バカな騒動で取り上げられた旅館だけど、「戦略」の考え方が面白い!こっちにも注目しよう!
SNS時代…
こういうバカはすぐ可視化される。本人たちが思ってもいない罰を受けることになるだろう。
しかし、このニュースで私が気になったのは別の点。「弱みを強みに変えている」旅館の経営戦略!
できる範囲で考えて行動しているのを見るのは大好き!
バカは放っておいてこういう旅館の姿勢にも目を向けましょ!
私が気になったのは記事のこの部分↓
『ホテル寺尾温泉は、ライブを開催できる簡易ホールや多目的ホールを備え、機材のそろった音楽スタジオを有し、ホームページでは「当館は『周りに何もない』を活かし、音漏れなどに気兼ねなく、音楽の連取ができる宿泊施設として設備を整えております」「バンドはもちろん、広い館内や大きな広間もあるためブラスバンドなどの大人数の合宿などにも対応が可能です」と合宿などでの団体利用を呼びかけています。』
『周りに何もない』を活かし
このフレーズがしびれるね。
周りに何もないというのは「事実」だろう。普通この「事実」はどう解釈するだろうか?
「何もない所に来ても楽しくないよね」
「観光にならないよね」
なんてネガティブにとらえるのではないだろうか?
しかし、何もないというのは「事実」ではあるが、ネガティブな要素かというと解釈次第ではそうではない。
周りに何もない
ということは?
周りに迷惑が掛からない
ということだ!
この発想の転換が素晴らしい!
周りに迷惑がかからないから、普段はなかなかできない音楽合宿をしてください!という考え方なんだね。
ライブの練習とかって、確かに練習場は限られてくるだろう。ライブハウス付きの旅館なんて中々ないだろうしね。
ライブハウスというわけではないけど、「迷惑かからないからいいですよ」
と言ってくれているのは、練習する側としても、そして青春の1ページを仲間と共に過ごすという視点でも嬉しいことなのではないだろうか?
あくまで「うるさくしても迷惑にならない」であって、「障子や天井を破るなどの迷惑かけてもOK」じゃないことは理解しないとね。
バカの騒ぎで大きく名前が出たけど、こういう戦略の考え方をしているのは面白いし、素晴らしい!弁償してもらうのは当然として、この騒ぎをせっかくならプラスに変えていって欲しいね!
最後まで読んでくれてありがとう!!
vol.2147
意思決定インストラクター
FSAコンサルティング株式会社 代表取締役 谷川俊太郎
まずは経理情報を経営の羅針盤情報に
そして経営をシンプルに考えられる理論
・佐藤義典先生の戦略BASiCS
・MG(マネジメントゲーム)
・TOC
この3つのシンプル経営理論を駆使し企業改革の後押しを行う「意思決定インストラクター」として福井で企業をお手伝い中!
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