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8万円以上のカセットコンロ?なぜそんな高価格のコンロを開発したのか?私はこう考えた!

8万円越えのカセットコンロ!?
桐箱を合わせると約11万円…
そんなカセットコンロをなぜ作った??

カセットコンロトップシェアのイワタニが作ったカセットコンロ。
普通数千円といったところの値段だが、この商品は8万円って普通の数十倍の値段??

皆さんはカセットコンロを買うとなったらいくらくらいを想定する?私は2,980から3,980円くらいかな?記事でも数千円くらいと書かれていたし、多くの人がイメージするカセットコンロの値段がそのくらいなのだろう。

しかし、今回イワタニさんが作ったのは8万円越え!数千円の価格に慣れていたら、「誰が買うんだ?」なんて思ってしまいそうだが、ターゲット層は海外の富裕層ということらしい。もちろん、国内の富裕層もターゲットにしているようだが。

しかし、8万円越えのカセットコンロはビックリしたが、その前から3万円くらいのカセットコンロはあったらしい。料亭などで使われているそうだ。30年以上も続くロングセラー商品だとか。

カセットコンロの値段もそれだけ幅があるんだねえ。しかし、なぜ今こんなに高価な商品を作ろうと思ったのだろうか?

デザイナーさんとの出会い、海外向けの富裕層に向けて何か作れないかと考えたことなどが書かれていた。でも、記事を書いた人の推測としてもう一つの理由も書かれていた。

「なにか新しいモノをつくらなければいけない」といった使命感にかられたのでは?と書かれていた。私もそれもあるのではないかと感じる。

使命感にかられたのでは?とあるが国内シェア85%という高シェアも要因ではないかと思っている。シェアがそれだけあると国内では簡単に売上は伸びない。

海外向けにシェアを伸ばしたいというものあるだろうが、「国内の単価も上げる」という理由もあるのではないだろうか?

3万円が上限でなく、それ以上に上のものがあるとなると、3万円が安く感じる。カセットコンロ自体の値段も上がるかもしれない。

ここからもっと価格帯の幅を広げていけば徐々に値段も上がる可能性がある。個数が同じだけしか売れないなら、利益を増やすためには値段を上げる方法を考えていかなければいけないだろう。

その方法として最高価格帯8万円以上の商品も作ったのではないだろうか?

値上げしていく方法は様々ある。最高価格の商品を新しく開発するそんな方法もあるのだ。

様々な企業の手法から学んでいきましょう!

最後まで読んでくれてありがとう!!
vol.2136


意思決定インストラクター
FSAコンサルティング株式会社 代表取締役 谷川俊太郎

まずは経理情報を経営の羅針盤情報に
そして経営をシンプルに考えられる理論
・佐藤義典先生の戦略BASiCS
・MG(マネジメントゲーム)
・TOC
この3つのシンプル経営理論を駆使し企業改革の後押しを行う「意思決定インストラクター」として福井で企業をお手伝い中!

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