健康診断と同期 ラジオトーク的お話①
というタイトルを前回の投稿の最後につけたのですが、今回からは次回のタイトルをつけるか迷います。
そのお話を書くより先に書きたいものが出てくるかもしれないし、出てこないかもしれないかもしれないので。
なんかお話を書くって打ち込んでると嘘を書いてるみたいになるので、あらかじめ言っておきますが僕の投稿はほぼ実話です。
というわけで、どうも皆さんこんにちはこんばんは。クソチビニートハゲインキャです。
ラジオ感覚で打ち込んでるので、僕が喋ってることを想像しながら読んでくれたら嬉しいな。
・
さてと、ぽてと、
あのー、ついこの間ね、会社で健康診断があったんですけどね、、実は今年の3月?にやる予定だったのよ。
でもね、それがさ、入社前に個人的に受けろってやつでさ、学校とかだと無料で受けれるじゃない?
でもさ、個人的に病院で受けるやつって4.5万かかるのよ。お金が。
まだ働いてない3月に4.5万出費って痛いじゃない。
だからさ、
『このご時世なんで〜』とか
『病院が受け付けてない〜』とか
『病院怖くて行けないから〜』とか言って、9月まで嘘ついて逃げてきたのよ。ずっと言い訳しながらさ。
それでね、この前の9月に会社側が、新入社員向けに健康診断やるっていきなり言いだしてさ。
その理由がさ、俺みたいなやつがたくさんいたのよ。健康診断受けないで逃げてるやつが。だから会社がついに動き出したの。
まあこちらとしては自費で払わなくて良いからラッキーって感じなんですけどね。
でさ、家に事前に送られてきたのよ。健康チェックシートとか、尿検査のカップとかがね。
俺はまあそれ見てさ、
『あ〜、こういうことやるんだ』とか
前日の21時以降は水以外飲んじゃダメとか書いてあってね。
でさあ、読んでいくうちにさ、検査項目に
"採血"って書いてあんのよ。
それ見た瞬間、『なんでだよ!!』って声出ちゃってさ。
それもさ、俺、めちゃくちゃ血が嫌いなの。
まぁ話は小4の頃、エイリアンって呼ばれてた女の子の話になるんですけどね。
(めっちゃ変わるやん!!ってツッコミ欲しいかな)
・
あのー、小学校って、給食当番とかあるじゃない?
当番の人がご飯よそってくれるやつ。
それでさ、その週の給食当番が、そのエイリアンって呼ばれてた子だったのよ。
俺は別になんも気にしてないんだけどさ、周りの男子が
『絶対病気になる』とか
『ノロになる』とかはしゃいでるのよ。
いやぁ、これ、今だったら完全にイジメだからね(笑)
でさ、周りの男子がそんなこと言うから、俺も心のどこかで病気になるじゃないかとか思ってて、
でも、ちゃんと給食完食して帰宅したのよ。
そしたら、見事に気持ち悪くなってさ、めちゃくちゃ吐いたのよ。
一回吐くとかのレベルじゃなくて、一日20回とか。
だんだん口から何もでなくなってさ。
親も流石に心配して、近所のクリニックに連れて行ってくれたの。
でまぁ、色々検査してもらったらさ
まさかのノロウイルス
『おいエイリアンまじかよ〜』って
実際は俺のおばあちゃんが牡蠣食って当たったのがうつっただけで、エイリアンは何も悪くないの(笑)
で、お医者さんが『栄養が足りないので点滴しましょう』って言ってくれて2時間くらいかな?病院のベッドで注射してチューブ繋いで点滴してくれたのよ。
そしたら本当にすんごい元気になってさ。吐き気も無くなったの。小4ながら『点滴すげぇ!』って
でね、2時間が経過して、先生が『終わりましたよ〜』ってきたのよ。
で、点滴入ってる袋、銀色のポールに吊るしてあるやつあるじゃん?
