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現代人が今すぐハンドパンを始めた方が良い4つの理由

みんなにハンドパンを届けたい

この記事は
★新しい趣味を探している人
★民族音楽など癒し系の音楽が好きな人
★ヨガやDJをしている人
にオススメです。

伝えたいメッセージはひとつ
みんな…今すぐハンドパンを始めるのだ…

先日先輩の紹介によりハンドパンの体験レッスンを受け、即座に習うことを決意した。体験レッスン終了後より興奮が止まず「ハンドパンで無になったんです!」と各方面に報告していたのだが、ここまで何を言っているか分からない報告もないだろう。


そもそもハンドパンとはなんだ?

ハンドパンとは、フライパンをベコベコにしたものを2つ重ねてUFOみたいにした楽器である。ハンドパンの名からもわかるが、手で叩いて演奏する。ちなみに、宙に浮くことはないので胡座で腿に乗せて演奏する。ハンドパン用のスタンドなんかもある。

日本のハンドパン奏者は、Matsumoto Zoku、久保田リョウヘイ、峯モトタカオなど。
海外では、Giolì & Assiaというハンドパン×DJのユニットなどもいる。
Four tetという方もハンドパンを使った楽曲を作製している。※敬称略

ハンドパン自体は2000年にヨーロッパで生まれた比較的新しい楽器ではあるが、この音色は民族音楽好きにはたまらない。癒やし系でトリップ出来る独特の音色なのである。

こいつこの前、プラネタリウムでもトリップしてたよな…という事に気がついた人はこちらも読んでくれている方ですね、ありがとうございます。


◆ハンドパンの体験レッスンで無我に至った話

で、本当に、やばい。

先輩のお姉様に紹介していただき体験レッスンに参加することになり、高田馬場のスタジオへ。先生は遅れての登場との事で、先にハンドパンを触って待っていることに。今回はレッスンはお姉様と、僕と、もう一方生徒さんがいた。

事前に軽くハンドパンのサイトを予習して、水面を波立たせずに波紋だけつくるみたいな感じという前情報だけ仕入れて、なんとなく触ってみた。
※予習したサイト:丸いブログ「ハンドパン道場(DoJo)オープン」

不思議!!!

これが意外と難しくて、音が出たり出なかったりする。丁度よく叩くとすごく綺麗に響く。離すタイミングが遅かったり、角度が変だと響かない、ぺちっとなってしまう。

面白い…!!最近ボタンを触ればまともに音が出る電子楽器ものばかりいじっていたので、新鮮である。鳴らない…。面白い…。

そうこうしているうちに先生登場。想像以上に日本人離れしている…。

レッスンは初歩の初歩から教えてもらえた。音の出し方、スケール、理解度に合わせて教えてもらえる。

やってみてある程度慣れてきたら、これはどう?と新しいリズムパターンや、新しい鳴らし方を教えてくれるので、無駄がない。次の課題、次の課題に夢中になれる。

そして先生がハンドパンを鳴らした時、衝撃を受ける。

なんというか、美しいのだ。音色もさることながら、動きに無駄がなく、それでいて音は響く。響く…。同じ楽器か?と疑いたくなるほどに、音が響く。不思議である。

鳴らしていると、反対側から先生が、お手本を見せてくれたり、僕が鳴らしているものに対して、アドリブを加えたりしていく。時には僕の手を使って音を出してくれる!するといい音がなるから不思議だ。

特に印象的なのがレッスンの締めくくりだ。
レッスンの最後に、生徒さん3人で8ビートの練習をした。
リズムを刻んでいると、順番に、アドリブを求められる。
もちろんお手本も見せてくれる。
ちょっとむずかしいけど上手くはまるとかっこいい。

三人で叩くハンドパンの気持ち良い音色が響く。
あっという間に1時間ほどのレッスンが終了していた。
「もう終わり??」と思うほど一瞬に感じるレッスンだった。

1番楽しんでたよと言われた。
実際そうだと思う。
ということで、トリップして1時間のクラスを終えた。

みんなにオススメしたくて仕方ないので、
ハンドパンの良さ、ハンドパンを習うことの良さをまとめてみた。

では、4つのハンドパンを始めるべき理由を説明しよう


現代人が今すぐハンドパンを始めた方が良い4つの理由

1.何より癒される


現代人には圧倒的に癒やしが足りない。
陰と陽でいうなれば、陽、陽、陽ばかりで陰がない。
過剰な労働、過剰な刺激、ストレスにまみれている。
偏っている。

ハンドパンの音色は自然で優しく、
聴いているだけで気持ちがほぐれていく。
自分が奏でるバイブレーションに耳を傾けているだけで、
リラックスしていく。

楽器の特徴として、力んでいてはいい音は出ない。
自然とちょうどいい具合に脱力する。
力を抜き、癒やしの音色に耳を傾ける。
想像以上の気持ち良さを味わえる。


※Photo by Jeremy Bishop on Unsplash


2.夢中になれる


あなたは日々の生活の中で試行錯誤しながら、
夢中になるような時間が取れているだろうか?


