影響力の武器 戦略編」
社会的証明の裏にある本音。
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