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無意識の出会いが今日を創っている


メキシカンナイトという謎の会が丸の内で開催された。Twitterがきっかけ。参加者は外資SaaS、大手仮想通貨交換業、大手金融、コンサル、FintechやブロックチェーンのCXOたち。実に多彩なメンバーでほとんど面識が無い方ばかりだった。

最近も投資、コンサルとクライアントワークを続ける日々だが、相変わらず「これをやろう!」と決めて瞬時にご一緒できる方の多くは5年から10年の間に偶然出会った人たちだ。営業も今日の数字は3ヶ月前の自身の活動成果とよく言われるがその通りだと思う。成果が出ていなければ過去の活動に問題がある。量なのか質なのか両方か。そして今という時間の活動が数ヶ月、数年先の仕事になる。

我々はクライアントワークのプロファームなので面白いテーマ、チャレンジしたいテーマがあればどんどん仕込みをしていく。上手く立ち上がるものもあればそうでないものもある。ただし、最近では波、トレンドのような物が少しずつではあるが分かってきた。また、初期にどのような属性の企業、役職レイヤーが関心を示すかでもその後のトレンド予測が多少なりともつくようになってきた。

しかしながら少ない力では大きな成果は出せない。メキシカンを食べながら話していて感じたけど、吉村家を目指すのか、町田商店を目指すかで言えば同じフィールドだが求められるものが全く異なる。どちらも美味しいラーメンである事は間違いない。

クライアントワーク、プロファームは職人仕事になりやすいからこそ、最近はタスクをどこまで定型化、単純化するか考えていた。しかしながら複雑な構造、問題こそ事業機会があり、ロボットのように思考せず作業するだけで進むようなものは多くがコモディティ化してしまう。となると吉村家方式を目指していくわけだが最近話を聞いていて参考にしたいモデルが大手弁護士事務所のパートナーモデルだ。

歴史に残る、子孫に残る仕事、プロジェクトを一つでも残していきたい。そのために長期目標を立てた。45歳で〇〇をする、55歳で〇〇をする。そのために35歳までに現在の仕事のお金、人材の総量を45歳までの10年で拡大してパワーをつけていく必要がある。
その際、どのラーメン屋方式で行くのか、核となる人員構成はどうなるのか、慌てず時間をかけながら試行していく。

そんなことを考えたメキシカンナイトだった。こうした偶然の出会いを今後も大切にしたい。

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