先生はあれを取り外そうとするんですよ。
俺は元気になったからそれを横目でジロジロ見ててさ。
そしたらさ、いきなり、
ピューって
真っ赤な血が、チューブ伝って俺の体内から点滴の袋に逆流してるの。
え?
え!?って
俺もうパニックよ。
そしたら先生は大爆笑。
というのも、点滴の袋って圧力が関係あるらしくて。人の身体より下にすると圧力の関係で液体が逆流しちゃうんだって。
だから俺の体内から血が逆流してきたの。
これが俺が血を嫌いになった理由なんだけどね。
だから医療番組も見れないし、点滴、採血も大の苦手。
・
こういうわけで、健康診断の"採血”の文字を見てから、2.3週間?毎日頭をよぎるし落ち着かないの。
で、研修で仲良くなった同期の女の子とさ、
『健康診断もうすぐだね〜』とか
『それまでにダイエットしなきゃね〜』とかLINEしててさ。
いざ当日ですと。
朝から健康診断の会場に向かったの。
そしたら、まぁ先に来た男子女子が沢山いてさ、
待合室で受ける順番みたいのを確認しててさ、
まあ最初は身長、体重、視力ですよと。
で、最後の方に書いてあるの。 “採血”って。
もうそれはそれはラスボス感すごくてさ(笑)
で、いざ採血ですよと。
『次の方〜』って呼ばれてさ、
『確認のため生年月日、名前、教えてください〜って』言われてさ、
もうその間に先生は、
『聞き手は右手ですよね〜?』
『じゃあ左手にしますね〜』って
俺が答える前に、止血?のチューブを腕に巻いてるのよ。
『では抜きますね〜』って言われてさ、
俺ちょっと心の準備できてなくてさ
『あと10秒待ってください!!!』って言っちゃってさ。
そしたら、ちょうど同じくらいのタイミングで、
隣のブースから
『え!?痛くないですか〜!?電気ビリビリ来ないですよね!?』みたいな声が聞こえるのよ。
隣のブースって多分心電図かなんかでさ、
『いやいやお前、、、心電図なんて採血に比べたら余裕だろ!!!』
って俺は心の中で思っちゃってさ。まじでムカついたの。なんで心電図ごときのお前がグズってんだよって。
で、そしたらさ、採血の先生がもう5秒くらいカウントしててさ
『もうやりますね〜』って
俺はさ、
『いや後5秒!!』まだ10秒経ってないですやん!って、
バンジー飛ぶ前みたいな感覚ですよね。飛んだことないけど。
そしたら先生も
『もういい加減やりますから、横見ててください』
『チクっとしますよ、はい、深呼吸〜』
って言われてさ
まぁ、実際やってみたらチクッとするだけで全然痛くないし、
『え?もう血抜き終わった?』って思って正面向いたんですよ。
そしたらさ、あの、ハリーポッターのスネイプ先生の最期の記憶保存しておく小瓶?(理科のフラスコみたいなやつ)3本分も血抜いてる最中でさ。
俺、力抜けちゃって
『はぁ〜う』って声出しちゃったの。
先生めちゃくちゃ笑ってるんだけど、
『お前、笑い事じゃないから。まだ血抜いてますよとか言ってよぉ〜』
で、無事終わってさ、お家帰ってさ、
同期の女の子から『健康診断どうだった〜』って『採血怖かったね〜』ってLINEきてさ。
そんなんビビってたなんて言えないじゃない?カッコ悪くて言えないわ!!って思ってさ
『いやぁ〜、余裕だったね(笑)』って送ったのよ。
ドヤ顔で調子乗ってね笑
そしたらさ、ちょっとして返信きてさ、
『そうだよね〜笑
でも、すごいグズってたじゃん』って
いや、隣で心電図受けてたのお前かい!!!!!
って、全然バレてたっていう話。
第一話 健康診断と同期 完
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?