見出し画像

YouTube分析#01 登録者を買った疑惑の『競馬予想ch』

皆さんはYouTubeの登録者を“買える”ことはご存知ですか?

これはYouTubeでは違反行為なのですが
登録者数を増やすために、この違反行為をする人も中にはいます。

そんな違反行為をしたのでは?

と噂をされていた競馬YouTuberの方がいましたので、
今回はこちらのchを分析したいと思います。

結論から言わせてもらうと
私の見解では“違反行為はしていない”です。

それではどうぞ。

ーー 分析ch ーー


チャンネルの特徴・概要

ch全体的な特徴

・タイトル:『馬券主婦/マリ』
・競馬予想YouTube
・綺麗な女性1人
・ch設定(ヘッダー、概要欄)はしてるけど、文字数少ない
・Twitterからの流入あり(Twitter2000人ほど)
ーーーーーーーーーーー
11月を境に投稿スタイルが大きく変化しているため
・11月からの動画
・11月までの動画
と分けて記載します。
ーーーーーーーーーーー
11月からの動画
・再生数が爆伸び(平均万再生)
・サムネイルもイメチェン(シンプル、人メイン、文字デカ)

11月までの動画
・普通の競馬予想ch
・サムネイル(黒色ベース)

1動画での特徴

・概要欄それなりに書いてある
・#も付いてる
・コメントにアクション
・予想自体も参考になる
・買い方も振り切ってていい

11月からの動画
・見せ方が変わった
・Vlogべースのエンタメ系競馬動画
・しゃべっていない
・予想以外の要素を増やした
・ほぼ予想動画ではない
・コメント数100件以上
・共感コメント
・面白いと評価のコメント
・編集テンポ良い
・女性コメント増えてきた
・30万馬券チャレンジを開始

11月までの動画
・そこらへんの競馬予想(ビジネス系編集)
・コメント数10件ほど
・男性コメントが多

◇考察◇

  • 私生活も公開しVlog系をベースにし、編集スタイルはエンタメ系。テンポ感よく離脱率も抑えていると感じる

  • 競馬予想というよりかは、Vlog動画

  • コメント欄や編集の雰囲気、また競馬というテーマから40代〜50代の男性をターゲットに見据えている。Vlogベースとあって女性からの支持も徐々に出てきた

  • 競馬あるあるネタを挟むことで、共感ポイントを作った

  • 考えていることや私生活をオープンにすることで、ツッコミどころを作り面白さ・癒しの演出。属人性が色濃く出て元々が美人なのもあり、ファン化・差別化につながったと推測

  • 馬券の買い方が思い切りよく、他の女性競馬YouTubeのように露出もなく、なんか応援したくなる(個人的な視点)

  • サムネイルも競合と差別化できており◎

  • 11月以前の動画は普通の予想動画で、差別化ができていない。あのスタイルだと、「的中率を上げる」しかない

▶︎結果▶︎

ターゲット

  • 40〜50代の男性(中高年)の競馬好き

  • 予想が見たいというよりは、競馬のエンタメが見たい人

chのコンセプト
「競馬を楽しむために、競馬の予想を当てたい」そんな主婦の1日


❖アクション❖

改善点

  • SEO対策が半端

チャンネルの概要・動画の概要はしっかり書く
タイトルの【】はいらない
チャンネルタグ・動画タグしっかり入れる

★良いところ・伸びる要因

  • Vlog×エンタメで競馬ジャンルのブルーオーシャンを開拓

  • 生活の一部始終・予想までの一部始終をピックアップすることで、『属人性』『共感』の演出

  • Vlogベースにすることで、世界観の演出(属人性)。エンタメ要素を追加してVlogの弱点補強(視聴維持率)ターゲットへのアプローチ

  • サムネイルの統一感

  • コメントへのリアクション

まとめ・感想

 競馬ジャンルは「予想」というテーマが注目されがちだったが、視点を変えて予想〜結果以外の部分をピックアップすることで、ガラリと印象を変えたch。
 テーマは変わらず「競馬予想」。しかし、Vlog×エンタメという競馬YouTube界では今までなかったブルーオーシャンを開拓。競馬YouTubeは予想の精度が最重要視される地獄の宿命にあるが、そこをスルーして1つのエンタメとして構成してある。喋っていないのがまたシュール。30万円企画も始動し、ストーリーも構築。
 色々と考えた結果の1手ではあるかと思うが、伸びる要素が詰まっていた。競馬の大根おろしさんよ寄りの動画。急にchが伸びて怪しいとの声もあるが、全く怪しくない。本人にしか真実は分からないが、YouTube分析といった視点から話せば、ここまで伸びて当然。てか、まだまだ伸びる。このchを見て自分のchに活かせるか、活かせないかであなたのchは大きく変わる。
 YouTubeは飽和していると感じる人も多いが、少し視点をずらしたポジションに活路があると教えてくれたch。YouTubeはジャンルゲームであると。
 

※これらの分析は私個人が分かる範囲で分析したもので、正確なものではありません。予測の範囲内・個人の感想であります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?