統一地方選23前半戦が終了。

こんばんは。

4月9日投開票の2023年統一地方選の前半戦が終了した。

県内でも千葉県議会議員選挙が施行され、定数95議席が確定した。

24年ぶりの県議選@富津市選挙区

富津市選挙区は24年ぶりの県議選を迎えた。自民党公認で7期目の挑戦となる現職と元市議会議員の新人の一騎打ちとなった。

渡辺務(新) 9,131票
吉本充(現) 6,878票

長年の選挙ブランクで情勢が読めない中だったが、現職に対して2,000票差をつけて当選を果たした。吉本氏は県政のパイプ役と市内のインフラ整備を訴求し、市議のほとんどの支援を取り付けた。渡辺氏は世代交代と少子化対策を訴えた。

定数2に対して4候補の混戦@君津市選挙区

君津市選挙区は定数2に対して現職2・新人2の計4人の混戦。

川名寛章(自民現職) 8,576票
須永和良(無所属新人)8,339票
平田悦子(立民現職) 8,093票
船田兼司(無所属新人)2,364票

直近の議席情勢では、自民1・民主系1で落ち着いていた。川名氏は自民党公認として首位当選を死守。須永氏は熊谷県政と石井市政のパイプ役を訴えた。平田氏は立憲民主党公認として立候補し県南唯一の女性候補として奮闘。船田氏は保守系新人として世代交代を訴求した。

県議会の政党別獲得議席

自民 44(-5)
立民 15(+5)
公明 8(0)
共産 4(+2)
国民 2(+1)
維新 1(0)
ネット 1(0)
無所属 20(+8)
※カッコ内は増減数。

無公認の保守系新人などの会派入りを考慮すると、自民は議会勢力の維持を見込む。立憲民主は5議席増。

大阪W選、奈良知事選は維新勝利。

大阪では、大阪府市のW選(府知事選・大阪市長選・府議選・大阪市会選)で大阪維新の会が勝利を収めた。

大阪府知事選は、2期目の挑戦の吉村洋文(維新)が当選を果たす。反維新で結集するアップデートおおさかは法学者で新人の谷口真由美を立て、得票率は13%に留まった。

大阪市長選は、松井一郎前市長の不出馬を受け、維新から横山英幸府議が立候補。アップデートおおさかが支援する北野氏を抑え、初当選を果たす。

大阪市会は大阪維新の会が過半数を獲得し、史上初の偉業を達成した。

奈良県知事選は、保守分裂選挙で維新が割り込み、4割以上の得票で新人の山下真(維新)が初当選を果たした。

維新の会は、神奈川県・埼玉県・栃木県・群馬県で県議会髪議席を獲得した。維新の会の勢力拡大の足掛かりとなった。

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