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群馬県での日常は、いつ戻ってくるのだろうか?

山本一太知事は昨日、経済活動の再開についてのガイドラインを発表した。

一言でいうと、「慎重」である。  

知事が慎重な5つの理由

①群馬県は東京に近い  

都内ではまだ収束していないためリスクが高い。

②新型コロナウイルスについて未だ不明なことが多い          

無症状の陽性者は他人にうつさないと云われてきたが実は感染させやすいということがわかってきたり、若い人は大丈夫だと云われていたのに米国では子どもの重篤者や死者がでてきている。 

③第2波、第3波に常に備えておく 

こんな感じになると私は思っています。⇩

④いつでも警戒度をあげられる体制 
⑤緩みの防止  

山本知事は、西村康稔新型コロナ対策担当大臣に、群馬県は5月14日の緊急事態解除を見送るように伝えるとのこと。(特別警戒都道府県以外の34県は緊急事態宣言解除の方向)

どんなガイドラインか?

群馬県では以下⇩のように、ガイドラインを設定します。現在は、最大の警戒度④です。緩和(下げる)は2週ずつ1つずつ。

警戒度の上げ下げの判断基準は、以下⇩の通りです。キメ細やかなエビデンスベースです。

経済や学校はいつ再開するのか?

このまま何もないことを前提にすると、5月14日(16日からになるかも)からは警戒度③に引き下げる予定です。1部を除いての外出自粛要請の解除が行われますね。映画館や集会場、商業施設も営業されて居酒屋、飲食店の時短要請も解除されます。10人以下ならイベントもできます。

そして何もなければ6月1日からは警戒度②、週2~3での学校再開が行われる可能性が高いですね。県境を跨いでの移動もできます。(東京の状況にもよりますが)スナックやカラオケ、キャバクラ、ライブハウスも可能、遊園地やスポーツクラブもここで解除されます。50人以下のイベントも可能です。

そして順調にいけば、6月15日頃に警戒度①、病院や老人ホームに面会に行くことができ、学校も通常通り、「新しい生活様式」を実践すればほぼ日常に戻ります。

知事の「慎重論」には、その慎重論も含めて色々意見があるだろうし、先行きが未だ不透明なことも多いが、指針が示しされたことで、少し出口からの光が見えてきた気がする。

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