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円グラフ角度計算

CASIO一般電卓 按分比計算


CASIO一般電卓の説明書から按分比計算が乗っていないものが多数を占めてきました。応用計算の項目として例題として取り上げられていました。


どういった計算かといえば報奨金X万円を各支店の売上を元に按分して支給します。と言った内容です。現在であればExcelを使えば早いでしょう。支店がたくさんあれば、電卓で計算するよりそちらが早いです。それでも計算手順は覚えていた方が良いでしょう。



この按分比計算。CASIO一般電卓の計算手順は構成比を求める計算と同一です。


構成比

合計÷100÷÷項目,M+。以降、項目,M+,最後にMR。


按分比

売上合計÷報奨金÷÷支店売上,M+。以降、各支店売上、最後にMR。


操作手順は同じですから、100や報奨金の数字を変えて別の計算にも使えます。例えば、円グラフの角度。紙、鉛筆、コンパス、定規に分度器使って手作業で描くことは少なくなりました。Excel使えば簡単に円グラフが仕上がります。


それでは手作業での円グラフ描画は全く不必要で手順を覚えなくとも良いかと言えば違います。PCが使えない、模造紙に描いて発表する、算数の問題を解くなど手作業の場面はまだ残っています。


構成比の手順合計÷100÷÷項目,M+。以降、項目,M+,最後にMR。を360に変えると円グラフ各項目の角度が求められます。


円グラフ角度

合計÷360÷÷項目,M+。以降、項目,M+,最後にMR。


ただし、360などの3の倍数で除算するさいは、誤差が出ることがあります。お手持ちの電卓に写真のようなラウンドスイッチがあるならば、5/4(四捨五入)、2(小数点以下第2位)に合わせておくと良いでしょう。なければ、人側で小数点以下を四捨五入します。


構成比計算はやりにくいと特定資格の方々がCASIOを忌み嫌い、SHARPを強力に勧めて来ます。構成比のみはSHARPが%キーを用いて計算しますから直感的にわかりやすいでしょう。今紹介した手順を覚えておくと特定資格(または受験を目指す人)でもCASIOはダメだSHARPにしなさいは全く無意味であることが分かります。





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