ハンドパンは音色を綺麗に鳴らすことが難しい。
音を鳴らせるか自体が第一の関門でもある。
簡単にはできないが、まぐれ当たりでもたまに上手くいく。
そんな絶妙な難易度だ。

自然に試行錯誤する。だんだんうまくなっていく。
上手く演奏が出来た時の喜びは筆舌に尽くしがたい。
上達する喜びを知る。

目の前の課題に夢中になり、
達成出来る喜びに全神経を集中させている時、
おそらく歳は取っていない。
時間はほぼ止まっている。

※Photo by Greg Rakozy on Unsplash

3.創造的になれる

ハンドパンは9つの音階と打楽器的に打ち付けるような双方を組み合わせる。ピアノやギターなどに比べたら、出せる音の数自体は少ない。もちろん、速度や高度な奏法など、プロの演奏を聴くと、どうやって演奏しているのかすらわからないような奥深さもある一方で、初心者におけるハードルは低い。メロディや曲をなんとなくでも、自分で創っていける。

なんとなく音を出しているだけで、
曲っぽくもなれば、アドリブっぽくもなる楽しさがある。
時間を忘れて楽しめる。

僕はこれまでいくつか楽器をやってきたが、
クラシックピアノを中途半端にかじった弊害で楽譜がないと演奏出来ない。アドリブなどもってのほかである。

それがコンプレックスでJAZZ研に飛び込んだ事もあるが、
どこから手をつけていいのかわからず、結局挫折してしまった。
※JAZZ研は聴いているだけで楽しく、
ハイレベルな生演奏を間近で聴けるのでJAZZ研自体は大好きだ。

だが、ハンドパンは勢いで弾ける。
厳密には曲になっている訳ではないので、
理論や構成は追々学んでいくとして、とりあえず勢いで叩いて楽しい。
それでもそれっぽくセッションが出来る。

ともかくハンドパンを通して、僕は楽譜の呪縛から解放された。
考えるよりも感じながら、
叩いているとだんだん頭がクリアになっていくように感じる。
自分の創造性を刺激される。

※Photo by Jack B on Unsplash

4.世界が広がる


ハンドパンを叩いてみるまで、
僕はハンドパンが自分にフィットする事は知らなかった。

やってみないとわからないことは多い。
たまたま、誘われて体験にいった事がきっかけで、
こんなに熱中出来るものがみつかるとは思ってもいなかった。

新しい事をすると、全てが刺激的だ。だから、色々な事に気づく。

ハンドパンのレッスンやワークショップには、様々な人が集まる。
先生も含めバックグラウンドは様々だ。

価値観も考え方も違う人々と話す時、
それが雑談であっても多くの気づきを得られる。
楽器の弾き方のみならず、
新しい楽器を習うという事自体から学べる事は多い。

また、ハンドパンは素朴で寛容な楽器だ。
なので、どんなジャンルにも応用が効く。
たとえば、ヨガ。ヨガに合わせてハンドパンを聴く。
ハンドパンを聴きながらヨガをする。
めっちゃ気持ちいい。

実際にハンドパン×ヨガのイベントは最近増えている印象がある。
例えばこんなものがある。
 久保田リョウヘイさんのヨガコラボイベント
ヨガによる癒やしとハンドパンによる癒やしの親和性は高い。

DJともマッチする。
ハンドパンは素朴故に、フレーズを繰り返すような、
ハウスやテクノといったエレクトロな音楽とも親和性がある。
ルーパーと言われるようなエフェクターを使っての演奏も気持ちいい。

ハウスやテクノに合わせてハンドパンを叩いていたら
時間を忘れられるだろうなぁ…
今はそんなパフォーマンスをすることを夢見ている。

これまで知っている世界に共鳴しながらハンドパンが新たな可能性が生む。
世界が広がっていく感覚を味わっている。

※Photo by Joshua Earle on Unsplash

音色に癒やされ夢中になって試行錯誤しているうちに無になる。
創造性を発揮していく。
その中で、新しい自分も知れる。
習うまで出逢わなかった人達と出会う。
新しいことを教わり世界が広がる。

最高では…?
わくわくが止まらない。
さぁハンドパンを始めよう。

ハンドパンやレッスンに興味を持った方はコメントか、僕に連絡をとってくれれば師匠を紹介します。ご連絡お待ちしております。

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