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からやまのチキン南蛮が変わった?これは「うまい!」

からやまが結構好きだ。
……何の話から始めんねん!と思われたかもしれない。

からやま、そう唐揚げ専門店の「からやま」だ。私は結構このお店が好き。味が美味しいのも理由だが、ありがたいのは「夜遅くまでやっている」こと。

私達税理士の仕事は、2月中旬から3月中旬までが一番忙しい時期。最繁忙期。帰って一杯のみたいな~と思っても、アツアツの唐揚げを食べられるなんてことはない。

そんな時に重宝するのが「からやま」。先日もつい買って帰ってしまった。…大好きなチキン南蛮を!(この日は妻の体調が悪く、「悪いけど何か買って帰ってくれる?」と言われたのです。)

チキン南蛮ってどんなのを想像する?私はこういうやつ↓

薄く平べったい鶏肉を上げたものに甘酢のソースを絡めて、タルタルソースをつけて頂く…というのがチキン南蛮のイメージ。

からやまのチキン南蛮もそんな感じだった。しかし、この間買ってみたら違った!

普通の唐揚げ?いや、甘酢とタルタルソースがかかっているようだ。うん、これはチキン南蛮だ!

なるほどな~と思った。というのも、
これだと他の唐揚げと食材は共通する
のだろう。きっと。

チキン南蛮ように別の鶏肉を用意する必要がなくなる。多分これでロスが減る。からやまも店舗数結構ある(全国で125店舗のようだ)し、ロスが小さくなれば経費(原価)が下がる。

値上げ値上げの昨今、こういう対策で少しでもあらがおうとしているのだろうね。

このような、全国で同じ商品を出すチェーン店が、原価を下げようと考えたときに「材料の共通化」は一つの方法だろう。別々の材料を仕入れるのではなくて、使い回せる材料にする。

当たり前にやっていることでも、「変えられないか?」「もっと良くする方法は?」「もっと効率的にやる方法は?」と考えることは重要なことだろう。

このチキン南蛮を食べながら思ったことだ。

え?味が落ちてしまったら意味がないんじゃないかって?
…これが美味しかったんだ。味もこちらの方が好みでした。お客様の満足度を下げずに原価を下げられたなら施策は正解!だよね!

色んな意味で「うまい!」やり方かも。
おあとがよろしいようで。

最後まで読んでくれてありがとう!!
vol.2121


意思決定インストラクター
FSAコンサルティング株式会社 代表取締役 谷川俊太郎
まずは経理情報を経営の羅針盤情報に
そして経営をシンプルに考えられる理論
・佐藤義典先生の戦略BASiCS
・MG(マネジメントゲーム)
・TOC
この3つのシンプル経営理論を駆使し企業改革の後押しを行う「意思決定インストラクター」として福井で企業をお手伝い中!
ご質問等ある方はコチラまで!



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