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定数計算


定数計算の電卓説明書

これはアスカSimple電卓の台紙の裏側に印刷されている電卓の操作説明の一部から抜粋。


抜粋した部分は定数計算の説明。この表だけ見て理解できたでしょうか。もちろん長く使っていればどういう意味かは分かりますが、計算例だけを書いて、これが定数計算だと示されても分かったという人はどれぐらいいるでしょうか。


よく見たら例えば足し算の場合、同じ足し算の問題で同じ数字がある場合、同じ数字を省略できるというのは理解できます。でも説明が書いていないので、どういった場面で使えばいいのかと悩むことでしょう。定数計算が使いこなせるのと使いこなせないでは、計算効率が断然違います。その根拠やソースを出せとツッコむ方もいるでしょう。身近な例として、例えば料金表の場合、例えば全ての料金を100円値上げするといった場合、100を定数において足していけばいちいち+100=の操作をする必要が省けます。何をおっしゃるExcelがあると持ち出さないでください。エクセルは確かに便利です。電卓のようにどこでも転がっているというものではありません。電卓のようにちょっと電源入れて計算してみようかというようなものでもないようです。


そういうことはめんどくさい簡単な計算ができれば良いでもいいのです。説明書にこういう機能があると計算例を示していますから、どういった計算に使えるのか少し丁寧に書いたり、こういう計算をすると便利だと計算例を示すと他の製品と差別化ができるでしょう。


とは言っても消費税込み547円で店に並べられている商品に詳しい説明書がつけるとそれだけのコストもかかるでしょう。5000円で売られている。電卓1万円で売られている。電卓も説明書はこれとだいたい同じですから、製品の内容が理解できているだろうと説明書を簡単なものにしているかもしれません。


四則演算、連続の足し算さえできればそれで良いと言われればそこまでです。ただせっかくあるのですから使い倒せれば547円でコスパ最強と言えるでしょう。





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